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音楽に関わる仕事22選!音楽業界の仕事内容・就職方法・市場動向を解説

音楽に関わる仕事22選!音楽業界の仕事内容・就職方法・市場動向を解説

「音楽に関わる仕事って何があるんだろう?」

音楽が好きな人なら、一度は音楽業界で働くことを考えたことがあるのではないでしょうか。

しかし、「アーティスト以外にはどんな仕事があるの?」「どうすれば就職・転職できるの?」と疑問に感じる人も多いはずです。

実は、音楽業界には演奏や楽曲制作だけでなく、ライブ運営やマネジメント、音響、メディアなど、さまざまな仕事があります。

この記事では、音楽に関わる仕事22職種を一覧で紹介し、それぞれの仕事内容や年収目安、目指し方をわかりやすく解説します。
あわせて、音楽業界の市場動向や将来性についても紹介するので、進路や就職・転職の参考にしてください。

本記事は音楽に特化した情報サイト「バン活!」を運営し、10年以上にわたって音楽業界の記事を執筆してきた筆者が、業界経験者への取材内容も交えながら作成しています。

ではまずは、音楽業界全体の仕組みと仕事の流れから見ていきましょう。

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目次
目次を全て見る
  1. 音楽業界の仕事一覧・流れ・仕組み
  2. 音楽業界の市場動向
  3. 音楽関係の仕事一覧(全21職種)
    1. 1. アーティスト・バンドマン
      1. アーティスト / バンドマンになるには?
    2. 2. スタジオミュージシャン
      1. スタジオミュージシャンになるには?
    3. 3. DJ
      1. DJになるには?
    4. 4. 作詞家・作曲家
      1. 作曲家、作詞家になるには?
    5. 5. アレンジャー
      1. アレンジャーになるには?
    6. 6. サウンドクリエイター
      1. サウンドクリエイターになるには?
    7. 7. 音楽プロデューサー
      1. 音楽プロデューサーになるには?
    8. 8. ディレクター
      1. ディレクターになるには?
    9. 9. レコーディングエンジニア
      1. レコーディングエンジニアになるには?
    10. 10. クラフトマン・リペアマン
      1. クラフトマン・リペアマンになるには?
    11. 11. ローディ・テクニシャン
      1. ローディ/テクニシャンになるには?
    12. 12. コンサートプロモーター・イベンター
      1. コンサートプロモーター・イベンターになるには?
    13. 13. PAエンジニア
      1. PAエンジニアになるには?
    14. 14. 舞台美術・照明
      1. 舞台美術・照明になるには?
    15. 15. 舞台監督
      1. 舞台監督になるには?
    16. 16. アーティストマネージャー
      1. アーティストマネージャーになるには?
    17. 17. 音楽雑誌編集者
      1. 音楽雑誌編集者になるには?
    18. 18.音楽ライター
      1. 音楽ライターになるには?
    19. 19. 音楽キュレーター
      1. 音楽キュレーターになるには?
    20. 20. 音楽著作権管理
      1. 音楽著作権管理の仕事をするには?
    21. 21. 音楽講師・インストラクター
      1. 音楽講師・インストラクターになるには?
    22. 22. 音楽療法士
      1. 音楽療法士になるには?
  4. FAQ|よくある質問
  5. まとめ|自分に合った音楽業界の仕事を見つけよう
  6. 関連|音楽業界へ就職・転職したい方はこちら
    1. 音楽業界への就職を成功させたい大学生はこちら
    2. 未経験から音楽業界へ転職したい方はこちら

音楽業界の仕事一覧・流れ・仕組み

「音楽業界」と聞くと、アーティストやミュージシャンを思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし実際には、楽曲制作やレコーディング、ライブ運営、音響・照明、レコード会社、楽器メーカーなど、多くの職種が関わることで一つの音楽作品やライブが完成しています。

まずは、音楽業界にはどのような仕事があるのか一覧で見てみましょう。

職種主な仕事内容
アーティスト歌唱・演奏・楽曲制作などの音楽活動を行う
スタジオミュージシャンレコーディングやライブで演奏を担当する
DJ楽曲を選曲・ミックスし、会場を盛り上げる
作詞家・作曲家歌詞やメロディを制作する
アレンジャー楽曲の編曲を担当する
サウンドクリエイターゲーム・映像・CMなどの音楽や効果音を制作する
音楽プロデューサー音楽制作全体をプロデュースする
ディレクター制作現場の進行管理やアーティストをサポートする
レコーディングエンジニア・ミキサーレコーディングやミキシングを担当する
クラフトマン・リペアマン楽器の製作・修理・調整を行う
ローディ・テクニシャン楽器や機材の管理・セッティングを担当する
コンサートプロモーター・イベンターライブやコンサートを企画・運営する
舞台監督ライブ全体の進行を管理する
PAエンジニアライブ会場の音響を担当する
舞台美術・照明ステージ演出や照明を担当する
アーティストマネージャー音楽作品の企画・宣伝・販売を行う
音楽雑誌編集者音楽メディアの企画・編集を担当する
音楽ライター音楽に関する記事を執筆する
音楽キュレータープレイリストの作成や楽曲の選曲・紹介を行う
音楽講師演奏や音楽理論を指導する
音楽療法士音楽を活用して心身のケアを行う

このように、音楽業界には演奏や楽曲制作だけでなく、作品を世の中へ届ける人やライブを支える人、楽器に携わる人など、さまざまな仕事があります。

それぞれの職種が連携することで、一つの楽曲やライブイベントが成り立っています。
その流れを簡単にまとめたものが、以下の図です。

音楽業界の仕事の流れ

上の図は一例ですが、音楽業界ではアーティストを中心に、レコード会社や音楽出版社、制作スタッフ、ライブ関係者など、多くの人が関わりながら音楽作品やライブを作り上げています。

近年はCD販売だけでなく、音楽配信サービスやSNS、YouTubeなどの普及によって業界の仕組みも変化しています。
次の章では、現在の音楽業界の市場動向や将来性について見ていきましょう。

音楽業界の市場動向

「音楽業界は不況」といわれることがありますが、実際には市場そのものが縮小しているというよりも、収益の中心が大きく変化していると考えた方が正確です。

下のグラフは、日本レコード協会が公表している「音楽ソフト生産・音楽配信売上実績金額推移」です。

日本レコード協会「日本のレコード産業2025」の音楽ソフト生産・音楽配信売上実績金額推移の棒グラフ
出典:日本レコード協会「日本のレコード産業2025」より作成

グラフを見ると、CDなどの音楽ソフト売上は長期的に減少傾向にある一方で、SpotifyやApple Music、Amazon Musicなどのストリーミング配信は年々拡大していることが分かります。

つまり、「音楽が売れなくなった」のではなく、音楽の楽しみ方や収益の仕組みが変化したということです。

また、コロナ禍を経てライブ・コンサート市場も回復傾向にあり、リアルイベントの需要も高まっています。
さらに、YouTubeやTikTokなどのSNSの普及により、レコード会社に所属しなくても楽曲を発信できる環境が整い、アーティストやクリエイターの活躍の場は以前より広がっています。

一方で、AIを活用した楽曲制作や動画編集など、新しい技術も急速に普及しています。
そのため、これから音楽業界を目指す人は、演奏や制作のスキルだけでなく、デジタルツールやSNSを活用する力も身につけておくと強みになるでしょう。

このように、音楽業界は大きな変化の中にありますが、新しいサービスや技術の登場によって、仕事の選択肢も広がり続けています。

次の章では、音楽業界にはどのような仕事があるのか、21職種それぞれの仕事内容や特徴を詳しく紹介します。

音楽関係の仕事一覧(全21職種)

1. アーティスト・バンドマン

アーティスト・バンドマンのイメージ画像

アーティスト・バンドマンは、自ら歌や楽器を演奏し、音楽を通じてファンへ作品を届ける仕事です。
ライブ活動やレコーディングだけでなく、近年ではYouTubeやTikTok、音楽配信サービスなどを活用して、自ら情報発信を行うケースも増えています。

活動スタイルは、レコード会社や芸能事務所に所属する方法と、インディーズやフリーランスとして活動する方法に大きく分かれます。
近年はSNSをきっかけに人気を集め、メジャーデビューを果たすアーティストも珍しくありません。

一方で、収入が安定するまでには時間がかかることも多く、アルバイトや会社員として働きながら音楽活動を続ける人も少なくありません。
ライブ出演料や楽曲配信、グッズ販売、ファンクラブなど、複数の収益源を組み合わせて活動することが一般的です。

仕事内容:歌唱・演奏、ライブ活動、レコーディング、楽曲制作、SNS発信など
年収目安:0円~数千万円以上(活動規模や人気によって大きく異なる)

アーティスト / バンドマンになるには?

2. スタジオミュージシャン

スタジオミュージシャンのイメージ画像

スタジオミュージシャンは、レコーディングやライブサポートなどで演奏を担当するプロの演奏家です。
アーティスト本人に代わって演奏を担当することも多く、高い演奏技術に加えて、譜面を素早く読み取る力や幅広いジャンルへの対応力が求められます。

主な仕事は、レコーディングスタジオでの演奏や、コンサート・テレビ番組・音楽イベントでのサポート演奏です
近年では、自宅スタジオで演奏データを納品する「リモートレコーディング」の仕事も増えており、活動の幅が広がっています。

スタジオミュージシャンの多くはフリーランスとして活動しており、仕事は人脈や実績による紹介が中心です。
そのため、演奏技術だけでなく、コミュニケーション能力や信頼関係を築くことも、長く活躍するためには欠かせません。

仕事内容:レコーディング演奏、ライブサポート、テレビ・CM・イベントでの演奏など
年収目安:300万~800万円程度(知名度や仕事量によって大きく異なる)

スタジオミュージシャンになるには?

3. DJ

DJのイメージ画像

DJは、楽曲を選曲・ミックスし、クラブやライブハウス、音楽フェスなどで会場を盛り上げる仕事です。
曲と曲を自然につなぎ合わせたり、その場の雰囲気に合わせて選曲したりすることで、観客に一体感のある音楽体験を提供します。

活躍の場はクラブイベントだけではありません。
近年では音楽フェスや企業イベント、結婚式、バー、ラジオ番組など、DJが求められるシーンは多様化しています。また、自ら楽曲を制作する「DJ兼トラックメーカー」として活動する人も少なくありません。

DJの多くはフリーランスとして活動しており、イベント出演料や楽曲制作、音楽配信、YouTube・SNSでの発信など、複数の収入源を組み合わせながら活動しています。知名度や出演イベントの規模によって収入は大きく変わります。

仕事内容:クラブ・ライブ・イベントでのDJプレイ、選曲・ミックス、楽曲制作、音楽配信など
年収目安:100万~1,000万円以上(知名度や出演本数によって大きく異なる)

DJになるには?

4. 作詞家・作曲家

作詞家・作曲家のイメージ画像

作詞家・作曲家は、アーティストが歌う楽曲の歌詞やメロディを制作する仕事です。
J-POPやロックだけでなく、アニメソングやゲーム音楽、CMソング、映画音楽など、活躍できるジャンルは幅広く、自らアーティストとして活動しながら楽曲提供を行う人もいます。

近年はDTM(デスクトップミュージック)の普及により、自宅でも本格的な楽曲制作ができる環境が整いました。
そのため、レコード会社や音楽出版社に所属するだけでなく、フリーランスとして活動したり、SNSや動画投稿サイトを通じて仕事につなげたりするケースも増えています。

収入は、楽曲制作の依頼料に加え、作品がCDや音楽配信、カラオケなどで利用されることで発生する著作権使用料(印税)も大きな収入源となります。
ヒット曲を手掛ければ高収入を得られる可能性がある一方で、駆け出しの頃は安定した収入を得ることが難しい職業でもあります。

仕事内容:歌詞・メロディの制作、楽曲提供、劇伴・CM音楽・ゲーム音楽の制作など
年収目安:100万~1,000万円以上(制作実績や印税収入によって大きく異なる)

作曲家、作詞家になるには?

5. アレンジャー

アレンジャーのイメージ画像

アレンジャーは、作曲家が制作したメロディをもとに、楽器の構成やリズム、コード進行などを考え、楽曲全体を完成形へと仕上げる仕事です。
同じメロディでもアレンジ次第で曲の雰囲気は大きく変わるため、アーティストの個性や作品のコンセプトを引き出す重要な役割を担っています。

主な仕事は、レコード会社や音楽制作会社から依頼を受けて編曲を行うほか、アーティストのライブ用アレンジや、CM・映画・ゲーム音楽の制作に携わることもあります。
近年はDTMを活用して自宅で制作するアレンジャーも増えており、フリーランスとして活動する人も少なくありません。

アレンジャーには、幅広い音楽ジャンルへの理解や楽器の知識、DTMソフトを使いこなすスキルが求められます。
また、作曲家やアーティストの意図を汲み取りながら、楽曲をより魅力的に仕上げる発想力も重要です。

仕事内容:楽曲の編曲、ライブアレンジ、オーケストレーション、DTMによる音源制作など
年収目安:300万~800万円程度(実績や依頼件数、印税収入によって異なる)

アレンジャーになるには?

6. サウンドクリエイター

サウンドクリエイターのイメージ画像

サウンドクリエイターは、ゲームや映画、アニメ、CM、YouTube動画などで使用される音楽や効果音を制作する仕事です。
作曲や編曲だけでなく、録音やミキシングまで担当することもあり、映像や作品の世界観を音で表現する重要な役割を担っています。

活躍の場はゲーム会社や映像制作会社、広告代理店、音楽制作会社など幅広く、近年はフリーランスとして活動する人も増えています。
DTMソフトを活用した制作が中心となるため、音楽理論だけでなく、パソコンや音響機器に関する知識も求められます。

近年は動画配信サービスやスマートフォンゲーム市場の拡大により、BGMや効果音の需要は高まっています。
また、AIを制作の補助ツールとして活用するケースも増えており、新しい技術を取り入れながら活躍できる職種として注目されています。

仕事内容:ゲーム・映像・CMなどの音楽制作、効果音制作、編曲、ミキシングなど
年収目安:350万~700万円程度(勤務先や実績、フリーランスかどうかによって異なる)

サウンドクリエイターになるには?

7. 音楽プロデューサー

音楽プロデューサーのイメージ画像

音楽プロデューサーは、アーティストや楽曲のコンセプトを企画し、作品全体をプロデュースする仕事です。
楽曲制作だけでなく、アーティストの方向性や販売戦略、プロモーションなどにも関わることがあり、音楽ビジネス全体を見渡す立場として活躍します。

レコード会社や音楽制作会社に所属するケースが多い一方、経験を積んでフリーランスとして活動するプロデューサーもいます。
アーティストや作曲家、アレンジャー、レコーディングエンジニアなど、多くのスタッフと連携しながら作品を完成へ導くため、高いコミュニケーション能力やマネジメント力が求められます。

近年は音楽配信サービスやSNSの普及により、従来のCD販売だけに依存しないプロモーションが重要になっています。
そのため、音楽制作の知識だけでなく、マーケティングやブランディングの視点を持つプロデューサーの需要も高まっています。

仕事内容:楽曲・アーティストの企画、制作ディレクション、プロモーション、プロジェクト管理など
年収目安:500万~1,000万円程度(勤務先や実績、担当アーティストによって異なる)

音楽プロデューサーになるには?

音楽プロデューサーは、最初から目指すというよりも、音楽業界で経験を積んだ先に就くことが多い職種です。
レコード会社や音楽制作会社で実績を重ねながら、企画力やマネジメント力を身につけ、プロデューサーとして活躍するケースが一般的です。

8. ディレクター

ディレクターのイメージ画像

ディレクターは、レコーディングや楽曲制作の現場で進行管理を行い、作品をスムーズに完成へ導く仕事です。
アーティストや作詞家・作曲家、アレンジャー、レコーディングエンジニアなど、多くの関係者と連携しながら、制作スケジュールの管理や楽曲のクオリティチェックを担当します。

主な活躍の場は、レコード会社や音楽制作会社です。
アーティストの意向と市場ニーズのバランスを考えながら制作を進めるため、音楽に関する知識だけでなく、コミュニケーション能力や調整力も求められます。

近年はCD制作だけでなく、音楽配信やSNSを活用したリリースが増えたことで、デジタル配信やプロモーションを意識したディレクションも重要になっています。
音楽業界全体を見渡しながら作品づくりに携われることが、この仕事の大きな魅力です。

仕事内容:レコーディングの進行管理、制作ディレクション、スケジュール調整、クオリティ管理など
年収目安:400万~700万円程度(勤務先や経験、担当アーティストによって異なる)

ディレクターになるには?

9. レコーディングエンジニア

レコーディングエンジニアのイメージ画像

レコーディングエンジニアは、レコーディングスタジオでアーティストや演奏を録音し、音質を調整して作品として仕上げる仕事です。
マイクの設置や録音機材の操作、ミキシング、マスタリングなどを担当し、楽曲のクオリティを左右する重要な役割を担っています。

活躍の場はレコーディングスタジオや音楽制作会社、レコード会社などです。近年は自宅スタジオで制作を行うアーティストも増えており、リモートで録音やミックスを請け負うフリーランスのレコーディングエンジニアも活躍しています。

高品質な音を作るためには、音響機器やDAWソフトに関する知識だけでなく、アーティストやプロデューサーの要望を汲み取るコミュニケーション能力も欠かせません。
技術の進化が早い分野でもあるため、常に新しい機材やソフトウェアを学び続ける姿勢が求められます。

仕事内容:レコーディング、ミキシング、マスタリング、音響機器の操作・管理など
年収目安:350万~700万円程度(勤務先や経験、フリーランスかどうかによって異なる)

レコーディングエンジニアになるには?

10. クラフトマン・リペアマン

クラフトマン・リペアマンのイメージ画像

クラフトマン・リペアマンは、ギターやベースなどの楽器を製作・修理・調整する仕事です。
演奏しやすさや音質を左右するため、ミュージシャンにとって欠かせない存在であり、一本一本の楽器に合わせて細かなメンテナンスを行います。

主な勤務先は楽器メーカーや楽器店、リペア専門店などです。
また、経験を積んで独立開業し、自身の工房を構えるクラフトマン・リペアマンもいます。ギターやベースだけでなく、管楽器や弦楽器、ピアノなど、専門分野に特化して活躍する人も少なくありません。

この仕事では、木材や金属など楽器の構造に関する知識に加え、加工技術や修理技術が求められます。
音楽業界を裏方として支えながら、演奏者に長く愛される楽器づくりやメンテナンスに携われることが魅力です。

仕事内容:楽器の製作、修理、調整、メンテナンス、カスタマイズなど
年収目安:300万~600万円程度(勤務先や経験、独立開業の有無によって異なる)

クラフトマン・リペアマンになるには?

11. ローディ・テクニシャン

ローディ・テクニシャンのイメージ画像

ローディ・テクニシャンは、アーティストが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、楽器や機材の管理・運搬・セッティングを担当する仕事です。
ライブやツアーでは、演奏前のチューニングや機材の点検、演奏中の楽器交換なども行い、ステージを裏方として支えます。

主な勤務先は芸能事務所やライブ制作会社、音響・照明会社などです。
また、フリーランスとして特定のアーティストやバンドのツアーに帯同するローディ・テクニシャンも多く活躍しています。

この仕事では、ギターやベース、ドラムなど楽器の知識に加え、アンプやエフェクターなど機材に関する専門知識が求められます。
アーティストと行動を共にする機会も多いため、技術力だけでなく、責任感やコミュニケーション能力も重要な資質です。

仕事内容:楽器・機材の運搬、セッティング、メンテナンス、チューニング、ライブ中のサポートなど
年収目安:300万~600万円程度(勤務先や経験、担当アーティストによって異なる)

ローディ/テクニシャンになるには?

12. コンサートプロモーター・イベンター

コンサートプロモーター・イベンターのイメージ画像

コンサートプロモーター・イベンターは、ライブやコンサート、音楽フェスなどの企画・運営を行う仕事です。
アーティストや芸能事務所と交渉し、会場の手配やチケット販売、宣伝活動などを担当し、多くの人が楽しめるイベントを実現します。

主な勤務先はライブ制作会社やイベント制作会社、コンサートプロモーターです。
イベント当日は会場全体の運営にも携わるため、出演者やスタッフ、会場関係者など、多くの人と連携しながら業務を進めます。

ライブ市場の回復や大型音楽フェスの開催増加に伴い、イベント運営を支える人材の需要は高まっています。
企画力やスケジュール管理能力に加え、トラブルにも冷静に対応できる判断力やコミュニケーション能力が求められる仕事です。

仕事内容:ライブ・コンサート・音楽フェスの企画・運営、会場手配、チケット販売、宣伝・当日運営など
年収目安:350万~700万円程度(勤務先や経験、担当するイベント規模によって異なる)

コンサートプロモーター・イベンターになるには?

13. PAエンジニア

PAエンジニアのイメージ画像

PAエンジニアは、ライブやコンサートで音響機器を操作し、観客に最適な音を届ける仕事です。
会場の広さや設備、アーティストの演奏に合わせて音量や音質を調整し、臨場感のあるライブサウンドを作り上げます。

主な勤務先は音響会社やライブハウスです。
ライブ本番だけでなく、リハーサルでの音作りや機材の設営・撤収にも携わるため、音響機器に関する専門知識と現場での対応力が求められます。

近年はライブや音楽フェスの開催が活発になり、PAエンジニアの活躍の場も広がっています。
アーティストや舞台監督、照明スタッフと連携しながら、一つのライブを成功へ導く音響のプロフェッショナルです。

仕事内容:ライブ・コンサート・イベントの音響調整、機材の設営・操作・メンテナンスなど
年収目安:350万~700万円程度(勤務先や経験、担当する現場の規模によって異なる)

PAエンジニアになるには?

14. 舞台美術・照明

舞台美術・照明のイメージ画像

舞台美術・照明は、ライブやコンサート、音楽フェスなどでステージ演出を担当する仕事です。
照明機材を操作して楽曲の世界観を表現したり、ステージセットや映像演出を組み合わせたりすることで、観客の感動を演出します。

主な勤務先は舞台制作会社、ライブハウスなどです。
公演前には機材の設営や照明プログラムの作成、リハーサルでの調整を行い、本番ではアーティストの演奏に合わせて照明を操作します。

近年はLED照明や映像演出などの技術が進化し、ライブ演出はますます多彩になっています。
音楽や演出への理解に加え、照明機材や電気設備に関する専門知識、チームで現場を支える協調性が求められる仕事です。

仕事内容:ライブ・コンサートの照明演出、舞台美術の設営・管理、リハーサル・本番での照明操作など
年収目安:350万~650万円程度(勤務先や経験、担当する公演規模によって異なる)

舞台美術・照明になるには?

15. 舞台監督

舞台監督のイメージ画像

舞台監督は、ライブやコンサート、音楽フェスなどの現場で、ステージ全体の進行を管理する仕事です。リハーサルから本番まで、出演者や音響・照明スタッフ、舞台美術スタッフなどと連携しながら、イベントが予定どおり進行するよう指揮を執ります。

主な勤務先はライブ制作会社やイベント制作会社です。開演・終演時間の管理や転換作業の指示、安全管理など、現場全体を把握しながら判断を下すため、高いマネジメント能力と冷静な対応力が求められます。

ライブや音楽フェスが大規模化する中で、舞台監督の役割はますます重要になっています。多くのスタッフをまとめながら、一つのステージを成功へ導く責任ある仕事であり、音楽業界を裏方として支える代表的な職種の一つです。

仕事内容:ライブ・コンサートの進行管理、リハーサル管理、スタッフへの指示、安全管理など
年収目安:350万~700万円程度(勤務先や経験、担当するイベント規模によって異なる)

舞台監督になるには?

舞台監督は、舞台美術・照明やイベントスタッフとして経験を積み、現場を統括できる実力が認められて就くことが多い仕事です。
よって、まず舞台美術・照明などの仕事を目指します。

16. アーティストマネージャー

アーティストマネージャーのイメージ画像

アーティストマネージャーは、アーティストが音楽活動に専念できるよう、スケジュール管理や営業、現場対応などを行う仕事です。
ライブやレコーディングの日程調整、メディア出演のサポート、関係者との連絡など業務は幅広く、アーティストに最も近い立場で活動を支えます。

主な勤務先は芸能事務所や音楽プロダクションです。
アーティストだけでなく、レコード会社やライブ制作会社、テレビ局、広告代理店など、多くの関係者と連携しながら仕事を進めるため、高いコミュニケーション能力やスケジュール管理能力が求められます。

近年はSNSやYouTubeなどを活用した情報発信も重要になっており、マネージャーがプロモーションやファンとのコミュニケーションをサポートする場面も増えています。
アーティストの成長を間近で支えながら、音楽業界で活躍できるやりがいのある仕事です。

仕事内容:スケジュール管理、営業活動、ライブ・レコーディングの同行、メディア対応、プロモーション支援など
年収目安:350万~700万円程度(勤務先や経験、担当アーティストによって異なる)

アーティストマネージャーになるには?

17. 音楽雑誌編集者

音楽雑誌編集者のイメージ画像

音楽雑誌編集者は、音楽雑誌やWebメディアで特集記事やインタビュー、レビューなどの企画・編集を行う仕事です。
企画の立案から取材、ライターやカメラマンへの依頼、原稿のチェックまで幅広い業務を担当し、読者に音楽の魅力を伝えます。

主な勤務先は出版社やWebメディア運営会社です。
近年は紙の音楽雑誌だけでなく、ニュースサイトや音楽情報メディア、SNS向けコンテンツの制作も増えており、デジタルメディアを活用した編集スキルも求められています。

音楽業界やアーティストに関する知識はもちろん、企画力や文章力、スケジュール管理能力も重要です。
最新の音楽トレンドをいち早く発信できるため、音楽を「伝える」立場として業界に関わりたい人に人気の仕事です。

仕事内容:記事の企画・編集、取材、ライター・カメラマンの手配、原稿チェック、Webコンテンツ制作など
年収目安:350万~650万円程度(勤務先や経験、紙媒体・Web媒体によって異なる)

音楽雑誌編集者になるには?

18.音楽ライター

音楽ライターのイメージ画像

音楽ライターは、アーティストのインタビューやライブレポート、アルバムレビューなど、音楽に関する記事を執筆する仕事です。
雑誌やWebメディア、音楽情報サイトなどで活躍しており、読者に音楽の魅力や最新情報を分かりやすく伝える役割を担っています。

主な勤務先は出版社やWebメディア運営会社ですが、フリーランスとして複数のメディアに寄稿する音楽ライターも少なくありません。
近年はWebメディアやブログ、SNSの普及により、取材記事だけでなく、コラムやニュース記事、SEO記事などを執筆する機会も増えています。

文章力はもちろん、音楽業界に関する知識や取材力、情報収集力も重要です。
アーティストや関係者へのインタビューを担当することもあるため、コミュニケーション能力や信頼関係を築く力も求められます。

仕事内容:インタビュー記事、ライブレポート、レビュー、ニュース記事、コラムなどの執筆
年収目安:300万~600万円程度(勤務先や実績、フリーランスかどうかによって異なる)

音楽ライターになるには?

19. 音楽キュレーター

音楽キュレーターのイメージ画像

音楽キュレーターは、テーマやシーンに合わせて楽曲を選び、プレイリストを制作・紹介する仕事です。
SpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービスをはじめ、Webメディアや企業の公式プレイリストなどで、リスナーに新しい音楽との出会いを提供しています。

主な活躍の場は音楽配信サービスや音楽メディア、レコード会社、広告代理店などです。
また、フリーランスとしてプレイリストを制作したり、SNSやYouTubeで音楽を紹介したりする音楽キュレーターも増えています。

近年は音楽ストリーミングサービスの普及により、膨大な楽曲の中から最適な音楽を選び出す役割がますます重要になっています。
幅広い音楽知識に加え、トレンドを把握する情報収集力や企画力が求められる仕事です。

仕事内容:プレイリスト制作、楽曲の選曲・紹介、音楽コンテンツの企画・編集など
年収目安:300万~600万円程度(勤務先や業務内容、フリーランスかどうかによって異なる)

音楽キュレーターになるには?

Spotifyアカウントのフォロワーを増やし、SubmithubやPlaylistPushに登録します。
詳しくはこちら → 音楽キュレーターとは?Spotifyプレイリストで稼ぐ方法

20. 音楽著作権管理

音楽著作権管理の仕事のイメージ画像

音楽著作権管理は、作詞家や作曲家などの著作権者に代わって、楽曲の著作権を管理する仕事です。
テレビやラジオ、ライブ、カラオケ、音楽配信サービスなどで楽曲が利用された際の使用料を徴収・分配し、著作権が適切に保護されるようサポートします。

主な勤務先は、JASRACやNexToneなどの著作権等管理事業者です。
著作権に関する契約業務や利用許諾、権利処理などを担当するため、音楽業界の知識だけでなく、著作権法や契約に関する知識も求められます。

近年は音楽ストリーミングサービスやSNSの普及により、楽曲の利用形態は多様化しています。
それに伴い、著作権管理の重要性も高まっており、音楽ビジネスを支える専門職として注目されています。

仕事内容:音楽著作権の管理、利用許諾、使用料の徴収・分配、契約・権利処理など
年収目安:400万~700万円程度(勤務先や経験、担当業務によって異なる)

音楽著作権管理の仕事をするには?

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新卒採用|一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC
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21. 音楽講師・インストラクター

音楽講師のイメージ画像

音楽講師・インストラクターは、歌や楽器演奏、音楽理論などを生徒に指導する仕事です。
初心者からプロ志望まで幅広い生徒を対象に、一人ひとりのレベルや目標に合わせたレッスンを行います。

主な勤務先は音楽教室や専門学校、カルチャースクールなどです。
また、フリーランスとして自宅やレンタルスタジオでレッスンを開いたり、オンラインレッスンを提供したりする人も増えています。

高い演奏技術だけでなく、生徒に分かりやすく教える指導力やコミュニケーション能力も欠かせません。
近年はオンラインレッスンの普及により、地域を問わず全国の生徒へ指導できるようになり、活躍の場はさらに広がっています。

仕事内容:歌や楽器演奏、音楽理論の指導、レッスンの企画・運営、発表会のサポートなど
年収目安:300万~600万円程度(勤務先や担当コマ数、フリーランスかどうかによって異なる)

音楽講師・インストラクターになるには?

22. 音楽療法士

音楽療法士のイメージ画像

音楽療法士は、音楽業界というよりも、医療・福祉業界で活躍する専門職です。
ただし、音楽を仕事にしたい人の進路の一つとして注目されているため、本記事でも紹介します。

音楽療法士は、音楽の持つ力を活用して、心や身体の機能回復や健康維持を支援する仕事です。
歌や楽器演奏、リズム運動などを取り入れながら、一人ひとりの状態に合わせた音楽療法を行い、高齢者や障がいのある方、心身のケアが必要な人をサポートします。

主な勤務先は病院や介護施設、福祉施設、リハビリテーション施設などです。
また、近年では児童福祉施設や教育機関で活躍する音楽療法士も増えており、活躍の場は広がっています。

音楽の知識や演奏技術だけでなく、医療・福祉・心理学に関する知識も必要です。
利用者一人ひとりと向き合い、音楽を通して生活の質(QOL)の向上に貢献できる、社会的意義の大きな仕事といえるでしょう。

仕事内容:音楽療法の実施、リハビリテーション支援、レクリエーションの企画・運営、利用者の心身のケアなど
年収目安:300万~500万円程度(勤務先や雇用形態、経験によって異なる)

音楽療法士になるには?

FAQ|よくある質問

Q
音楽業界で専門学校に行く必要がある職種はどれですか?
A

必ずしも専門学校への進学が必要な職種はありません。しかし、アーティスト、スタジオミュージシャン、作詞家・作曲家、アレンジャー、サウンドクリエイター、レコーディングエンジニア、PAエンジニア、舞台美術・照明、音楽講師など、演奏や音響、制作に関わる仕事では、専門学校で知識や技術を学ぶことで就職やデビューに有利になる場合があります。

一方、アーティストマネージャー、音楽ライター、音楽雑誌編集者、音楽著作権管理などは、一般大学から就職する人も多く、必ずしも音楽系の専門学校を卒業している必要はありません。

Q
音楽業界で一番年収が高い仕事は何ですか?
A

一概には言えませんが、トップアーティストやヒットメーカーの作詞家・作曲家、音楽プロデューサーなどは、高額な印税や契約料によって年収が数千万円以上になることもあります。一方で、会社員として働く職種は収入が比較的安定している傾向があります。

Q
音楽業界で未経験から就職・転職できますか?
A

はい、可能です。音楽業界では新卒採用だけでなく、中途採用や未経験者歓迎の求人もあります。特に、アーティストマネージャーや楽器店スタッフ、ライブ制作会社などでは、未経験から経験を積みながらキャリアアップを目指せるケースも少なくありません。

Q
音楽業界で安定した収入を得やすい仕事はどれですか?
A

一般的には、アーティストマネージャー、音楽著作権管理、楽器店スタッフ、音楽講師など、会社員として働ける職種は比較的収入が安定しています。一方、アーティストやDJ、作詞家・作曲家などフリーランスとして活動する職種は、実績や人気によって収入が大きく変動する傾向があります。

Q
音楽業界の将来性はありますか?
A

あります。CD市場は縮小傾向にあるものの、音楽ストリーミングやライブ市場は拡大・回復しており、SNSや動画配信サービスを活用した新しい音楽ビジネスも広がっています。音楽を届ける手段が多様化していることから、今後もさまざまな職種で活躍のチャンスが期待できるでしょう。

まとめ|自分に合った音楽業界の仕事を見つけよう

音楽業界には、アーティストや作詞家・作曲家といったクリエイティブな仕事だけでなく、アーティストマネージャーやPAエンジニア、レコード会社、ライブ制作、著作権管理など、音楽を支えるさまざまな仕事があります。

また、近年は音楽ストリーミングやSNSの普及により、新しい働き方やキャリアの選択肢も増えています。
自分の得意分野や興味に合った仕事を選ぶことが、音楽業界で長く活躍するための第一歩です。

本記事で気になる職種が見つかった方は、各仕事の「なるには?」で紹介した関連記事も参考にしながら、自分に合った進路や就職・転職方法を調べてみてください。

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