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ドラム初心者でも「上手く見せる」3つのコツ!カッコよく聴かせる秘訣とは?

ドラム初心者でも「上手く見せる」3つのコツ!カッコよく聴かせる秘訣とは?

ドラムを始めた頃は「一生懸命叩いているのに、なんだか初心者っぽさが抜けない……」と悩むことも多いです。
特に「もう2週間後には文化祭でライブ!」なんて時は、少しでも上手に見せたいですよね。

実は「ちょっとした意識」を取り入れるだけで、ドラムを上手に聞かせ、かつステージで上手く見せることができます。

今回は、私が試行錯誤の中で気づいた、ドラムを上手に見せる3つのコツをご紹介します。

運営者
バン活!編集長 バン犬

結論:初心者が意識すべき「3つのポイント」

まず結論からお伝えします。
この3つを意識するだけで、グッと上手に見えてきます。

  1. キックとクラッシュを同調させる
  2. 脱力して太鼓を響かせる
  3. 歌を聞きながら演奏する

それでは、具体的に解説していきます。

① キックとクラッシュシンバルをピッタリ合わせよう

ドラムのフレーズは、小節の頭に「キック(バスドラム)」と「クラッシュシンバル」が同時に入る構成が非常に多いです。
ここをピッタリ合わせることが、初心者っぽさを脱するコツのひとつです。

なぜ「同時」が重要なのか?

実際に叩き比べてみるとわかりますが、クラッシュシンバルだけを叩くと「シャワ~ン」と芯のない音になります。

しかし、キックが完璧に重なると、「ドシャーン!」と低域と高域が混ざり合った、迫力のある音に。
このキックの「ド」とシンバルの「シャーン」がズレていると、なんとも素人っぽい演奏になります。

「クラッシュはキックとセット」。まずはこれを徹底しましょう。

② 良い意味で「テキトー」に叩いてみよう

「上手く叩こう」と意気込むほど、初心者が陥りやすいのが「力み(りきみ)」です。

ドラムを批評する時に、よく「”パワー”がある」なんて言いますよね。
なまじ パワー = 力 なんて単語を使うばっかりに、バワーがある = 力がある という誤解が生まれてしまいがち。

しかしドラムにおけるパワーとは、太鼓がしっかり鳴っていることを意味します。

筋力があるとか、握力があるという意味ではありません。
そして、太鼓をしっかりならすためには、打面に対して強い衝撃が必要です。

太鼓を鳴らすために必要な衝撃は、
重さ × 速さ の方程式
で導かれます。

例えば軽トラックより、2トントラックの方が追突した時の衝撃は大きいですよね。
同じように時速30kmより、60kmのほうが衝撃は大きいです。
(良い例えじゃなくて申し訳ない)

ドラムのパワーを力と誤解すると、「力み」が生まれ、特に「速さ」を阻害する原因になります。
ドラムのスティックさばきで速さを生み出すには、適切なフォームで関節が動いてスナップがあることが必要です。

関節を柔らかく使う必要があるのに、力んでしまってはうまくいきません。
ドラマは体を激しく動かすので、悪い意味で「スポーツ」になってしまいがち。

音楽は筋肉じゃなく、耳でやるものという基本に立ち返ってみましょう。

パワーの誤解を解く工夫

まずは理屈として、パワーとは、重さ × 速さの方程式であることを覚えましょう。

そのうえで、

  • スティックを軽く持つ
  • 関節を動かす

ことを意識してみて下さい。
わたし自身は肩甲骨からスティックの先までが鞭のようにしなるイメージでプレイしています。

またリラックスした演奏姿は、なんだか自信があるようにも見えます。
その意味でもぜひ、リラックスを意識してみて下さい。

③ ヴォーカル(メロディ)を意識して聴こう

ドラムがヘタに聞こえる原因のひとつにテンポキープもあるでしょう。
クリックを使ってBPMをキープする練習のしているのに、なぜか本番の演奏ではモタったり、ハシったりしてしまう…。
そんな時は以下を意識してみて下さい。

誰もがテンポを間違えない「We Will Rock You」の謎

例えば、Queenの有名曲『We Will Rock You』を聞いてみて下さい。

音楽に詳しくない人でも、この「ドン・ドン・パン!」というリズムを、誰もが妥当なテンポで真似できてしまうはずです。
過度にハシッたり、モタったりもしません。

なぜか?
それは、「歌(メロディ)」とリズムが完全に一体化して記憶されているからです。

歌メロを体に染み込ませるひと手間

リズム隊(ベース)の音だけに集中しすぎると、適切なテンポが見えなくなることがあります。
これを克服するために、「ヴォーカルを聴きながら(あるいは自分で歌いながら)演奏する」ことを試してください。

  1. 演奏を始める前に、メンバー全員で歌メロを合唱してみる
  2. 実際に口ずさみながらドラムを演奏してみる

ちょっとマヌケに見えるかもしれませんが、なかなか効果的なひと手間です。

まとめ|ドラムをカッコよく見せるには「耳」を解放すること

初心者がドラムを上手に聞かせる(&見せる)コツをおさらいしましょう。

  1. キックとクラッシュを同調させる
  2. 脱力して太鼓を響かせる
  3. 歌を聞きながら演奏する

これらは実は、「音を聞きながら演奏する」というたったひとつのコツに集約されます。

「キックとクラッシュを同調させる」「脱力して太鼓を響かせる」とは、「自分の音」を聞きながら演奏すること。
「歌を聞きながら演奏する」とは「他人の音」を聞きながら演奏すること。

初心者はフレーズやパターンを追いかけることに必死になってしまいます

まるでアプリやゲーセンの音ゲーのように、ドラムを演奏してしまうのです。
しかし実際のドラム演奏は、光るバーにタイミングを合わせることとは程遠い事象です。

気持ち良い音が、適切なタイミングで鳴らされていること。
それが実現してはじめて「音が音楽に昇華」されます。

ぜひ、これから基礎練習に挑む際も、「音を聞きながら演奏できるようになるために」取り組んでみて下さい。
クリックを使う際も、テンポキープの練習という意味だけでなく、他人の音(=クリック)を聞きながら演奏する練習という意識を追加してみてください。

つまるところ、フレーズやパターンを暗記して、耳に意識を集中できるようになるためにやるのが、基礎練習の目的の半分です。
もう本番まで時間がなくても、この意識で練習に取り組むだけでグッと上手になれるはず。
ぜひ取り組んでみて下さい。

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