【保存版】サブミット完全ガイド|おすすめサブミッションメディア&プレイリスト掲載のコツ

【保存版】サブミット完全ガイド|おすすめサブミッションメディア&プレイリスト掲載のコツ

「新曲を出したのに、再生回数がぜんぜん伸びない…。」
「SNSで告知しても友達が数回聴いて終わり…。」

そんな経験をしているアーティストは少なくありません。

そこで注目されているのが、「プレイリスト掲載」という方法です。

Spotifyなどの音楽サブスクで人気プレイリストに載れば、見知らぬ国のリスナーからも再生され、フォロワーが増えるチャンスがあります。

そのカギとなるのがサブミット(Submit)

この記事では、その意味や仕組み、インディーズでも使えるおすすめサブミッションメディア、そしてプレイリストに載るためのコツまでをまとめて解説します。

「もっと多くの人に聴いてもらいたい」と思う方は、ぜひ参考にしてください。

サブミットとは?

音楽業界におけるサブミットの意味

サブミット(Submit)は英語で「提出する」という意味。
音楽の世界では、自分の楽曲をメディア・キュレーター・プレイリスト運営者に応募することを指します。
つまり「この曲を取り上げてほしい」と公式にアプローチする行為です。

配信プラットフォーム(音楽サブスク)での使われ方

特にSpotifyやApple Musicなどの配信サービスでは、アーティストやレーベルが楽曲を公式プレイリストへ推薦する際に「サブミット」という言葉が使われます。
Spotifyの場合は「Spotify for Artists」から申請でき、担当キュレーターが審査します。

サブミッションメディアとは?

アーティストが楽曲を送って(サブミットして)紹介してもらえるメディアやプラットフォームの総称です。

海外ではSubmitHubやGrooverが有名で、登録キュレーターへ一括提案が可能。
日本でも音楽ブログやSpotifyプレイリスト運営者が応募フォームを公開しています。

インディーズ向けおすすめサブミッションメディアランキングBest 6

ランキングの選定基準

このランキングは、インディーズアーティストが実際に活用しやすく、かつ再生数やリスナー獲得に効果が高い順に選定しています。
評価の基準は以下の3点です。

  1. 利用しやすさ(申請の簡単さ・費用・対応ジャンル)
  2. 露出効果(国内外リスナーへのリーチ力・アルゴリズム反映)
  3. 実績・信頼性(掲載事例の多さ・運営元の信頼度)

この3つを総合的に見て、初心者から経験者まで使いやすい順に並べています。

1位|TuneCore Japan(サブミット/Spotify Discovery Mode)

TuneCore Japan代表的な音楽配信代行サービスです。
いくつかある配信代行サービスの中でも、プロモーション機能が充実しているのが特徴。

リリースと同時に音楽サブスクアプリの公式プレイリストにサブミットできるのが大きなポイントです。
そもそもプレイリストから拡散を狙うには、リリース直後にまとまった再生回数を得ることが必要です。
なので、リリース前にあらかじめサブミットしておくのがとても大切になります。

そしてサブミットは作業スケジュールが煩雑になりがちです。
リリースと一括してサブミットできるTuneCore Japanを利用することで、作業が明確になってストレスなくリリースに向かうことができます。

さらにSpotify Discovery Modeを使えば、リリース後にもアルゴリズム露出を強化できるのが魅力です。

おすすめ理由:リリース準備と同時にサブミット可能。アルゴリズム活用で再生数アップが狙える。

2位|Spotify for Artists(無料で公式サブミット)

Spotify公式の分析ツールである「Spotify for Artists」にサブミット機能があります。
完全無料で利用でき、リリース前の楽曲を審査にかけられます。

公式プレイリストやアルゴリズム系(Release Radar、Discover Weekly)にも反映され、再生数の底上げが着たいできます。
TuneCore Japanからのリリース手続きとサブミットが済んだら、立て続けに利用してしまいましょう。

なおAmazon Musicでも同様に「Amazon Music for Artists」からサブミット(ピッチ)が可能です。
合わせて利用してみて下さい。

おすすめ理由:費用ゼロ・公式運営・全ジャンル対応。必ず押さえておくべき基本ツール。

3位|SubmitHub(海外最大手)

海外のキュレーターや音楽ブログ、Spotifyプレイリスト運営者に一括アプローチできる有料サービス。
ジャンル・国・承認率で絞り込みでき、ターゲットを明確にして送信可能。
プレミアムクレジットを使えば60秒以上聴かれ、フィードバックも受け取れます。

サブスクの醍醐味はやっぱり全世界にリスナーが広がっていること。
個人でも自宅から世界に発信できるのは、やっぱりすごいことです。

おすすめ理由:海外リスナー開拓に必須。英語圏プロモーションの第一歩に。

4位|Pluto(国内最大級)

国内屈指のプレイリストです。
様々なジャンルに幅広く対応し、邦楽の露出拡大に有効。
応募はWebフォームから簡単に行え、インディーズアーティストの掲載例も多いです。

おすすめ理由:邦楽シーンでの認知度アップに最適。国内活動メインなら試すべき。

5位|Playlist Supply(運営者リスト取得ツール)

Spotify公開プレイリストの情報と運営者連絡先を一括取得できるツール。
サブミット機能はありませんが、自分で直接アプローチできるため、営業型のアーティストに向いています。

おすすめ理由:リスト作成の効率化に強い。自力で関係を築きたい人向け。

6位|Tone by Gridge(チル・Lo-fi特化)

Lo-fiヒップホップやチル系の楽曲に強い国内メディア。
作業用BGMやリラックス系プレイリストを多く運営し、長時間再生されやすいのが特徴です。

おすすめ理由:インストや落ち着いた曲調を作るアーティストにぴったり。

プレイリストにのるには?サブミット成功のコツ

プレイリストに載るために役立つ、実践的な10のヒントをまとめました。
以下は海外音楽メディア「Hypebot」に掲載された以下の記事をもとににインディーズアーティストに向けて、わかりやすく翻訳&再構成しています。(10 proven SubmitHub tips to boost Playlist Success

主にSbmit Hubにおけるノウハウですが、他のサブミッションメディアを利用する際も十分に参考になります。

Spotifyの「おすすめ精度」を上げる

SubmitHub経由でプレイリストに載ると、「この曲はこういうジャンル」とSpotifyに教えることになります。
つまり、Spotifyの“おすすめアルゴリズム”に効くわけです。
だから、サブミットするメディア(プレイリスト)のジャンル選びはとても大事です。

リリースから1ヶ月で1,000再生を狙え

Spotifyは、リリース直後の動きを特に見ています。
最初の4週間で1,000回再生されると「お、この曲いいかも」と判断され、より多くの人にレコメンドされやすくなります。
SubmitHubでしっかり拡散して、まずは1,000再生を目標に。

無料じゃなく、プレミアムクレジットで送る

Submit Hubの場合、無料プランの利用だと5秒だけしか聴かれない可能性があります。
でも、プレミアムクレジットを使えば、キュレーターが60秒以上しっかり聴いて、フィードバックまでくれます。
これは大きな差。

キュレーター選びは超重要

SubmitHubには「ジャンル」「承認率」などのフィルターがあるので、相性のいいキュレーターを選ぶのがポイント。
狙い目は、平均承認率30%以上のプレイリスト。やみくもに送るより、マッチする相手に届けたほうが成功しやすいです。

フィードバックは「あり」にする

たとえコメントを読むのがちょっと怖くても、「フィードバックあり」で送るのがオススメ。
なぜなら、フィードバックを書く前提だとキュレーターも真剣に聴いてくれるから。承認率も上がります。

AIで作ったなら、正直に言う

AIで作曲した場合は、正直に申告しましょう。
キュレーターの中にはAIに敏感な人もいますが、逆に「AIもOK」な人もいるので、きちんとマッチングさせる方が得策です。

似てるアーティストをしっかり書く

「似てるアーティスト」をちゃんと書くと、SubmitHubのシステムがより的確にキュレーターとマッチングしてくれます。
Spotifyのおすすめにも影響してくるので、ここは妥協せずに。

リリース前に提出しておく

SubmitHubは、リリース前の曲も送信OK。
承認されると、リリース当日に自動でプレイリストに追加してくれます。これはかなり便利。
スタートダッシュが切れます。

Meta広告をSubmitHubで自動運用

FacebookやInstagram広告をSubmitHub内で設定できるサービスもあります。
広告運用に詳しくなくても、ターゲット設定やデザインを自動でやってくれるのはありがたい。

インフルエンサー案件は慎重に

TikTokやInstagramのインフルエンサーにお金を払って投稿してもらう方法は、思ったよりSpotify再生に直結しません。

それなりに費用もかかるので、無理してやる必要はないかも。

注意|余裕をもったスケジュールでサブミットとリリースを

ここまで繰り返すように、サブミットを経て最終的にプレイリスト掲載されるには、リリース直後の再生回数が重要でした。

そのため、リリーズ前にしっかりサブミットを準備しておく必要があります。
今回紹介した方法だと、

  1. TuneCore Japan リリース登録とサブミット
  2. Spotify for Artists

をおすすめしました。

ただTuneCore JapanからSpotifyに楽曲の情報が届いて登録されるまで1週間程度の時間がかかることもあるようです。
なのでリリース登録の作業日から最速でリリース(例えば5日後など)してしまうと、Spotify for Artistsのサブミットが間に合わない可能性があります。

リリース登録はぜひ、余裕を持って1ヶ月程度前から開始するようにしてみて下さい。

まとめ|効果的なサブミットで再生数アップを狙う

サブミットは、リリース直後の再生数を大きく伸ばすための強力な手段です。
まずはTuneCore JapanSpotify for Artistsを軸に、確実にプレイリスト推薦の機会を押さえましょう。

さらにジャンルや目的に合わせて、PlutoやSubmitHubなど他のサブミッションメディアも活用すれば、国内外のリスナー獲得につながります。
余裕を持った準備と計画的なリリースが成功のカギです!

関連|サブミット以外で再生回数を増やす方法

音楽サブスクの再生回数を増やすために、サブスク以外にも基本的なプロモーション戦略を準備しましょう。
関連記事も併せてチェックしてみて下さい。

SHARE:
あなたへのおすすめ