【スマホだけでOK】MV再生回数をブースト!YouTube広告の超カンタン設定法

「せっかく作ったMV、再生数が伸びない…」
そんなときはYouTubeアプリの“宣伝”が使えるかもしれません。
スマホ1台・日額300円から広告が出せます。
PCのややこしい操作は不要!
インディーズミュージシャンでもすぐ始められます。
純粋なリスナーの獲得に、ぜひ挑戦してみて下さい!
YouTube広告のメリット
- 再生されなければお金はかからない(TrueView方式)
- 1日300円〜の低予算から始められる
- 地域・年齢・性別でターゲットを絞れる
- 設定はスマホから3分ほどで完了する
インディーズや個人ミュージシャンでも、手軽かつ確実に新しいリスナーにリーチできるのが最大の魅力です。
ライブや新曲の告知にも応用できます。
広告は目的を決めてから出そう
YouTube広告はお金をかけて行うプロモーションです。
「なんとなく再生数を増やしたい」だけで出すと、費用対効果が低くなりがち。
例えば、MVの再生を増やして最終的にライブ集客につなげたい場合は、動画の概要欄に公式サイトやライブ日程のリンクを載せておくのが効果的です。
こうしておけば、広告で興味を持った人が次のアクション(チケット購入やSNSフォロー)に進みやすくなります。
逆にリンクや告知がないと「ただ見ただけ」で終わり、再生数だけが増える“見せかけの数字”になります。
お金をかける以上、「誰に何を届け、どんな行動をしてほしいか」を必ず決めてから広告を設定しましょう。
YouTubeアプリで広告を設定する方法
ステップ① 作成した動画から「宣伝」ボタンを押す
YouTubeアプリ「作成した動画一覧」を開き、宣伝したい動画の右上「…」をタップ → 宣伝。

ステップ② 目標は「動画の視聴回数」
広告の目的を選びます。まずは「動画の視聴回数」でOK。

ステップ③ 見出しと説明で興味を引く
- 見出し:アーティスト名/楽曲タイトルが自然
- 説明:内容がわかる一言。キャッチフレーズ。ステップ④オーディエンスとリンクした内容を意識

ステップ④ 狙うファン層を設定
- 地域:全国 or ライブ開催地域
- 性別:全員 or 絞り込み可
- 年齢:18〜44歳あたりがおすすめ

ステップ⑤ 予算と期間を決めてスタート
- 予算:通算で使う広告予算
- 所要時間:広告を出す述べの日数
日額300〜500円など低予算で運用することも可能です。
おおよその広告効果も示してくれるので、予算に合わせて選んでみて下さい。
最後に確認して「プロモーション」をタップすれば配信開始です。

ステップ⑥ プロモーションの確認
開始されたプロモーションはマイページの「プロモーション」の欄に記録されます。
ここから設定のやりなおしや、一時停止・再出稿もできます。

効果を上げるコツ
- できるだけスピード感のある楽曲(バラードより盛り上がる曲)
- すぐに音楽が始まる演出のミュージックビデオ
- サムネイルは明るく目立つ色+短い文字
- 最初はターゲットを広めに→結果を見て調整
- 説明文にチャンネル登録や関連動画リンクを入れる
ミュージックビデオを広告でプロモーションする場合、その楽曲のチョイスが特に重要です。
リスナーを広告に対して目的意識をもってクリックするのではなく「お?おもしろそう」「なんか気になるな」という意識。
視聴のモチベーションは決して高くないので、できるだけ「迫力」や「スピード感」のある楽曲のほうが効果を上げやすい傾向があります。
もっと本格的にやりたい場合は?
今回の方法は、スマホだけでできるシンプルな広告設定です。
Googleの広告にはもっと高度なターゲティングや分析機能もあります。
本来、広告運用はこまかく成果分析しながらブラッシュアップしてくもの。
しかしミュージシャン本人が運用するのは専門知識が必要で、現実的ではありません。
もし「予算をしっかりかけてMVをプロモーションしたい」「海外にも広告を出したい」という場合は、ココナラやクラウドワークスでGoogle広告運用の専門家に依頼するのがおすすめです。
数千円から相談できる案件もあるので、まずは気軽に見積もりを取ってみましょう。
まとめ|YouTubeはリスナーとの真剣勝負
YouTubeは身内や既存ファンではない、新しいリスナーに音楽を届けられる貴重な手段です。
だからそのリスナーの評価はとても純粋な評価。
忖度や思いやりなどなく、「好みじゃないな」と思ったら、すぐに視聴を止めてしまいます。
逆に言えばそれを乗り越えて楽曲を好きになってもらい、拡散してもらえるなら、それはあなたの音楽が純粋に評価された証。
その証はもしかたしたら、音楽で生計を立てるための資格にも成りうるかもしれません。
その意味でGoogle広告は、ミュージシャンが超えなければいけない壁とも言えます。
とは言え、一度その曲が評価されなくたって、小額から運用できるので何度でも挑戦できる。
その度に自分の音楽を磨くきっかけになるはずです。
ぜひ、挑戦してみてください!