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ミュージシャンが使えるネット広告|少額から試せる宣伝方法

ミュージシャンが使えるネット広告|少額から試せる宣伝方法

音楽を作ったからには、できるだけ多くの人に聴いてほしいですよね。
でも、雑誌やテレビに取り上げられるほどの知名度はない…そんなときこそ「お金の力」の出番です(笑)。

とはいえ、今回ご紹介するネット広告はどれも少額から試せるものばかり
500円〜数千円で使えるサービスを活用して、あなたの音楽を広めましょう。

SNSの投稿を拡散するプロモート機能

YouTube広告(Google広告)

YouTube広告は、YouTubeアプリから配信できます。
検索結果や関連動画の横・動画再生前の広告枠などに、自分のミュージックビデオを表示可能。
特に「初動の再生回数を増やす」目的で使うと効果的です。

ポイント

  • ターゲットを国・地域・年齢・興味関心で絞り込める
  • 少額でも配信可能(1日数百円〜)
  • 配信開始直後に再生回数が伸びやすい

アップしてもなかなか再生されない…そんな時の“きっかけ作り”におすすめです。

関連記事でキャプチャを用いながら、設定手順を紹介しています。

TikTokプロモート

TikTokアプリ内にある「プロモート機能」を使えば、投稿した動画をそのまま広告にできます。
音楽やダンスとの相性が良く、再生数だけでなくフォロワー増加にもつながりやすいのが魅力です。

ポイント

  • アプリ内から簡単に設定可能
  • ターゲットを年齢・地域・性別で設定
  • 少額(数百円〜)で試せる

Instagram広告(直接作成)

Instagramアプリから直接、投稿やリールを広告にできます。
プロアカウント(ビジネスアカウント)に切り替える必要がありますが、スマホだけで設定可能です。

広告にしたい投稿を公開し、「プロフェッショナルダッシュボード」→「広告ツール」から対象を選び、目的・ターゲット・予算・期間を設定するだけ。
投稿に「投稿を宣伝」ボタンが出ていれば、そこからも配信できます。

X(旧Twitter)のプロモポスト

Xでは「ポストのプロモーション機能」を使って、自分の投稿を広告として拡散できます。
「任意のアカウントのフォロワーに配信」できるため、類似アーティストのファン層にアプローチ可能です。

ポイント

  • 既存のポストをそのまま広告化できる
  • 動画付きポストで再生数アップ
  • ターゲット精度は高くないので、成果は検証しながら

ミュージシャンには、リスティング広告ではなくプロモート機能がおすすめ

ネット広告には、さまざまなウェブメディアやアプリにバナー広告を出してYouTubeやホームページへ誘導するリスティング広告というタイプもあります。

こうした広告はターゲット設定、入札単価の調整、画像や文章(クリエイティブ)の最適化など、運用の難易度が高め、効果を出すには専門知識と時間が必要です。
ミュージシャン本人がゼロから取り組むにはかなりの負担になります。

その点、SNSの投稿を拡散するプロモート機能はシンプルで、ほとんどの作業をアプリ内で完結できます。
「今すぐ多くの人に曲を聴いてもらいたい」という目的なら、まずはプロモート機能から始めるのをおすすめします。

もしプロモート機能以上のネット広告を運用したい場合は、ココナラなどを利用してプロに依頼するのをおすすめします。

プロモートをするには、クレジットカードが必要

紹介した全てのプロモート機能はクレジットカードで料金を支払います。
楽天カードなど、クレジットカードを事前に準備して下さい。

まとめ|ネット広告は“きっかけ作り”に最適

ミュージシャンが使えるネット広告は、少額から始められるものばかりです。
SNS広告やプレスリリースをうまく組み合わせれば、まだ知られていない段階でも人目に触れる機会を増やせます。

あとは音楽に力があれば、きっかけを与えることで必ず広がっていくはず。
制作と並行して、ぜひ宣伝の一歩も踏み出してみてください。

関連|他にもある、音楽を宣伝する方法

ネット広告以外にも、ミュージシャン本人が自力で音楽を宣伝する方法をまとめています。
併せてチェックしてみて下さい。

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