今回は音楽業界を目指す全ての人々のためにガイドブックを作成してみました。

音楽関係の仕事、全20職種の概要とその求人や仕事に就く方法をまとめました。

 

難しい「仕事選び」という仕事。

是非、以下のリストを活用してスムーズに進めてください。

 

まずは音楽業界の仕組みを確認してみましょう。

チャンス

【例】音楽業界の仕組み・仕事の流れ

ひとくちに音楽業界といっても、色んな仕事があります。

例えばアーティストがデビューしてCDを発売するとなると、このような人たちが関わってきますよ。

音楽業界の仕組み

 

これはほんの一例で、実際はもう少し複雑になりますね。

ひとつの組織が多くの役割を担ったり、そもそもCDを作らず配信のみで販売することも増えてきました。

 

さらにライブ活動をするとなるとコンサートプロモーターやライブ会場に関わる仕事など、音楽業界の仕事は実に多岐にわたります。

それでは以下でそれぞれの仕事を詳しく見ていきましょう。

 

①アーティスト/バンドマン

artist

 

まず思い浮かぶのがアーティストやバンドマンですよね。

一概に「こうすればアーティストになれる!」という方法はないです。

多くはレコード会社のオーディションを受けることになるでしょう。

 

まずは音楽の専門学校に入って、実力をつけるという人も多くいます。

また、最近ではレーベルや音楽事務所に所属せず個人レベルで生計を立てる人も多く出てきました。

自分の目指す音楽スタイルを考えて活動方針を選んでいきましょう。

バンドマン/アーティストになるには?

  1. 専門学校で演奏技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
  2. または、独学で身につける⇒演奏力を上げる7つの方法 
  3. 音楽教室に通う⇒人気のおすすめ音楽教室ランキング!【大人むけ】
  4. レーベルに音源を送る(オーディション)⇒音源を募集しているインディーズレーベル/「バンドコンテスト」11選/デモ音源オーディションを実施しているメジャーレーベルまとめ
  5. または、独立する⇒トップへ戻る

 

②スタジオミュージシャン

musician

 

レコーディングやライブの演奏面でのサポートをするのが、スタジオミュージシャンの仕事です。

学歴、職歴、性別、などは一切関係がなく、特別な資格などなくても、楽器が演奏できれば誰でも目指すことができます。

多くはレコード会社や芸能プロダクションに所属して活動しています。

 

実力がある人はフリーランスでも活動していますね。

高度な演奏能力がもちろん必要になってきます。

また人脈や経験も大切です。

まずは演奏技術を磨くため、音楽の専門学校を目指すことになりそうです。

スタジオミュージシャンになるには?

  1. 専門学校で演奏技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
  2. 音楽教室で演奏技術を学ぶ⇒人気のおすすめ音楽教室ランキング!【大人むけ】
  3. 会社の専属になったり、コネを作ったりする⇒スタジオミュージシャンになる方法 

③DJ

dj

 

楽曲を選曲し、フロアを盛り上げ音楽の魅力を伝える仕事です。

実は今、一番儲かる音楽関係のお仕事ではないでしょうか?

かの有名なテイラースウィフトの恋人、カルヴァンハリスは世界一稼ぐDJとして有名で、年収は78億円(!)だそうです。

 

楽曲のデジタル化がすすみ、誰でも自分の好みのプレイリストを作れる時代になりました。

今後いっそう盛り上がる職種だろうと考えられます。

 

プロになるにはクラブの専属DJになるか、フリーランスのDJになるかということになります。

バンドマンやミュージシャンと同じく定型文的な成功の方法はありません。

今は音楽専門学校でもコースがあり、技術を学ぶことができます。

また最近ではDJの専門学校も登場し人気を集めているそうです。

クラブDJになるには?

  1. 専門学校で技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
  2. アルバイトからクラブのDJをはじめる⇒DJのアルバイト-タウンワークDJのアルバイト-バイトル
  3. DJのレッスンがある音楽教室を探す⇒人気のおすすめ音楽教室ランキング!【大人むけ】




④作詞家 作曲家

楽譜

 

レコード会社や音楽プロダクションの依頼を受け、コンセプトにそって曲を作るのが作曲家です。

そして、作曲家の作ったメロディに言葉をあてていくのが作詞家ですね。

作曲家を目指すなら最低でもギターかキーボードを弾けて、コードに関する知識が必要です。

作詞家は言語センス、流行に敏感などあらゆるセンスが求められます。

 

仕事のスタートは音楽業界の人に認められるか、もしくは人づてというケースがほとんどです。

いわゆる「コネ」を見つけるため専門学校に行く人も多い。

 

しかし、今は業界の人に気づいてもらえるツールがたくさんあります。

例えば、あのヒャダインさんはニコニコ動画への楽曲投稿がきっかけでプロデビューしました。

さらに言えば最初からフリーランスの作曲家として生計を立て、プロとして活躍する人も出てきました。

作曲家、作詞家を目指すなら今ならネットを通じてどんどん自分の作品を世の中に発表しよう。

作曲家、作詞家になるには?

  1. 専門学校、大学で技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
  2. 音楽プロダクションに作品を送る⇒音源・デモテープを募集している音楽プロダクションまとめ
  3. または、独立する⇒【作曲家で稼ぐ!】音楽クラウドソーシングサービスまとめ / 【音楽でメシ】の「こおろぎさん」が完全にバイトを辞めて音楽専業になったと話題に 




⑤アレンジャー

歌う人

 

作曲家が作ったメロディをもとに、メロディ以外の部分を作り上げるのがアレンジャーの仕事です。

ディレクターからの“ドラマチックなブリッジにしたい”といったような要求に応えながら、アーティストの魅力を引き出し、良い作品に仕上げていいます。

音楽制作において非常に重要なポジションです。

 

プロとして活躍するには音楽専門学校で技術を習得⇒師事する音楽家、アレンジャーの下で経験を積むということになります。

また最初から作曲家、作詞家とおなじく最初からフリーランスで活動するのもよいでしょう。

最近ではクラウドソーシングサービスで音楽(編曲)の仕事を探すこともできます。

アレンジャーになるには?

  1. 専門学校、大学で学ぶ⇒スタディサプリ進路
  2. 音楽プロダクションに作品を送る⇒音源・デモテープを募集している音楽プロダクションまとめ
  3. または、独立する⇒クラウドワークスで音楽の仕事を探す。




⑥サウンドクリエイター

daw

 

作曲家と近似値の領域になりますが、こちらはいわゆる効果音やBGMもつくります。

ゲーム音楽制作やCM 音楽制作などさまざま場面で必要な音をつくっていく仕事です。

 

クライアントのオーダーに応じてシーケンス・ソフトで音楽を作っていくことになるので、コンピューターや音楽に対する知識が必要になります。

ゲームの世界に入るにはゲーム会社へ就職します。

専門の転職サイトを利用してみましょう。

サウンドクリエイターになるには?




⑦音楽プロデューサー

プロデューサー

 

小室哲也さんつんく♂さん小林武志さん亀田誠司さん秋元康さんなど日本の有名プロデューサーは憧れの対象です。

音楽プロデューサーになるには業界で圧倒的な実績が必要です。

例に挙げた方々もミュージシャン、バンドマン、作曲家、作詞家など出身は様々です。

目指す、というより結果的になっているものなのかもしれません。




⑧ディレクター

ディレクター

 

プロジェクトの総監督であるプロデューサーのもとで、現場を仕切ったりアーティストのケアをするのがディレクターです。

一度に数人のアーティストを担当し、すらばらしい音楽を生むための戦略を練り、レコーディングでは現場スタッフを仕切り、また新人発掘や育成などその仕事は多岐にわたります。

 

レコード会社の社員が務めるケースが一般的です。

中には音楽プロダクションや音楽出版社に所属するディレクターも。

最初はアシスタントとして現場に入るのが一般的です。

ディレクターになるには?

    1. 大学を卒業し就職に有利にしておく⇒スタディサプリ進路
    2. 音楽業界の会社に就職する⇒音楽業界を目指す就活生・大学生におすすめ!あなたの知らない就職サービス5選
    3. 音楽業界の会社に転職する⇒ミイダス (詳しく⇒音楽業界を目指す人にもおすすめ!転職サイト「ミイダス」が使える件
    4. またはアルバイトから叩き上げで頑張る⇒音楽関係(業界)のアルバイト求人をあらゆるサイトで検索してみた




⑨レコーディングエンジニア・ミキサー

PA卓

 

録音時にマイクをセットしたり、ミキサー卓で音のバランスをとったりイコライジングなどを施すのがレコーディング・エンジニアおよびミキサーの仕事です。

非常に奥深い仕事で、音楽活動の基礎となる音源をつくるキモとなる仕事です。

 

いかにアーティストやディレクターの理想とする音を作れるかどうかがエンジニアに求めれれるとことでうす。

またレコーディングエンジニアではなく、マスタリングを専門とするマスタリングエンジニアもいます。

マスタリングは音楽が様々なメディアで再生されても大きな差異がなく楽しめるように音を調整する工程です。

 

現代ではテレビやラジオに加えて、音楽ストリーミングサービスやYouTubeなど音楽が聴ける場所が増えました。

そのためマスタリングの技術も高いモノを求められます。

このようにマスタリングエンジニアは市場の環境を加味しながら、最適な音作りを仕上げる仕事です。

 

対してレコーディングエンジニアはよりアーティスティックに音作りをする段階の仕事だと言えるでしょう。

レコーディングエンジニアには優れた耳と感性、体力も必要です。

特殊な技術がいるため、エンジニアの多くは音響関係の技術を扱う専門学校を出てからスタジオに就職しています。

 

レコード会社やスタジオに就職するほか、自分でレコーディングスタジオをもつフリーランスもいます。

多くの有名スタジオが閉鎖する昨今において、独立する道も考えておくが無難でしょう。

レコーディングエンジニアになるには?

    1. 専門学校で技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
    2. レコード会社やスタジオに就職する⇒音楽業界を目指す就活生・大学生におすすめ!あなたの知らない就職サービス5選
    3. レコード会社やスタジオに転職する⇒ミイダス (詳しく⇒音楽業界を目指す人にもおすすめ!転職サイト「ミイダス」が使える件
    4. または、独立する⇒バンドマン仲間に伝えたい凄腕レコーディング・エンジニア3選




⑩クラフトマン・リペアマン

楽器工房

 

楽器をデザインし、材料選び、切削と組み立て、塗装などの作業を行うのがクラフトマンです。

大手メーカーの工場や工房に勤務し、工場では機械を用いた大量生産を、工房では手工的な楽器作りを行っています。

 

リペアマンは楽器メーカーや楽器店に勤め、完成したばかりの楽器や輸入楽器が店頭に並ぶ前の最終調整や、ユーザーから依頼された修理・調整を行います。

ギターの場合は音楽専門学校のクラフト科に入学し、楽器メーカーへの就職を目指すことになります。

では、先人のリペアマンやクラフトマンはどういった経路でこの職業に就いたのか?

独立した方の場合に限って言うだけでも、コレはもう千差万別だと思われます。

  • メーカー(工場)に入社してある程度の経験を積んだ上、独立する方
  • 楽器商社に入社して、メーカーサポートをこなす内に技術を得て独立する方
  • 楽器店に入社してリペアを経験して独立する方
  • 自分で修理をやっている内に仕事になった方
  • リペアショップ・製作家などに弟子入りして経験を積む方

引用元:http://repairtech.seesaa.net/article/3580442.html

クラフトマン・リペアマンになるには?

    1. 専門学校で技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
    2. 楽器メーカーや楽器店に就職する⇒音楽業界を目指す就活生・大学生におすすめ!あなたの知らない就職サービス5選
    3. 楽器メーカーや楽器店に転職する⇒ミイダス (詳しく⇒音楽業界を目指す人にもおすすめ!転職サイト「ミイダス」が使える件




⑪ローディ/テクニシャン

ローディー

 

ミュージシャンの楽器を、本人に代わって管理する仕事です。

楽器をいつもベストの状態にメンテナンスしておくのはもちろん、コンサート会場やスタジオにも同行し、搬入出とセッティング、チューニング、時には音出しのチェックまで任されることもあります。

いわゆる「付き人」の役割も担います。

 

自身もミュージシャンやリペアマンと兼任しながらローディを行う場合や、職人的なローディもいます。

テクニシャンとは特にレコーディングの現場で、ミュージシャンやエンジニアと一緒に音を作っていく仕事です。

誰よりも楽器に詳しく、音の作り方をプレゼンする必要があります。

 

受け持つミュージシャンのクセや音楽性を十分に理解し、信頼を得ることも肝心です。

こちらは音楽プロダクションなどが募集しています。

また、各種音楽雑誌には有名ミュージシャンがローディを募集している広告が頻繁に載っているのでそちらもチェックしておきましょう。

ローディ/テクニシャンになるには?

  1. 専門学校で技術を学び人脈をつくる⇒スタディサプリ進路
  2. 音楽プロダクションに就職する⇒音楽業界を目指す就活生・大学生におすすめ!あなたの知らない就職サービス5選
  3. 音楽プロダクションに転職する⇒ミイダス (詳しく⇒音楽業界を目指す人にもおすすめ!転職サイト「ミイダス」が使える件
  4. または、ミュージシャンに師事する⇒バンドマンやミュージシャンにおすすめの音楽雑誌9選




⑫コンサートプロモーター/イベンター

コンサート

 

コンサートのすべてを取り仕切る、コンサートにおけるプロデューサー的な役割をするのがプロモーターです。

クライアントやアーティストとの交渉から始まり、コンサートの企画・制作、チケットの販売・管理、事前の宣伝・広報活動などを行います。

また、コンサート当日は現場の責任者となるため、物事がスムーズに進むように、また事故が起こらないように細心の注意を払う必要があります。

 

最近ではフェス事業の興隆と共に、注目度もあがっている人気職業です。

音楽の専門学校のみならず、コンサート事業を学べるカリキュラムは様々あります。

卒業後はイベント会社に就職することになります。

コンサートプロモーター/イベンターになるには?

    1. 専門学校、大学でイベント事業を学ぶ⇒スタディサプリ進路
    2. イベント会社に就職する⇒音楽業界を目指す就活生・大学生におすすめ!あなたの知らない就職サービス5選
    3. イベント会社に転職する⇒ミイダス (詳しく⇒音楽業界を目指す人にもおすすめ!転職サイト「ミイダス」が使える件




⑬舞台監督

stage

 

コンサートには、異なる役割を持ったスタッフが多く関わっています。

その全スタッフに的確な指示を出し、コンサートをスケジュールどおりに進行させて成功に導くのが舞台監督の仕事になります。

そのためアーティスト・サイドや主催者、会場側と密に打ち合わせをし、有能なスタッフを集め、リスク管理も行うなど、仕事内容はかなり広範囲に及びます。

 

コンサート全体を客観的に見られる能力と経験が問われるため、舞台監督の職についているのは舞台制作の現場経験者、照明や美術のキャリアを持った人である場合が多いようです。

舞台監督会社に入ってアシスタントから始めます。

舞台監督になるには?

現場から叩き上げで技術をつける⇒音楽関係(業界)のアルバイト求人をあらゆるサイトで検索してみた




⑭PAエンジニア

PAエンジニア

 

コンサート会場の中央うしろの当たりに、機械を調整している人たちがいます。

その人たちがPAエンジニアスタッフです。

PA(Public Address)は「拡声装置」という意味で、PAエンジニアはコンサートの音響を操る技術者のことをいいます。

アーティストの歌や演奏を客席にベストな状態で届けるために音響を調整しています。

 

音の状態はホールの広さや形状、壁の材質によって変わり、アーティストによっても求めるサウンドが異なるため、会場によってまったく違った調整が必要になります。

それだけでなく、機材の搬入やセッティング、本番終了後の撤去作業まで、これらすべてがPAエンジニアの仕事になります。

 

まずは音楽の専門学校に入学します。

その後、ライブハウスやコンサートホールに就職することが多いようです。

最初はアシスタントとして、機材やスピーカーのセッティングを経験し、モニターミキサー、そして客席の中のミキサー卓で音を整えるメインミキサーへとキャリアアップしていきます。

会社やイベントの規模、アーティストにもよりますが、メインのPAエンジニアになるには、最短でも3年。

一人前になるには10年以上かかるとも言われています。アシスタントとして、まずは石の上にも3年、仕事を続けて行く事が大切です。

ライブハウスの仕事では、入社してから比較的早く、PAエンジニアとして音響のミキシングに携わることができます。

引用元:ナリカタ|PAエンジニア編 - PAエンジニアへの道のり

PAになるには?

  1. 専門学校で技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
  2. ライブハウスやコンサートホールに就職する⇒ライブハウスのアルバイト求人をまとめてみた【東京(下北沢、渋谷、新宿)】




⑮舞台美術・照明

コンサート照明

 

大規模なコンサートだけでなく、小規模なライブハウスでも照明さんは必要な仕事です。

 

ステージに大きなモニターを設置して映像を流したり、スモークやレーザー、花火、紙吹雪などを使う特殊な演出をつくるのば舞台美術の仕事です。

 

PAエンジニアと同じく搬入・搬出も重要な仕事になります。

ステージ天井に吊られるライトや床上のフットライト、横や背後からのライト、ミラーボールなど、ステージによっては100を超える数の照明機材が使用され、これらを効果的に操れる照明スタッフの役割は大変重要。

舞台スタッフは舞台装飾を行い、舞台装置やスモークマシンなどの特殊効果機材のセッティングを行う。

引用元:http://www.13hw.com/jobcontent/J000100127-a.html

現場にアルバイトとして入社したたき上げの職人になるか、専門カリキュラムのある専門学校に入学してコネをつくることになります。

舞台美術・照明になるには?

    1. 専門学校、大学で技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
    2. イベント会社に就職する⇒音楽業界を目指す就活生・大学生におすすめ!あなたの知らない就職サービス5選
    3. イベント会社に転職する⇒ミイダス (詳しく⇒音楽業界を目指す人にもおすすめ!転職サイト「ミイダス」が使える件
    4. ライブハウスなどに就職する⇒ライブハウスのアルバイト求人をまとめてみた【東京(下北沢、渋谷、新宿)】




⑯レコード会社スタッフ

アーティストマネージャー

 

一口にレコード会社のスタッフと言ってもその仕事内容は様々です。

 

たとえば【A&R】(アーティスト&レパートリーの略)というCD 制作のすべてを担う部署。

 

アーティストのリリース情報をリスナーに届けるため、各メディアへの宣伝活動を行うプロモーター。

あとはアーティストのスケジュール管理から出演交渉まで行うマネージャーなど。

高卒、大卒、中途採用など広く人材を募集していますが大手レコード会社となれば当然、大学の採用がほとんどです。

レコード会社スタッフになるには?

  1. 大学を卒業し、就職に有利にしておく⇒スタディサプリ進路
  2. 音楽業界の会社に入社する⇒アーティストマネージャーになるには?仕事内容や給料を経験者に聞いてみた




⑰音楽雑誌編集者

編集者

 

編集の仕事は記事内容の決定からライターとの打ち合わせ、原稿発注と取材、原稿のリライト、写真選び、デザイン発注、校正までとその雑誌ができあがるための全作業にわたります。

そのため編集者になるには翻ってライターの能力も必要になります。

 

出版業界は狭き門で有名大学出身者が多く採用されるのが現実です。

大学で文章について学びながら就職をめざすのが良いです。

音楽雑誌編集者になるには?

  1. 大学を卒業し、就職に有利にしておく⇒スタディサプリ進路
  2. まずはライターを経験しておく⇒音楽ライターになるには?方法や求人募集をまとめてみた(アルバイト含む) 




⑱音楽ライター

音楽ライター

 

音楽評やコンサート評を書いたり、アーティストのインタビューを行って文章でその魅力を伝えるのが仕事です。

「出版不況」といわれる昨今において、厳しさをます職種ですがその必要性はかわることがありません。

今は誰でも文章を書ける時代ですから、自分の文章を色んなところで発表し、鍛錬してチャンスをうかがいましょう。

音楽ライターになるには?

音楽ライターになるには?方法や求人募集をまとめてみた(アルバイト含む) 




⑲音楽著作権管理

著作権管理

 

著作権管理団体に登録されている楽曲を使用する際には利用料(印税)が必要です。

作者の死後50 年が経過しているクラシック音楽や民謡などを除いて、曲が演奏されたり、オンエアされたり、CD などの製品になるたびに、作曲家や作詞家が印税を得る権利が発生します。

 

こうした楽曲の著作権管理を作者本人に代わって行うのが音楽出版社、または著作権管理団体です。

JASRACは一番有名な会社です。

最近になってイー・ライセンスなど他団体も立ち上がりましたので、目指す人はそちらもチェックしてください。

音楽著作権管理の仕事をするには?

新卒採用|一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC著作権管理事業者 NEXTONE | 採用情報




⑳音楽講師・インストラクター

講師

 

音楽専門学校、音楽教室、カルチャーセンターまたは独立して音楽を教える仕事です。

いわゆる「ピアノの先生」もコレにあたります。

 

音楽講師は説得力のある高い演奏技術はもちろん、様々なレベルの人に合わせてうまく指導するためのコミュニケーション能力も求められますね。

大手のヤマハではこんな人材を求めているそうです。

「音楽力」

レッスンにおける生徒さんたちの目標は、いちばん身近にいる講師。「先生のように演奏したい」というあこがれが、技術の向上に直結するのです。

逆にいえば、あこがれを感じられない(=音楽力に不安のある)講師のもとでは生徒さんは伸びません。

専門楽器の演奏力はいうまでもなく、ジャンルにとらわれない幅広い音楽知識や、アンサンブルの指導など、たゆまぬ自己研鑽に裏打ちされた総合的な音楽力が必要とされます。

「指導力」

生徒さんの大半を占めるのは「楽器の演奏を楽しみたい」という趣味志向の方。

なかには、なかなか上達しない人もいるでしょう。しかし、弾けないからといって叱責したり、冷たく突き放すのではなく、一人ひとりの個性や目標を十分に理解し、それに即したレッスンをほどこす適切な指導力が大切です。

「人間性」

レッスンにおけるクラスは、いうなれば一つのコミュニティ。そして講師には、そのコミュニティのまとめ役として、包容力に満ちたあたたかな人間性が求められます。

また、教育事業の担い手という立場を自覚し、社会人として常識的なモラルを持つことも重要といえます。

ヤマハの求める講師像

引用元:http://www.yamaha-mf.or.jp/t-audition/pms/talent/

専門学校では実績のあるプロの演奏家を講師に迎えるケースが多いです。

専門学校や音楽大学を卒業し、大手楽器メーカーが運営する資格認定システムを受けるとキャリアとしてはハクがつきます。

音楽講師になるには?

  1. 専門学校、音大で技術を学ぶ⇒スタディサプリ進路
  2. 音楽講師になるには?方法や求人、書籍など全知識をまとめてみた




番外:音楽療法士

音楽療法

 

音楽の人を癒す力を使って、医療現場や介護の現場で働く仕事です。

音楽業界というよりも医療業界ですので番外としておきます。

 

詳しくはこちら↓

関連記事音楽療法士になるには? 求人や著書など全情報をまとめてみた

音楽業界で働きたい人へ。転職を成功させるコツとは?

分かれ道

 

今の時点で他の仕事に従事されている方にも音楽業界へ転職するコツを紹介しておきます。

ぼくの人脈からリアルな音楽業界の転職事情を聞きました。

 

業界研究に使える「Muiscman」

音楽業界って他の業界に比べて専門的な転職情報誌が少ないと思いませんか?

あたなも音楽業界について調べたくても、なかなか情報が少ないと困っているかもしれません。

 

音楽業界における数少ない専門誌が「Musicman」です。

レコード会社が約25社、レーベル、プロダクション約も800社を掲載されており、業界地図を網羅されています。

 

専門誌なので値段が高いのがネックですが、音楽業界に進みたい人はぜひ読んでみておくべき本ですよ。

通販ではタワーレコードオンラインで購入できます。

 

音楽専門の求人サイトをおすすめしない理由

バン活挿絵ショック

 

実は音楽系の求人を取り扱う専門サイトって色々あるんです。

ですが個人的にそこはおすすめしません。

 

っというのも、音楽専門転職サイトは求人を掲載しているだけで、特に便利なサービスもサポートもないからです。

実際に利用したことのある友人に聞いたところ、音楽専門の求人サイトは良い評判を聞けませんでした。

Aさんは転職の際に「音楽系求人の専門サイト」を使ったそうです。 そのサイトのサービスを具体的に伺ったところ「ほぼただの掲示板」だと。 転職サイトのスタッフに相談できたり、ましてや顔を合わせることすらなかったそうです。

関連記事:音楽業界への転職に失敗!その理由とは?

 

転職は人生の一大事。

なんの準備、対策もなく、ただ求人に応募して面接を受けようなんて考えている人はいないと思います。

 

ですから必ず情報収集できる転職サイトにひとつは登録して、対策を行ってください。

 

転職に失敗する理由とその解決方法を紹介

 

転職に失敗するとは、具体的に言うと、

  1. 転職後の給料が下がった
  2. 転職後の職場が合わなかった

ということですよね。

 

この2つの問題を解決するには、転職前にしっかりと準備することが大切です。

転職で給料が上がるメカニズムを解説

転職後に給料を上げるには、自分の「市場価値」が高い時に転職することにつきます。

市場価値とはなんでしょうか?

 

自分を「商品」に例えてみるとわかりやすいです。

例えば、何か「QUEENのフレディ・マーキュリーのグッズ」をもっていたとしましょう。

 

ネットオークションやメルカリでその商品をチェックすると中古価格は¥1,000でした。

ところが2019年の1月にメルカリに出品してみたところ、¥2,000で売れました。

 

なぜでしょう?

その頃は映画ボヘミアン・ラプソディが一大ブームだったからです。

 

このように市場価値とは、

  1. 商品そのもの価値=自分のスキル
  2. 市場のニーズ=企業のニーズ

の2つの要素によって価格=給与が決まります。

 

つまり、

  1. 自分のスキルを把握して
  2. そのスキルを高く評価してくれる企業の求人を見つると
  3. 転職後に給与が上がる

ということですね。

転職の公式
転職の公式

 

自分のスキルを上げる方法は千差万別。

今の仕事を頑張ることも、もちろんスキルアップでしょうし、資格をとることもそうですね。

 

見落としがちなのが「2.企業のニーズ」です。

「企業ニーズ」と「あなたの市場価値」をカンタンに把握する方法

でも「企業のニーズを見極める」とは、口で言うほどカンタンなことではありませんよね?

 

いくつもビジネスニュースをチェックし続けるのは大変。

じゃあ、穴が開くほど四季報でも見なくちゃいけない?

はたまたデイトレーダーのように毎日株価をチェックしなければいけないのでしょうか?

 

そんな行動は現実的ではありませんよね。

そこで活用したいのがミイダス という転職サイトです。

 

ミイダス には他の転職サイトとは違った特徴があります。

まずサイトに行くとすぐに利用できるのが、「市場価値診断」というツール。

 

これは自分の職歴やスキルを入力することで、自分が転職した後の推定年収がわかるというツールです。

ミイダスの市場価値診断の結果
企業があなたをどう評価するかわかります

 

つまりあなたをどんな企業どのくらい評価してくれるのかがわかります。

まだ見ぬ企業ニーズと出会える診断なので、実際に試してみると「自分にもこんな可能性があったんだ!」と驚きますよ。

 

ミイダス はサービス登録後も定期的に面接確約オファーが届きます。

これにより随時、自分を評価してくれる企業をチェックできるというわけです。

 

転職エージェントのように登録後すぐに転職活動をスタートする必要はありません。

定期的にオファーを見返して、気軽に自分の可能性を見直す使い方ができるのがミイダス な便利なポイントです。

「合わない職場」を回避できる機能

もうひとつ転職の失敗と言えるのが、合わない職場に転職してしまうことでした。

ミイダス ではそのミスマッチを防ぐ機能もついています。

 

それがコンピテンシー診断というもの。(登録後利用できます)

 

コンピテンシー診断をすると、

  • マネジメント資質
  • パーソナリティの特徴
  • 職務適性
  • 上下関係適性
  • ストレス要因

がわかります。

 

これらは自己分析にいかせるだけでなく、実は企業側もコンピテンシー診断を利用しています。

例えば企業側が営業部の人材を募集する時、営業部のエースにコンピテンシー診断をやってもらいます。

 

わが社の診断結果と転職希望者の診断結果を照らし合わせ「入社後、活躍できそう!」と思えたら、オファーを出す仕組みです。 コンピテンシー診断の仕組み

 

既にその企業で活躍している人とあなたは似ているわけですから、入社後にスムーズに仕事に入れる可能性は高いですよね。

ミイダス のコンピテンシー診断は履歴書などの単なる文字情報では見えない、深い部分でのマッチングを可能にする機能です。

 

ミイダスは転職の失敗から生まれたサービス

ミイダス を運営する株式会社ミイダスはDODAやテンプスタッフなど「パーソルキャリアグループ」の一員です。

グループの他のサービスと比べてもユニークなのは、ミイダス を立ち上げた代表の転職失敗談が元になっているからだそう。

 

代表は転職を考えていた若かりし頃、転職エージェントに登録しました。

しかしエージェントに「営業はイヤだ」と言ったのに、営業の仕事ばかりすすめられなかなか上手く転職活動が進まなかったそうです。

 

一方、それをしり目に代表の弟は人材不足の企業からスカウトされ、ほぼ同じ内容の仕事で年収が200万円もアップ。

その経験から、転職は自分の都合だけでなく、市場の都合で転職するほうが給与が高くなると知ったそうです。

 

そのような経験をもとにサービスが作られているため、ミイダス には市場値診断やコンピテンシー診断などカンタンに自分と市場のマッチングができる機能がそろっているんですね。

 

もしあなたが代表と同じような経験や気持ちがあるのなら、ぜひミイダス の利用をおすすめします。

もちろんミイダス 全て無料で使えるので、まずは気軽に市場価値診断からやってみて下さい。

 

ミイダス は幅広くさまざまな業種・業界の求人を扱っている転職サイトですが、実際に登録してみると、音楽業界やエンタメ業界の求人も発見できました。

 

大手音楽プロダクションや、知らない人はいない伸び盛りの芸能プロダクションも。(※既に求人の募集が終了している場合もありますのでご了承ください。詳しくは登録してご覧ください⇒ミイダス

ミイダスの求人1
ミイダスの求人2

 

音楽業界を目指す人もぜひ利用してみて下さい。

\市場価値診断して求人を見る↓/

学生さんへ。音楽業界の企業へ就職するには?

また今現在、学生さんで音楽業界の就職を検討している方はこちらの記事もご覧ください。

就活の手助けになってくれるサービスを紹介しています!

 

大学生の方はこちら。

音楽業界を目指す就活生・大学生におすすめ!あなたの知らない就職サービス5選 

 

高校生の方はこちら。

⇒高校生(高卒)におすすめ!ライバルに差をつける就職活動サービス5選

 

以上「音楽業界の仕事とは?全20種の解説と進路をまとめてみた」でした!

音楽業界を目指すみなさんには、是非これらのリストを活用してもらえれば嬉しいです。

 

その他、音楽業界に就職したい方へのおすすめの記事はこちらです。