サッカーアンセムの洋楽7選!「おーおー♪」と歌われる有名曲を紹介

サッカーの試合で、サポーターがみんなで「おーおー、おおおー♪」と歌っている曲。
「あれ、なんて曲なんだろう?」
と思ったことはありませんか?
おそらくその「おーおー♪」の正体は、The White Stripesの「Seven Nation Army」。
サッカーと音楽は意外と関係が深く、スタジアムでは世界的なロックバンドの曲がアンセムとして歌われることも珍しくありません。
この記事では、サッカーアンセムとして有名な洋楽を7曲紹介します。
「おーおー♪」と大合唱したくなる曲から、サッカー中継やスタジアムでおなじみの曲まで、サッカー好きなら一度は聴いたことがある名曲を集めました。

① Seven Nation Army / The White Stripes
まずは、サッカーアンセムの代表格ともいえるこの曲。
The White Stripesの「Seven Nation Army」です。
「おーおー、おおおー♪」という、あのギターリフを聴けば「ああ、この曲か!」となる人も多いでしょう。
実はサッカーの応援で歌われるとき、歌詞を歌っているわけではありません。
ジャック・ホワイトが弾くギターリフを、そのまま「おーおー♪」と大合唱するのです。
この曲がサッカーと強く結びつくようになったきっかけのひとつが、2006年のワールドカップ。
イタリア代表のサポーターが、このリフを応援に使ったことで一気に広まりました。
そして2008年のEUROでは、選手入場時に「Seven Nation Army」が流され、スタジアムではサポーターによる大合唱が起こりました。
② Chelsea Dagger / The Fratellis
こちらもスタジアムでよく聴く曲。
スコットランドのロックバンド、The Fratellisの「Chelsea Dagger」です。
特徴的なのは、イントロから始まる「タタタタッ、タタタタッ」というようなリズム。
とにかく観客が一緒になって盛り上がりやすい曲です。
The Fratellisのメンバーはセルティックのファンとして知られており、「Chelsea Dagger」はセルティックのホームゲームでも使われています。
実際、ベーシストのBarry Fratelliは、セルティック・パークで中村俊輔選手がマンチェスター・ユナイテッドからゴールを決めた際に、この曲が流れたエピソードを語っています。
日本人としては、中村俊輔選手の名前が出てくるだけでもちょっとテンションが上がりますね。
サッカーのゴール後に流れる曲として定着したこともあり、今ではスポーツアンセムのひとつとして知られています。
③ (What's the Story) Morning Glory / OASIS
イギリスを代表するロックバンド、OASISもサッカーとは切っても切れない関係です。
ギャラガー兄弟がマンチェスター・シティの大ファンであることは有名。
そんなOASISの代表曲のひとつが「(What's the Story) Morning Glory」です。
この曲は2005年のサッカー映画『GOAL!』のサウンドトラックにも収録されました。
『GOAL!』は、プロサッカー選手を目指す青年の物語。
映画とOASISの組み合わせは、いかにもイギリスのサッカー文化という感じがします。
OASISの曲には、スタジアムでみんなで歌いたくなるようなスケールの大きさがあります。
「スタジアムロック」という言葉が似合うバンドですよね。
④ Wonderwall / OASIS
そして2026年、OASISとサッカーの関係に新しいエピソードが加わりました。
それが「Wonderwall」です。
2026年のFIFAワールドカップで、イングランド代表の選手たちが試合後にサポーターと一緒になって「Wonderwall」を歌う光景が話題になりました。
きっかけとなったのは、グループリーグ初戦のクロアチア戦。
イングランドが4-2で勝利したあと、スタンドから「Wonderwall」が歌われ、選手たちもサポーターと一緒に歌いました。
イングランド代表のハリー・ケインも、この瞬間を代表チームでの特にお気に入りの思い出のひとつと語っています。
その後も勝利するたびに選手とサポーターが「Wonderwall」を歌う光景が見られ、2026年ワールドカップにおけるイングランドの非公式アンセムのような存在になりました。
1995年に発表された曲が、30年以上経ってワールドカップのスタジアムで大合唱される。
しかもOASISといえばマンチェスターのバンド。
イングランド代表と「Wonderwall」の組み合わせは、なんともイギリスらしいですね。
⑤ FIRE / KASABIAN
こちらもイギリスのロックバンド、KASABIANの代表曲「FIRE」。
この曲は2010-11シーズンから2012-13シーズンまで、プレミアリーグの公式テーマ曲として使われました。
プレミアリーグの中継を見ていた人なら、イントロを聴いただけでサッカーを連想する人もいるのではないでしょうか。
KASABIANのメンバーもサッカー好きとして知られており、出身地レスターのクラブ、レスター・シティとの関係も深いバンドです。
「FIRE」は、まさにプレミアリーグの熱狂的な雰囲気にぴったり。
ギターリフと力強いビートがスタジアム映えする一曲です。
⑥ Love Will Tear Us Apart / JOY DIVISION
こちらは少しマニアックな選曲。
マンチェスターの伝説的なバンド、JOY DIVISIONの「Love Will Tear Us Apart」です。
この曲そのものがサッカーアンセムとして作られたわけではありません。
では、なぜサッカーの記事に登場するのか。
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグスに関係しています。
ギグスが引退した際、マンチェスター・ユナイテッドのファンがJOY DIVISIONの「Love Will Tear Us Apart」をもじって、
「Giggs will tear you apart, again」
というチャントを歌ったことで知られています。
マンチェスターにはOASISだけでなく、JOY DIVISIONやNew Orderなど、世界的なロックバンドが数多く存在します。
音楽とサッカー。
どちらもマンチェスターの文化を語るうえでは欠かせない存在なんですよね。
⑦ 凱旋行進曲「アイーダ」/ ヴェルディ(日本代表)
最後はロックではありません。
イタリアの作曲家、ジュゼッペ・ヴェルディによるオペラ『アイーダ』から「凱旋行進曲」です。
日本では、サッカー日本代表の応援で耳にする機会が多い曲として知られています。
「おーおー、おおおー♪」という大合唱に聞こえるので、ロックのサッカーアンセムと同じような感覚でスタジアムに響き渡ります。
元々はオペラの中で、戦いに勝利した軍隊が凱旋する場面で演奏される曲。
だからこそ、スポーツの応援とも相性がいいのでしょう。
なお、「中田英寿選手が日本代表の応援歌として広めた」という説もありますが、実際には中田選手がパルマに所属する前から、日本のサッカー中継などで使用されていたとされるため、由来についてははっきりしない部分もあります。
それでも、サッカーのスタジアムで大勢の人が一緒に歌う「アイーダ」は、日本のサッカー文化を象徴する音楽のひとつと言えるでしょう。
まとめ|サッカーアンセムはスタジアムをひとつにする
サッカーと音楽は、昔から深い関係があります。
今回紹介した曲を並べてみても、
- Seven Nation Army / The White Stripes
- Chelsea Dagger / The Fratellis
- (What's the Story) Morning Glory / OASIS
- Wonderwall / OASIS
- FIRE / KASABIAN
- Love Will Tear Us Apart / JOY DIVISION
- 凱旋行進曲「アイーダ」/ ヴェルディ
と、ロックからクラシックまで実にさまざま。
特に面白いのは、必ずしもサッカーのために作られた曲だけがアンセムになるわけではないことです。
「Seven Nation Army」のギターリフだったり、「Wonderwall」の大合唱だったり。
もともとは普通の楽曲だったものが、サポーターに歌われることで新しい意味を持つようになる。
2026年のワールドカップで「Wonderwall」がイングランド代表のアンセムのようになったのも、その象徴的な出来事でした。
こうして見ると、スタジアムで何万人もの人が同じ曲を歌うというのは、ロックバンドにとっても最高の「アンセム」なのかもしれません。
サッカーを観るときは、選手や試合だけでなく、スタジアムに響く音楽にも注目してみると面白いですよ。
































