バンド活動がうまくいかない原因を整理して、解決策を提案!

バンド活動がうまくいかない原因を整理して、解決策を提案!

「最近、バンドの雰囲気が悪い…」
「集まっても練習にならない」
「方向性の違いで揉めてばかり」

そんなふうに、バンド活動がうまくいかなくて悩んでいる方は少なくありません。
わたし自身、3つのバンドの経験して、そのうちひとつは10年間続けました。

何度も悩んだことがありましたが、10年続けられたのはその都度、解決してきたら。

この記事ではその経験を踏まえ「なぜバンドがうまくいかないのか?」その原因と、乗り越えるための解決策をまとめました。

バンドがうまくいかない原因① お金がない

スタジオ代、機材費、ライブの交通費……。
インディーズバンドの活動費はほぼ“自腹”。これがじわじわ効いてきます。

解決策① 活動費を節約する工夫を

例えばレコーディングをセルフレコーディングにしたり、練習に公共施設を使ったりとできそうな節約を実行してみましょう。

解決策② 少しでも音楽で稼いでみる

趣味程度なら、儲けなんて出なくてよいのかもしれません。
でももしお金がないことで悩んでいるなら、音楽で稼ぐことを真剣に考えても良いかもしれない。

少しでもメンバー持ち出しの負担が軽減できれば、やっぱりありがたいはず。

また売上がモチベーションになって、バンド活動が楽しくなるかもしれません。

バンドがうまく行かない原因② 時間が合わない

大学生・フリーター・会社員など、生活リズムが違えば練習の予定すら合いません。
「月に一度もスタジオに入れない」なんてバンドもいるかもしれません。

解決策① スケジュール管理アプリを使う

スマホアプリやLINEのスケジュール機能を利用して、予定が合う日をスムーズに見つけましょう。
関連記事でツールをまとめています。

解決策② 日常の時間を節約する

ギター・ベース弦、ドラムスティックなどの消耗品。
店舗にわざわざ足を運ぶ必要はありません。

お店に移動する時間がもったいないないので、サウンドハウスなどのオンラインストアを利用してまとめ買いしましょう。

バンドがうまく行かない原因③ メンバー間の音楽性の違い

同じロック好きでも、特に好きなバンドは違う。
細かな理想はやっぱり違います。
そのことが原因で、曲作りをしていてもまったく違う方向性のアイディアが出てまとまらないことも。

解決策 まずは”演奏力”を鍛える

実は「音楽性の違い」ではなく、単に演奏力がなくて再現性がない場合が少なくありません。
なかなか「自分はヘタだ!」と正面から認めるのは難しいもの。

だから音楽性の違い、趣味の違いということで結論づけてしまいがちです。

しかしプロのミュージシャンはある程度の限界はあれど、いろんなアーティストの楽曲に対応しますよね。
つまり実力さえあれば、音楽性の違いは乗り越えられるのです。

音楽性の違いやジャンルに関わらず、あるべき基礎的な演奏力は存在しています。
改めて自分の演奏を基礎から見直してみましょう。

バンドがうまく行かない原因④ メンバー間の人間性の違い

音楽性も合うし、時間も合う。
でもどこか人間性が合わない、趣味が合わない。

わたしの経験でも「悪酔いする」「女癖が悪い」「借金をする」「時間にルーズ」など個性的なバンドマンがたくさんいました(笑)
いや、バンドマンだからこそ個性的なのかもしれません

解決策 自立した態度で接する

逆に「人間性がまったく同じ人は存在しない」と考えます。
どれだけ仲の良い人同士でも、どこか共感できない部分はあるものです。

でもみんな大人なのだから、それぞれの行動の責任は自分でとる。
確かに音楽と関係な部分で足を引っ張られるのは腹が立つ。

でもそれに悪い意味でひっぱられずに自分がしっかりやっていれば、自然とそのメンバーと適度な距離が生まれていきます。
自分自身が24時間、ちゃんと上を向いていれば、同じ目標をもった仲間と出会えると思います。
むしろ生涯の仲間に出会いたいなら、そうするしかありません。

まとめ|ほとんど解決策は音楽の中にある

やっぱりバンドですから、解決策はいつだって音楽の中にあります。

つくる曲が名曲で、出している音が魅力的なら、絶対にモチベーションになるし、どうにかバンドを続けようと思うはず。
時間がなくても、お金がなくても、音がカッコよければ自ずと工夫するはずです。
そして自分が努力しているなら、音楽性や人間性の違いが気になることも少なくなります。

だから壁にぶつかったときに大事なのは、いつだって練習です。
逆に言えば、練習をせずに根本的な解決は難しい。

この「正論」はときに厳しく、目を逸らしたくなる現実かもしれません。
でもしっかり腰を据えて練習して技術がつけば、絶対にバンド活動が楽しくなります。

それはわたしの経験から、100%保証できる。
なのでぜひ、自分の演奏に向き合ってほしいと思います。

SHARE:
あなたへのおすすめ