サウンドクリエイターになるには?仕事内容・年収・必要なスキルを解説【経験者の口コミあり】

ゲームやアニメ、映画などの音楽や効果音を制作するサウンドクリエイター。
近年はゲーム市場や動画コンテンツの拡大により、目指す人も増えている人気の仕事です。
しかし、「サウンドクリエイターになるには何を勉強すればいい?」「未経験でもなれる?」「年収はどれくらい?」と気になっている方も多いでしょう。
この記事では、サウンドクリエイターの仕事内容やなり方、必要なスキル、年収、将来性まで詳しく解説します。
さらに、実際に活動するサウンドクリエイターへの独自アンケートをもとに、仕事のやりがいや苦労など、リアルな声も紹介します。
これからサウンドクリエイターを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
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サウンドクリエイターとは?
サウンドクリエイターの仕事内容
サウンドクリエイターとは、ゲームやアニメ、映画、CMなどで使用される音楽や効果音を制作する仕事です。
主な仕事内容は次のとおりです。
- ゲーム・アニメ・映像作品のBGM制作
- 効果音(SE)の制作
- 作曲・編曲・DTMによる楽曲制作
- レコーディングやミックス作業
- クライアントとの打ち合わせや修正対応
企業に所属する場合は、制作スケジュールの管理や外部クリエイターとの調整を担当することもあります。
サウンドクリエイターの活躍の場
サウンドクリエイターは、ゲーム会社や映像制作会社、広告制作会社、音楽制作会社などで活躍しています。
また、フリーランスとしてゲーム音楽やBGM制作、効果音制作、楽曲提供などを行う人も少なくありません。
近年はスマートフォンゲームやYouTube、VTuber、企業のPR動画など、デジタルコンテンツ市場が拡大しています。
そのため、映像やゲームを彩る音楽・効果音の需要も高まっており、サウンドクリエイターが活躍できる場は以前より広がっています。
サウンドクリエイターと作曲家の違い
作曲家は楽曲制作を専門とする職業ですが、サウンドクリエイターは作曲に加えて、効果音制作や音響演出、ミックスなど、作品全体の音づくりを担当します。
そのため、音楽制作だけでなく、DTMや音響に関する幅広い知識・技術が求められる仕事です。
サウンドクリエイターになるには?
サウンドクリエイターになるために必須の資格はありません。
しかし、未経験から仕事を獲得するには、音楽制作のスキルを身につけ、自分の実力を証明できる作品(ポートフォリオ)を用意することが重要です。
一般的には、専門学校で学んでゲーム会社や音楽制作会社へ就職する人が多いですが、近年では独学でスキルを身につけ、フリーランスとして活動を始める人も増えています。
どちらのルートを選ぶ場合でも、基本的な流れは次のとおりです。
- DTM・作曲のスキルを身につける
- オリジナル作品を制作する
- ポートフォリオを作成する
- 就職またはフリーランスとして活動を始める
それぞれ詳しく見ていきましょう。
DTM・作曲のスキルを身につける
サウンドクリエイターに最も求められるのは、DTM(デスクトップミュージック)のスキルです。
DAWソフトを使った打ち込みや作曲・編曲、ミックスの基礎を学び、ゲームや映像作品に合わせた音楽を制作できるようになりましょう。
学習方法は、音楽専門学校へ進学するほか、DTMスクールやオンライン講座、書籍や動画教材を活用した独学などさまざまです。
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またDTMレッスンについてはこちらの関連記事を参考にしてください。
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ポートフォリオを制作する
スキルが身についたら、自分の実力をアピールするためのポートフォリオを制作しましょう。
ゲーム風のBGMや効果音、映像を想定した楽曲など、ジャンルの異なる作品を複数用意しておくと、得意分野を採用担当者やクライアントに伝えやすくなります。
完成した作品は、自身のホームページや動画サイト、音楽投稿サービスなどで公開しておくのがおすすめです。
ホームページの作り方についてはこちらの関連記事をご覧ください。
就職・フリーランスとして活動を始める
ポートフォリオが完成したら、ゲーム会社や音楽制作会社へ就職する、またはフリーランスとして仕事を受けるなど、自分に合った働き方を選びます。
企業へ就職する場合は、求人への応募時にポートフォリオの提出を求められることが一般的です。
一方、フリーランスはクラウドソーシングや楽曲販売サービス、知人からの紹介などを通じて実績を積み重ねていきます。
最初から大きな案件を受注するのは難しいため、小さな仕事でも一つひとつ丁寧に取り組み、実績と信頼を積み上げていくことが、サウンドクリエイターとして長く活躍するためのポイントです。
音楽制作会社や音楽プロダクションを関連記事にてまとめています。
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サウンドクリエイターに必要なスキル・向いている人
サウンドクリエイターは、音楽を作るだけでなく、クライアントの要望を形にするクリエイティブな仕事です。
そのため、DTMや作曲の技術だけでなく、コミュニケーション能力や柔軟な発想力も求められます。
ここでは、サウンドクリエイターに必要なスキルと、向いている人の特徴を紹介します。
必要なスキル
サウンドクリエイターに求められる主なスキルは次のとおりです。
- DTM(DAW)の操作スキル
- 作曲・編曲の知識
- ミックス・マスタリングの基礎知識
- 効果音(SE)制作のスキル
- コミュニケーション能力
特に重要なのは、クライアントのイメージを音で表現する力です。
企業に所属する場合は、制作スタッフやディレクターと連携しながら仕事を進める場面も多く、自分のこだわりだけでなく、作品全体を意識して制作できる柔軟性も求められます。
向いている人の特徴
サウンドクリエイターに向いているのは、音楽が好きな人だけではありません。
例えば、次のような人は適性があるでしょう。
- 音楽制作そのものが好きな人
- ゲームやアニメ、映像作品が好きな人
- 地道な作業をコツコツ続けられる人
- 相手の要望をくみ取り、改善を重ねられる人
サウンドクリエイターの仕事では、自分の好きな音楽ばかりを制作できるとは限りません。
だからこそ、自分の表現よりも「依頼された作品をより良くすること」にやりがいを感じられる人ほど、長く活躍しやすい職業といえるでしょう。
サウンドクリエイターの年収・給料【独自調査】
ここでは、実際にサウンドクリエイターとして活動している方への独自アンケートをもとに、リアルな年収や仕事内容を紹介します。
フリーランスの年収
今回アンケートに回答していただいたフリーランスのサウンドクリエイター5名の年収は、100万円~500万円程度でした。
駆け出しの頃は収入が不安定になりやすい一方で、継続的に依頼を受けられるようになると収入も安定していく傾向があります。
また、ゲーム音楽だけでなく、アイドルへの楽曲提供や映像音楽、効果音制作など、複数のジャンルで活動している人ほど収入を伸ばしていました。
会社員の年収
企業に勤務するサウンドクリエイターは、フリーランスに比べて収入が安定しやすいのが特徴です。
勤務先や経験年数によって差はありますが、一般的な年収は300万~500万円前後が目安とされています。
ゲーム会社や音楽制作会社では、経験を積むことでディレクターや管理職へキャリアアップできる場合もあり、それに伴って年収アップも期待できます。

サウンドクリエイターの将来性
サウンドクリエイターの将来性は、比較的明るいといえるでしょう。
その理由は、スマートフォンゲームや家庭用ゲーム、動画配信サービス、VTuberなどのデジタルコンテンツ市場が拡大を続けているためです。
新しい作品が制作されるたびに、BGMや効果音などの音楽制作は欠かせません。
また、近年は企業のPR動画やYouTubeチャンネルなどでもオリジナル音源の需要が高まっており、活躍できるフィールドは広がっています。
一方で、誰でもDTMを始めやすくなったことで競争は激しくなっています。
長く活躍するためには、作曲やDTMの技術を磨くだけでなく、ポートフォリオを充実させ、実績を積み重ねていくことが重要です。
経験者の口コミ
今回のアンケートでは、「自分の音楽が作品として世に出る喜び」を魅力として挙げる人が多くいました。
一方で、
- コンペで採用されないことが多い
- クライアントとのイメージのすり合わせが難しい
- 納期前の修正対応が大変
- フリーランスは収入が安定しにくい
といった苦労も多く聞かれました。
華やかなイメージのある仕事ですが、その裏では地道な制作や営業活動、継続的なスキルアップが欠かせません。
だからこそ、音楽制作そのものが好きで、試行錯誤を楽しめる人ほど長く活躍できる仕事といえるでしょう。
女性 30代 年収150万円程度
音楽関係の専門学校在学中にフリーでの活動を開始しました。
私の場合はアニメ・ゲームなどの音楽・効果音などのお仕事を中心にしていました。
特に自主制作のゲーム・アニメに提供をすることが多かったです。
卒業後は別の業界の会社に就職をしましたが細々とフリーでのお仕事をしばらく続けていました。
このお仕事の魅力は何もないところから1つの作品を作り上げる喜びと達成感しかないと感じています。
フリーでの活動だけでは収入が安定しないので食べていくことが難しいし、仕事は自分で営業して取ってこないといけないので最初は人脈をつくるのに苦労しました。
クライアントさんとのトラブルも頻繁にあり、納期直前でここを作り直してほしいと言われることもあるので要望に応えられる器量も必要です。
20代 男性 年収100万円程度
元々は音楽の専門学校でソングライティングやDTMの授業を受けながらミュージシャンとして活動を行なっていました。
卒業後にお世話になった恩師から「小遣い程度のギャラだけどやってみる?」と誘われたのがゲームのBGMを作る仕事でした。
歌物として提供は行なった事が有るものの、ゲーム音楽に関しては全くの素人だった為、初めはクライアントから頂くイメージが全く頭に入らず参考にゲームをする日々が多かったです。
恩師との共同作業だったので関わったのが全体の2割ぐらいだったのですが、自身が作ったBGMが採用されてストーリー中に使われた時はホッとしました。
やはりミュージシャンとして平行で活動したいのでフリーで行なっていますが、現在も楽曲提供が8割、クリエイターとして参加しているのが2割の割合でやっています。
自分が作った音がプレイヤーに聞いて貰えるのはコンポーザーとしても凄く嬉しく思います。
30代 男性 250万円程度
サウンドクリエイターの魅力は、自分で作った音をたくさんの人に聞いてもらえることです。私はクラブでかけるオリジナルの音楽を作ったり、ゲームに音楽や音声を提供したりしましたが、自分の知らないところでも自分が作った音を聞いて楽しんでもらえているというところがとても嬉しかったです。
また、コンペや他のクリエイターさんと競った時に選ばれることもとても嬉しかったです。
苦労したところは、オリジナルのものを生み出さないといけないので、常にアンテナを張って色んな音楽を聴いたり、情報を集めたりしなければいけなかったところです。いわゆる「生みの苦しみ」という事だと思いますが、何度提案してもクライアントに自分の音が伝わらなかったり、コンペで通らなかったときはつらかったです。
30代 女性 年収100万円程度
この仕事の魅力は、やはり何と言ってもクライアント様に「イメージ以上の出来でした!本当にありがとうございました!」と言って頂ける事。
自分が作った創造物は自分の子供の様な物なので、先方に喜んで頂けるととても嬉しいです。逆に苦労するところは、こちらと先方でのイメージの違いなどによるリテイク。
事前にクライアント様とはよく打ち合わせをしてはいるのですが、やはり言葉上のやりとりだけでは不十分な事も有り、どんなに苦労して作ってもリテイクを指示される事も有ります。
例えば「国歌の様な楽曲」と指示されていても、こちらが君が代をイメージしていても先方はイギリス国歌をイメージしていたらしく、全面的に作り直しをする羽目になった事も有ります。
男性 40代 年収500万円程度
主にアイドル系のグループや歌手に楽曲提供しています。
魅力はやはり自分の作ったものがリリースされ、多くの人に届けられることです。
たまに曲のタイトルでエゴサーチをかけたりしていますが、評判がいいとやはり嬉しくなります(もちろん、その逆のことも多いのですが)
苦労するところは、やはりコンペで採用されないことです。たまに最後の方まで残って必死に手直しすることがあるのですが、それでも最終的に選ばれなかったりすると非常に落胆します。
ただ、その曲が同じディレクターやプロデューサーの抱えている別の仕事で使われることもあるので、そうなると苦労が報われた感じにはなります。
また、最近はゲームや劇伴の仕事も増えてきたのですが、こちらは決め打ちで受注するので収入面では安定してきました。
まとめ|サウンドクリエイターは作品を支える職人の仕事
サウンドクリエイターは、ゲームやアニメ、映画などの音を支える職人的な仕事です。
資格は必要ありませんが、DTMや作曲のスキルを身につけ、ポートフォリオを充実させることが就職や独立への第一歩となります。
また、音楽制作の技術だけでなく、クライアントの要望をくみ取るコミュニケーション能力や、作品の世界観を音で表現する発想力も欠かせません。
決して簡単な職業ではありませんが、自分が制作した音楽や効果音が多くの人に届く喜びは、サウンドクリエイターならではの大きな魅力です。
この記事が、サウンドクリエイターを目指す皆さんの進路選びやキャリア形成の参考になれば幸いです。
なお、当サイトでは音楽業界のさまざまな仕事についても詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひ関連記事もあわせてご覧ください。
































