演奏中にメガネがズレる・曇る理由。実体験から対処法をまとめた

ライブ中にメガネがズレる。
汗で滑る。
気づいたら曇って前が見えない。
楽器を演奏する人にとって、メガネは視力を補う大事な存在ですが、ライブやスタジオでは一気にストレスの原因になることがあります。
わたし自身、普段はコンタクト派ですが、あるときたまたま在庫を切らしていて、メガネでドラムを叩いたことがありました。
正直、想像以上に大変でした…。
ただ、結論から言うと、メガネのトラブルは原因がはっきりしていて、対処もできます。
安価なグッズも多数販売されており、それで解決することも多いです。
この記事では、
楽器演奏中のメガネのズレ、曇りの対処法
を、実体験を交えながらまとめます。
あとは見落としがちな度数の話も書きました。
「メガネだからライブは不利」と感じている人のヒントになれば幸いです。
演奏中にメガネがズレる原因
まずは、ズレる原因から整理します。
理由はだいたい次の3つです。
汗や皮脂で滑っている
ロックバンドのライブは汗だらだら。
鼻やこめかみに汗や皮脂が出ると、フレームは一気に滑りやすくなります。
動きが大きい
首を振る、上下に動く、前傾姿勢になる。
演奏中の自然な動きだけでも、メガネはズレやすくなります。
フィッティングが合っていない
普段使いでは問題なくても、演奏時の動きには耐えられないフィッティングのまま、というケースも少なくありません。
演奏中にメガネがズレるときの対処法
固定フックを使う
もっとも手軽な対策です。
テンプル(つる)の先に装着し、耳に引っかけて固定します。
ただ、わたしは急場しのぎで100円ショップのものを使ったことがありますが、長時間だと耳が痛くなりました。
常用するなら、数百円値段が上がっても専門ブランドの固定フックをおすすめします↓
メガネストラップを使う
頭の後ろまでストラップを回して固定するタイプもあります。
上記のフックタイプだと、耳の後ろがカブれる人ももしかしたらいるかもしれません。
またより激しい動きにはストラップタイプが有効です。
見た目の好みは分かれますが、よりズレを防止したい人にはおすすめです。
滑り止め鼻パッドを使う
汗をかきやすい人には、鼻パッドの滑り止めも効果的です。
- 鼻が低い、汗で滑りやすい人向け
- 痛みの軽減にもつながる
「ズレ=耳の問題」と思われがちですが、実は鼻パッドが原因のことも多いです。
メガネ屋でフィッティング調整をする
多くのメガネ店では、無料でフィッティング調整をしてくれます。
- 耳の掛かり具合
- テンプルの角度
- 鼻パッドの高さ
これだけで、驚くほどズレにくくなることがあります。
ズレにくいメガネの例|Zoff SPORTS

ズレにくさを重視するなら、スポーツ用をチェックするとよいです。
たとえば、大手Zoffのスポーツ用は、
- あらかじめ耳フックになるモデルがある
- フィット感を重視した設計
といった特徴があります。
価格は10,000円前後からあり、手頃なのもメリット。
特にプライベート用と演奏用でメガネを使い分けたくない人は、このように汎用性のあるモデルを選ぶと快適です。
ライブ中にメガネが曇る原因
次は曇りの問題です。
ライブハウス特有の熱気と湿度
照明、人の熱、汗。
ライブハウスは高温多湿になりがちです。
呼気がレンズに当たる
歌ったり、息が上がったりすると、暖かい空気がレンズに当たり、曇りやすくなります。
温度差による結露
冷えたレンズに暖かい空気が触れると、冬場の窓ガラスと同じように結露が起きます。
ライブ中にメガネが曇るときの対処法
曇り止めを使う
やはり一番確実な方法です。
- ジェルタイプ:耐久性が高い
- クロスタイプ:即効性がある
- スプレータイプ:手軽
ライブ用途なら、耐久性のあるジェルタイプが使いやすいです。
当日の応急処置:レンズを温める
少し強引ですが、効果はあります。
- お湯で軽く温める
- ポケットや手の温度で温める
ただし、熱湯は避け、レンズのコーティングを傷めないよう注意してください。
曇りにくいメガネの例|JINS SAUNA

大手JINSが展開するサウナ専用のシリーズ。
曇り止め加工と熱耐性があります。
”サウナ専用”と言っても、意外と日常使いしやすいシンプルデザインのモデルも多いです。
価格は9,900円ほどで、他のシリーズに「曇り止めレンズ」をカスタムで追加するより安価に購入できるのもメリットです。
もちろん、気に入ったモデルに「曇り止めレンズ」にするのもアリです。
ズレもしっかり防止するなら、JINSでもZoffでも
スポーツタイプを選び、それを「曇り止めレンズ」にする
のが最適解かも知れません。
メガネの「度数」は演奏の快適さに直結する
メガネの話というと、ズレる・曇るといった物理的なトラブルに目が行きがちですが、もうひとつ大事なのが「度数」です。
ロックバンドの演奏では、楽譜を見ることはほとんどありません。
そのため、多少見えづらくても気づきにくいことがあります。
一方で、クラシックのピアニストなど、常に楽譜を見ながら演奏する人にとっては、度数のズレは演奏に直結する問題です。
実はわたし自身、原因不明の頭痛が続いた時期がありました。
生活習慣や疲れを疑っていたのですが、眼科で診てもらったところ、
「メガネの度数が高すぎる」
とはっきり言われました。
そのメガネは、大手メガネ店で視力測定をして作ったもので、特に問題があるとは思っていませんでした。
もちろん、メガネ店のスタッフもプロですし、フレームの調整や機能面の相談はとても頼りになります。
ただ、目の健康という観点での度数調整は、やはり眼科の専門領域だと感じました。
度数が合っていないと、
- 目が疲れやすい
- 頭痛が出る
- 集中力が落ちる
といった影響が出ることもあります。
これは下手すると、楽器演奏以前の問題であり、日常生活にも支障が出てしまいます。
演奏中に違和感がある場合、テクニックや体調の問題だと思い込まず、一度「度数」を疑ってみるのも大切です。
結論としては、
- デザイン・機能(ズレ止め、曇り止め、フィッティング)
→ メガネ店で相談 - 度数や見え方、目の疲れ・頭痛
→ 眼科で相談
この分け方が、いちばん安全で確実です。
まとめ|メガネでも、楽器演奏を快適に楽しもう
メガネのトラブルは、
- ズレる → 固定・調整で対処できる
- 曇る → 曇り止めでほぼ解決
- 違和感がある → 度数を疑う
この3点を押さえるだけで、演奏中のストレスはかなり減ります。
メガネだからライブに向いていない、ということはありません。
工夫次第で、メガネでも快適に、安心して演奏できます。
※ベストプラクティス
- 眼科で度数を調整する
- ズレにくいスポーツタイプを購入する
- 「曇り止めレンズ」のカスタムを追加する
※リーズナブルに対処
- ズレには「メガネフック・ストラップ」
- 曇りには「曇り止めジェル」
演奏中のズレや曇りに悩む一方で、メガネそのものが“キャラクター”として成立しているバンドマンも多いです。
関連記事にてまとめました。


































