バンドマンとの結婚はアリ?必要な年収と暮らしのリアルを徹底解説

バンドマンとの結婚、大丈夫?と悩んでいるあなたへ。

夢を追いかける姿は素敵だけれど、将来のことを考えると不安になってしまう…。

この記事では、バンド活動を続けるパートナーと結婚し、将来的に子育てまで見据えた生活を実現するために必要なお金や働き方について、現実的な視点でまとめました。

バン活!では多くのバンドマンに取材をしてきました。

中にはもちろん、結婚してバンドを続ける人たちも。

その経験から、少しでも不安が軽くなるよう、具体的な数字や方法も交えてご紹介します。

バンドマンとの結婚は現実的?【よくある悩みを整理】

バンドマンとの結婚を考えたとき、こんな悩みがよく挙がります。

  • 収入が不安定で、将来設計が立てにくい
  • 家族や親からの理解が得られにくい
  • 子育てやマイホーム購入に現実味を感じられない

でも、夢を諦めることが「正解」とは限りません。
大切なのは、現実から目をそらさずに“どうやって実現していくか”を一緒に考えること。

その第一歩として、生活に必要な年収の目安を知っておきましょう。

子育て・生活に必要な年収はいくら?【東京・地方別シミュレーション】

たとえば東京で子育てをしながら暮らす場合、
夫婦で年収500万円程度が一つの目安と言われています。

これをふたりで分担すると、

  • パートナー(バンド活動+副業など)250万円
  • 自分(会社員・パートなど)250万円

という形でも成り立つ計算です。

地方に住む場合は、家賃や保育料が下がる分、必要年収はもう少し低くなります。
たとえば地方都市なら夫婦で400万円前後を目安にしても現実的かもしれません。

バンドマンでも年100万円稼げる?【ライブ×物販のリアル試算】

バンド活動そのものから収入を得るのは簡単ではありませんが、
次のような組み立てで年100万円程度の収益を得ることは可能です。

  • チケット:3000円 × 400人規模 × 年4回ソールドアウト = 約480万円(分配前)
  • バンドの取り分(会場費・スタッフ費を差し引いて):約60万円〜80万円
  • グッズやCDの売上:年間20万円前後

これで合計100万円前後。

もちろん安定はしませんが、“音楽だけでゼロ円”ではないということをまず知っておくと心強いです。

バンド活動+副業のWワーク戦略【時間の自由がカギ】

本業が音楽なら、副業は「時間の自由が利く仕事」を選ぶのがコツです。

たとえば:

  • ライブや練習がない平日に働く飲食・配送・イベント系のバイト
  • 在宅でできるクラウドワークス・スキルシェア(ライティング、イラストなど)
  • 音楽教室やDTM講師など、音楽経験を活かした仕事

パートナーに合わせて、あなたも柔軟な働き方を模索していくことで、生活全体の安定感はぐっと増します。

地方移住という選択肢【音楽活動と両立できる?】

「東京じゃないと音楽はできない」そんな時代でもありません。

  • 地方なら家賃が半額以下になることも
  • ネット配信やSNSでファンとつながれる
  • 遠征ライブというスタイルも選べる

お互いの仕事や家族計画に合わせて、生活拠点を見直すことも、夢と現実を両立する一つの手段です。

夢と現実、どちらも手に入れる【結婚に必要なのは“計画”】

「夢を応援したい」と思えるのは素晴らしいことです。
でも、生活が成り立たなければ、夢は続けられません。

  • 必要な生活費を試算する
  • 自分たちに合った働き方を探す
  • 時にはライフスタイルを柔軟に変える

そんな“計画力”があれば、バンドマンとの結婚もきっと現実になります。

まとめ:バンドマンとの結婚に必要なのは「共有と計画」

収入だけを見れば、確かに不安もあります。
でも、大切なのは「ふたりでどう支え合っていくか」。

夢も、生活も、言葉にして共有しながら歩んでいくことが、
いちばんの安心材料になるはずです。

夢を追う人と、人生を共に歩む。
その選択を後悔しないよう、今日から“ふたりの計画”を始めてみませんか。

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バン活!編集長 バン犬
20代に2つのインディーズバンドを経験。自主レーベルからCDリリース。全国ツアーを敢行。バンドマン専門メディア「バン活!」の前身ブログを2014年に開始。