浅井健一ソロのおすすめアルバム3選!名曲、知ってる?

浅井健一のソロ作品を聴いてみたいけれど、
「どのアルバムから聴けばいいのかわからない」
「代表曲や名曲を知りたい」
という人も多いのではないでしょうか。
浅井健一は、BLANKEY JET CITYやSHERBETS、JUDE、AJICOなど、さまざまな名義で活動してきたミュージシャンです。
この記事では、BLANKEY JET CITY、SHERBETS、JUDE、AJICOなどのバンド/ユニット活動とは分け、浅井健一名義のソロ作品に加えて、浅井健一&The Interchange Kills名義の作品も「ソロ期の作品」として扱います。
筆者はこれまで、浅井健一関連のアルバムをすべて聴いてきました。
全盛期には(フェスを含む)年4回ほどライブに足を運ぶほどのファンで、作品だけでなく、実際のライブにも継続的に触れてきました。
そんな筆者が、数あるソロ作品のなかから「まず聴いてほしい」と思うアルバムを厳選。
あわせて、浅井健一ソロを代表する名曲も紹介します。
「浅井健一のソロをこれから聴いてみたい」という人は、ぜひ参考にしてください。

浅井健一ソロのおすすめアルバム3選
浅井健一ソロ期の全11枚のアルバムを聴いたうえで、ここでは特におすすめしたい3枚を厳選して紹介します。
Sugar|爽快なロックが聴ける
『Sugar』は浅井健一&The interchange kills名義で発売されたアルバム。
このアルバムはBPMが早めの曲が多く、スピーディで爽快感が感じられます。
現代は1曲の長さがどんどん短くなっていると言いますが、そうした短い曲に聴き慣れている若いリスナーにおすすめするなら、このアルバムかなと思います。
MVになっている「Vineger」や「Beautiful Death」はもちろん、個人的には、5曲目の「どっかいっちゃった」もグルーヴィでクセになる曲で好きです。
そしてただ激しいだけでなく、「Ginger Shaker」など大人のロックも。
「良い曲がはいっているけど、寄せ集めのアルバム」ではなく、しっかり1枚が物語になっているのが、ベンジーの魅力の一つです。
『Sugar』はそうした作品性がわかりやすく表現されています。
PIL|キャリアの集大成的な1枚
『PIL』はその時点までのベンジーのキャリア、音楽性をひとつにまとめたような濃厚なアルバムです。
まず参加ミュージシャンが極めて豪華。
ドラマーはかねてから交流があった東京スカパラダイスオーケストラの茂木欽一さんと、それまでのソロ作品で叩いてきた岡屋心平さんが担当。
ベースはJUDEの盟友、渡辺圭一さん。
そして、前作『Sphinx Rose』から本格的に導入をはじめた打ち込み(リズムマシーン)による楽曲がいくつか。
ソロとして3年ぶりのアルバムだったということもあるのか、アレンジ・アンサンブルが練り込まれたクオリティの高い楽曲が多いです。
またベンジーのアルバムにしては、全体を通して音圧が高いので、現代的な高音圧に慣れているリスナーにも聞きやすいのではないでしょうか。
Johnny Hell|記念すべきソロ名義ファースト・アルバム
2006年に発売された、浅井健一名義としては初のソロアルバムが『Johnny Hell』です。
やはり参加ミュージシャンが豪華です。
特にシングルになった「危険すぎる」は、ドラマーに茂木欽一さん、ベースにBlankey Jet Cityの照井利幸さん、コーラスに椎名林檎さんというその世代を代表するミュージシャンが集結。
それでいて、実はアルバムの半分はベンジーのホームタウン的なバンドSherbetsによる演奏。
むしろ「Johnny Hell」はSherbets屈指の名曲でもあります。
さらにバイオリンとアコースティックギター、ボーカルだけの「哲学」といった楽曲もあり、バンドの制約を振り払ったベンジーの個性が1枚にまとまった作品になっています。
2枚のアルバムをギュギュッと1枚にしたような内容で、アルバムを通して聴くとちょっと達成感があります(笑)
近年の音楽シーンではなかなか聞けない濃厚なアルバムです。
浅井健一ソロの名曲5選|おすすめアルバム3枚以外から厳選
ここでは、先ほど紹介した3枚のアルバムには収録されていない曲から、浅井健一ソロを聴くならぜひ押さえておきたい名曲を5曲紹介します。
ハラピニオ
アルバム『Nancy』に収録。
とにかく「こんなに良い曲ないな」と思うんですね。
明るさと優しさに満ちた歌詞、質の高いリラックスしたグルーヴ、中盤の青空を突き抜けるようなギター。
そして最後のコーラスまで聴くと、なんだか元気が湧いてくる。
そんな名曲になっています。
わたし自身、定期的に聞いてしまいます。
Not Ready Love
アルバム『Caramel Guerrilla』に収録。
ベンジーのソロ作品でぜひ、聞いてほしいのが打ち込み(リズムマシーン)を使った楽曲です。
打ち込みはグルーヴにクセがなくボーカリストが好きなように調整できるので、歌で”遊びやすくなる”メリットがあります。
この楽曲「Not Ready Love」はそうしたメリットがいかんなく発揮され、メロウで滑らかなベンジーのボーカルのグルーヴが気持ちいい1曲です。
ぜひ、自分でも鼻歌を口ずさんでみて下さい。
そうすると、よりグルーヴの心地よさがわかると思います。
SPRING SNOW
アルバム『Sphinx Rose』に収録。
ここまで繊細な世界観を表現できるのは、世界広しと言えど、ベンジーだけではないでしょうか。
美しいアコギと儚い歌詞。
知ってるかい この世は魔法でできてる
という歌詞にリアリティを持たせられるのは、ベンジーにおいて他にいません。
聴くと、本当に魔法にでもかけられたような神秘的な気分になります。
ベンジーの根本的なオリジナリティがギュッと詰まった名曲です。
Grape Juice II
アルバム『CHELSEA』に収録。
打って変わって激しく、怒りに満ちた楽曲。
ロックが本来持っている反骨精神や攻撃性を、バイオリンを使った美しい音と共に封じ込めた1曲。
ただ叫ぶパンクではなく、胸を掴まれるような切ない曲になっているのは、ベンジーの優れた才能だと思います。
Fixer
アルバム『Rod Snake Shock Service』に収録。
とにかくまず、ギターリフ自体がとても個性的なんですね。
実際にギターでコピーして、その指の動きをなぞってみると、シンプルなようでなかなか他にないリフだとわかります。
そうした個性的なフレーズを採用すると、大抵の場合、作曲がひっちゃかめっちゃかになって、音楽にならないんですね。
ところがベンジーはストーリー性のあるアレンジに消化できている。
いわゆる「世界観」といった文学的な側面だけでなく、シンプルにミュージシャンとして作曲家として優れた才能を持っていることがよくわかる1曲です。
またアンサンブルに隙間が多いので、ライブでは参加ミュージシャンが変わるとガラッと表情を変える面白い曲でもあります。
さまざまなミュージシャンが参加するソロだからこそ、そうした変化も楽しみの一つです。
まとめ|浅井健一ソロを聴くなら、この3枚から
浅井健一ソロ期の全11枚のアルバムを聴いたうえで、今回は『Sugar』『PIL』『Johnny Hell』の3枚をおすすめしました。
『Sugar』はスピーディで爽快なロック、『PIL』はソロ期の音楽性が凝縮された濃厚な1枚、そして『Johnny Hell』は浅井健一名義でのソロ活動を知るうえで外せないファースト・アルバムです。
さらに、3枚のアルバムだけでは聴き逃してしまう名曲として、「ハラピニオ」「Not Ready Love」「SPRING SNOW」「Grape Juice II」「Fixer」も紹介しました。
浅井健一のソロ作品は、ロックンロールだけではありません。
美しいメロディ、独特の歌詞、繊細なアコースティックサウンド、打ち込み、そしてギターリフまで、アルバムごとにさまざまな表情があります。
まずは今回紹介した3枚から聴いてみて、気に入った曲があれば、そこからほかのアルバムへ広げていくのがおすすめです。
関連|浅井健一の他の名義のおすすめアルバムも紹介
Blankey Jet City、Sherbets、JUDEでもおすすめアルバムや名曲を紹介しています。
まだまだ名曲がたくさんあるので、ぜひチェックしてみて下さい。




































