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【独立】個人事務所で活躍するミュージシャン、ロックバンド13選【音楽アーティスト】

【独立】個人事務所で活躍するミュージシャン、ロックバンド13選【音楽アーティスト】

音楽活動をするなら、レコード会社や芸能事務所に所属する。

そんな時代は、少しずつ変わってきました。

インターネットや音楽配信サービス、SNS、オンラインショップなどが普及したことで、大きな組織に頼らなくても、自分たちで音源を届けたり、ライブを開催したり、グッズを販売したりできるようになっています。

実際に、メジャーデビューを経験したあとに独立するミュージシャンや、自主レーベル・個人事務所を立ち上げて活動するロックバンドも珍しくありません。

ただし、現在の「独立」は、必ずしも大手企業との関係を完全に断つことを意味しません。

自主レーベルで作品を発表しながら配給会社を利用したり、個人事務所を設立しながら以前の事務所と業務提携したりと、そのスタイルはさまざまです。

この記事では、そんな自分たちの意思で音楽活動の形をつくっている独立系ミュージシャン・ロックバンドを13組紹介します。

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バン活!編集長 バン犬
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個人事務所で活躍するミュージシャン、ロックバンド13選

矢沢永吉

日本のミュージシャンで「独立して活動する」というテーマを語るなら、矢沢永吉さんは外せません。

矢沢さんは2009年、自身のレーベル「GARURU RECORDS(ガルル・レコード)」を立ち上げ、そこからシングルやアルバムをリリースしました。

独立後の第一弾シングル「Loser」やアルバム『ROCK'N'ROLL』も、GARURU RECORDSから発売されています。

さらに、CDを販売するだけでなく、公式オンラインショップやオフィシャルショップなど、自分自身のファンビジネスを含めた活動基盤を早くから構築してきました。

矢沢永吉さんのすごいところは、独立したことそのものではありません。

自分の名前とブランドを軸に、音楽だけでなく、その届け方まで自分で作ってきたこと。

インターネットやサブスクリプションが当たり前になるより前から、こうした仕組みを作っていたことを考えると、現在のインディペンデントな音楽活動にも通じる先駆的な存在と言えるでしょう。

THE NOVEMBERS

THE NOVEMBERSは、2005年結成のオルタナティブロックバンドです。

2007年にUK.PROJECTからデビューした後、2013年に自主レーベル「MERZ」を立ち上げました。

単純に「インディーズに戻った」というより、作品の制作からリリース、ライブまで、自分たちの美意識を大切にしながら活動してきたバンドです。

自主レーベル「MERZ」からは、2013年のアルバム『zeitgeist』以降も作品を発表。

2023年には9thアルバム『The Novembers』、2026年5月にはEP『合奏する、エンジン』をリリースしています。

さらに2026年には、デビューから自主レーベル「MERZ」を立ち上げるまでの2007〜2013年をテーマにしたツアーも開催。

長年にわたって自分たちのスタイルを貫いている、独立系ロックバンドの代表例です。

Yellow Studs

Yellow Studsも、独立して活動するロックバンドです。
ジャズやブルース、ロックンロールなどを取り入れた独自の音楽性を持ち、ライブを中心に長く活動を続けています。

特に面白いのは、メジャーな音楽業界の大きな流れに乗ることだけを目指すのではなく、自分たちのペースで作品を発表し、ライブを積み重ねてきたところ。

2026年も「OH MATTER SAY」と題したワンマンライブを東京、兵庫、大阪、愛知などで開催予定です。

2024年には企業CMにも楽曲が使用されるなど、活動の幅を広げながらも、バンドとしてのスタンスを崩していません。

「売れるために音楽をする」のではなく、「自分たちの音楽を続けるために活動を設計する」。
そんな独立系バンドの姿勢を感じられる存在です。

七尾旅人

シンガーソングライターの七尾旅人も、独立した音楽活動を考えるうえで外せない存在です。

1998年にメジャーデビューを経験していますが、その後はインディペンデントな活動を長く続けてきました。

七尾旅人の面白さは、音楽作品だけに活動を限定していないところ。

ライブ、配信、コラボレーション、文章、社会的な発信など、その時々に必要な方法を使いながら、自分自身の表現を届けています。

現在も「TAVITO.NET」やnoteなどを通じて自ら情報を発信しており、2026年にも精力的な活動を続けています。

「ミュージシャン=レコード会社から作品を発売して、ライブをする」という固定された形にとらわれない活動スタイルは、独立系アーティストの先駆的な事例と言えるでしょう。

ギターウルフ

日本のガレージロックを代表するバンド、ギターウルフ。

メジャーデビューを経験した後に独立し、自らの事務所「ウルフ事務所」を構えて活動してきました。
何よりも面白いのが、その名前からしてギターウルフらしいところ。

大手企業のブランドや巨大な音楽事務所に依存するのではなく、「自分たちの名前を掲げて、自分たちの音楽をやる」という姿勢を長年貫いています。

海外でもライブを行うなど、日本国内だけに活動を限定していないのも特徴です。
独立というと「小さく活動する」というイメージがありますが、ギターウルフはむしろ逆。

自分たちで活動の主導権を持ちながら、世界へ出ていくこともできるという好例です。

曽我部恵一

曽我部恵一さんも、独立系ミュージシャンを語るなら欠かせません。

サニーデイ・サービスでメジャーデビューを経験した後、ソロ活動を展開。
そして2004年には自身のレーベル「ROSE RECORDS」を立ち上げました。

ROSE RECORDSでは曽我部さん自身の作品だけでなく、さまざまなアーティストの作品も扱っています。
つまり、単に「自分の音源を自主制作する」というだけではありません。

自分でレーベルそのものを運営し、他のミュージシャンの活動も支える。

これは独立したミュージシャンの一つの理想形と言えるでしょう。

現在も活動は非常に活発で、2026年にも新曲をリリースしています。
メジャー経験を経たミュージシャンが、自分自身で音楽活動の土台を作るという意味では、非常に参考になる存在です。

浅井健一

ベンジーこと浅井健一さんも、長年にわたって独自のスタイルで活動しているミュージシャンです。

BLANKEY JET CITYとしてメジャーデビューし、その後はSHERBETS、AJICO、ソロなど、さまざまな形で音楽活動を展開してきました。

現在は自身の活動を支える「SEXY STONES RECORDS」を軸に、作品制作やライブを継続しています。
浅井健一さんの魅力は、時代が変わっても「自分が作りたい音楽を作る」という軸がほとんど変わらないこと。

2026年も全国ツアー「GREAT SELECTION CIRCUS 2026」を開催するなど、精力的に活動しています。

メジャーデビューを経験した後も、自分自身の世界観を崩さずに活動を続ける。
そんな独立系ミュージシャンの代表例です。

感覚ピエロ

「独立=小規模」というイメージを覆してくれるのが、感覚ピエロです。

感覚ピエロは、2010年代から自分たちで活動をマネジメントするスタイルを築いてきたロックバンド。
ドラマ「ゆとりですがなにか」の主題歌「拝啓、いつかの君へ」で注目を集めたことでも知られています。

彼らの特徴は、単に「自主制作」にこだわるのではなく、法人化を含めて自分たちでビジネスとして音楽活動を組み立てたこと。

大手レコード会社に所属していなくても、テレビタイアップなど大きな仕事につながることを証明したバンドでもあります。
独立して音楽活動をする場合、「売れないから自主制作する」のではありません。

自分たちで会社や仕組みを作り、そのうえで大きな仕事を取りに行く。

感覚ピエロは、そんな新しいロックバンドのモデルを早い段階から示していました。

THE BAWDIES

THE BAWDIESは2025年3月、約19年間所属していたSEEZ RECORDSとのマネジメント契約を終了。

その後、メンバー自身が「HOT DOG RECORDS」を設立し、独立した形で活動をスタートしました。
しかも、代表取締役にはリーダーのROYさんが就任。

単に所属先を変えたのではなく、バンド自身がマネジメントの主体になるという決断でした。
独立後も活動は止まりません。

2025年には独立後初のツアーを行い、2026年3月には「HOT DOG RECORDS」設立1周年を記念したアルバム『THIS IS THE PARTY』をリリースしています。

長年メジャーシーンで活動してきたバンドが、キャリアの途中で自分たちの会社を作る。
まさに、現代の「独立したミュージシャン」を象徴する事例です。

関取花

シンガーソングライターの関取花さんも、比較的新しい独立事例です。

2025年、デビュー15周年という節目に所属レーベルを離れ、独立して活動することを発表。
同時に、自主レーベル「NOKOTTA RECORDS」を設立しました。

関取さん自身が「直感でこの道を選んだ」と語っているのも印象的です。
独立したからといって、すべてを一人でやらなければならないわけではありません。

制作、ライブ、流通、宣伝など、必要な部分でさまざまな人の力を借りながら、自分自身が活動の方向性を決める。

関取花さんの独立は、シンガーソングライターにとっての「自分で活動を選択する」という意味で、とても興味深い事例です。

miwa

miwaさんは2026年3月、所属していたトライストーン・エンタテイメントから独立し、個人事務所「SALiNa株式会社」から活動していくことを発表しました。

ここで重要なのは、独立したからといって以前の事務所との関係を完全に断ったわけではないこと。
今後もトライストーン・エンタテイメントとは業務提携という形でサポートを受けるとしています。

これは、これからのミュージシャンの独立を考えるうえで非常に象徴的です。
昔なら、「事務所を辞める=完全に関係を断つ」というイメージがありました。

しかし現在は、

「自分の会社を持ち、活動の主体は自分に置きながら、必要な部分では以前の事務所とも協力する」

という選択肢があります。

独立の形そのものが多様化していることを示す、2026年の最新事例です。

C.O.S.A.

ヒップホップの世界からも、独立して活動するアーティストが登場しています。

その一人がC.O.S.A.です。
C.O.S.A.はラッパーとしてだけでなく、作品制作や自身の活動を自らコントロールするアーティストとしても知られています。

ロックバンド中心だった「インディーズ」という考え方を、ヒップホップまで広げて考えてみると、独立した音楽活動の可能性がさらに見えてきます。
現在の音楽活動では、CDショップにCDを並べてもらうことだけが「リリース」ではありません。

ストリーミング、デジタル販売、ライブ、グッズ、イベント、SNSなど、さまざまな接点からファンとつながることができます。
ジャンルを問わず、自分自身で活動を設計するミュージシャンが増えていることを象徴する存在です。

Panorama Panama Town

最後に紹介するのは、Panorama Panama Townです。

2023年11月に事務所から独立し、自主レーベル「ニュー紳士街」を立ち上げました。

そして2025年1月には、独立後初となるミニアルバム『SHINSHIGAI』を自主レーベルからリリースしています。

「ニュー紳士街」というレーベル名や、独立後の作品に込められたコンセプトからも、自分たちの世界観を自分たちで作っていこうという姿勢が伝わってきます。

まとめ|インディペンデントな音楽活動の可能性

今回は、独立して活動するミュージシャンやロックバンドを紹介しました。

現在は、レコード会社や大手事務所に所属しなくても、音源を配信したり、ライブを開催したり、ファンと直接つながったりしながら音楽活動を続けることができます。

もちろん、すべてを自分たちだけでやる必要もありません。

大切なのは、自分たちで活動の方向性を決め、必要なところだけ誰かの力を借りること。

今回紹介したミュージシャンたちの活動を見ていると、インディペンデントな音楽活動には、まだまだ大きな可能性があると感じます。

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