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ライブ遠征の完全ガイド|服装・持ち物・パッキング・ホテル選びまで

ライブ遠征の完全ガイド|服装・持ち物・パッキング・ホテル選びまで

「初めてライブ遠征に行くけど、何から準備すればいい?」
「パッキングや持ち物、ホテル選びの正解が知りたい……!」

そんな“ライブ遠征ビギナー”の不安をまとめて解消できるように、この記事では 1泊2日のライブ遠征で必要な準備を完全ガイド します。

  • ライブ遠征の服装の選び方
  • パッキングのコツと持ち物リスト
  • 遠征向きのホテルの選び方
  • 交通費の目安(札幌→日本武道館のシミュレーション)

など、「ライブ遠征のやり方」 を最短で理解できる内容にしました。

「どこまで荷物を減らせる?」「どうすれば費用を節約できる?」という疑問にも触れながら、初めてでも迷わない遠征準備のポイントを丁寧に解説します。

それではまず、いちばん悩みがちな ライブ遠征の服装選び から紹介します。

目次
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  1. ライブ遠征に最適な服装は?前日と同じ服でいい?
    1. ライブ遠征|1泊2日の服リスト(秋冬を想定)
    2. 雨に強い素材を選ぶ(シェルジャケット×ゴアテックスが最強)
      1. アウターは撥水・防風・透湿のシェルジャケット
      2. 夏ならパッカブルパーカがおすすめ(UVカット)
      3. シューズはゴアテックス素材がおすすめ
    3. 冬は“軽量レイヤード”が正解(インナーダウン×シェル)
      1. インナーダウン × シェルジャケット
      2. 小物は“ネックウォーマー”と“三首防寒”
    4. ボトムスは黒を“2本”持っていく(汗・汚れ・翌日の安心)
      1. 黒×2本が必要な理由
      2. 機能性素材がおすすめ
    5. ライブ遠征は前日と同じ服でいい?
  2. ライブ遠征のパッキング・持ち物
    1. パッキングの前にバッグ選び|おすすめ3つ
      1. ① メインバッグ|キャリーケース or バックパック
      2. ② ボディバッグ(ライブ会場のメイン)
      3. ③ エコバッグ(グッズ持ち帰り用の必需品)
      4. 無印良品のキャリーケースがおすすめ
    2. ライブ遠征パッキングのコツ
      1. グッズを収納できるスペースを作ろう
      2. 一般的なパッキングノウハウまとめ
    3. パッキングの具体例|参考動画4選
      1. 1. 【サワデー】キャリーケース派にいちばん参考になるパッキング
      2. 2. 【mami dot.】軽量化を極めたい人向けのミニマルパッキング
      3. 3. 【ちいちゃんねる】ジャニオタの“リアル遠征パッキング”
      4. 4. 【やまももちゃんねる】美容とオタ活に全振りした1泊2日パッキング
    4. ライブ遠征であると便利な持ち物4つ
      1. モバイルバッテリー
      2. 吊り下げられるトラベルポーチ
      3. バックハンガー「クリッパ」
      4. 足に貼るカイロ
  3. ライブ遠征のホテルの選び方
    1. 専門サイト「会場まで歩ける宿検索」を使う
    2. 交通手段とセットで予約する(楽天トラベルなど)
    3. 大型フェスはパッケージツアーのほうが安心
  4. ライブ遠征の交通手段
    1. 新幹線・高速バス・飛行機の比較
    2. 交通費を節約する方法
  5. ライブ遠征の費用はどれくらい?(札幌 → 日本武道館・1泊2日の例)
  6. まとめ|ライブ遠征の準備のコツはこの2つだけ

ライブ遠征に最適な服装は?前日と同じ服でいい?

ライブ遠征の準備でまず迷うのが「結局、何を着ていけば失敗しないの?」という服装問題。
パッキングのほとんどは“服”で決まるので、最初にここを押さえておくと遠征全体がラクになります。

最初に 1泊2日・11月遠征の“正解セット” をまとめました。
これを見れば一気に全体像がつかめます。

ライブ遠征|1泊2日の服リスト(秋冬を想定)

ライブ遠征に必要な服一覧の画像
1泊2日のライブ遠征に必要な服セット
カテゴリアイテム目的・ポイント
アウターシェルジャケット1雨・風・温度差に強い。遠征の要となる1枚
インナーダウン1軽量で暖かく、シェルと重ねると最強
トップススウェット(グレー)1トップスは現地調達も想定し、1枚に絞って効率化
ボトムス黒パンツ2汚れが目立ちにくい
ゴアテックス系スニーカー1雨に強く、移動の多い遠征向け
アンダーウェアヒートテック2寒さ対策。速乾で軽い
靴下2汗や雨で濡れても安心
下着2清潔さのため2枚が現実的
防寒小物ネックウォーマー1軽量でマフラーよりかさばらず
レッグウォーマー1忘れがちだが防寒性能が高い
薄手手袋1屋外ライブにおすすめ

このラインナップなら重ね着を調整しながら、だいたい気温8℃〜22℃ぐらいまで快適に過ごせるかと思います。
また野外フェスから、都会のライブハウスまでいろんな環境に対応しやすいです。

ここからはこれらをおすすめする 理由と選ぶポイント をくわしく解説します。
ひとつずつの意味が分かれば、荷物は最小限のまま、どんな天候でも快適に過ごせるようになります。

雨に強い素材を選ぶ(シェルジャケット×ゴアテックスが最強)

遠征は、旅行と違って「雨だから行かない」という選択肢がありません。
そのため、雨・風・湿気に強い素材の服を選ぶのがまず大切です。

アウターは撥水・防風・透湿のシェルジャケット

ユニクロのブロックテックパーカのようなライトシェルは遠征の万能選手です。

  • 撥水で小雨なら傘いらず
  • 透湿で蒸れにくい
  • 防風で寒くない
  • フードで雨や日差しをガード
  • 表面の汚れが落ちにくい
  • ポケットにジップがあり物を落としにくい

季節、天候、シーンに関係なく、幅広く対応できる利便性が魅力です。
またそれほど厚手ではないので、ライブ会場のコインロッカーに収納する際もかさばりません。

このジャンルはノースフェイスなど有名ブランドはもちろん、ユニクロなどファストファッション、Amazonや楽天でも豊富に取扱があり、購入しやすいのもメリットです。

夏ならパッカブルパーカがおすすめ(UVカット)

夏はアウターがいらないケースも多いですが、ユニクロのポケッタブルUVカットパーカのようなペラペラ素材のアウターを用意しておくのもおすすめです。

雨、日差し、また夜に肌寒いときも便利。
夏はUVカットパーカ、それ以外の季節はシェルジャケットを。

シューズはゴアテックス素材がおすすめ

ゴアテックス(GORE-TEX)搭載スニーカーは天候にとても強く、ライブ遠征と相性抜群。

ゴアテックスとは、

  • 撥水(濡れにくい)
  • 透湿(蒸れにくい)

素材のことで、多くの商品に用いられています。

スニーカーでは、SALOMON、New Balanceなど有名メーカーから発売されています。
街でも使いやすく、遠征にも強い王道モデルです。

冬は“軽量レイヤード”が正解(インナーダウン×シェル)

寒い季節の遠征は、着込みすぎると荷物が増えるうえ、動きづらくなります。
そこでおすすめなのが登山でも使われる「軽量レイヤード」。

インナーダウン × シェルジャケット

ユニクロのウルトラライトダウンなどの薄手ダウンを中に着て、外側にシェルジャケットを羽織ると驚くほど軽く暖かくなります。

  • 風を通さない
  • 荷物にならない
  • 会場内外の気温差に対応しやすい

冬遠征ではとてもおすすめ。
熱くなったら素早く脱いで、体温調節しやすいのもメリットです。

小物は“ネックウォーマー”と“三首防寒”

ネックウォーマーは、

  • マフラーより軽い
  • マフラーより小さく携帯性が高い

メリットがあり、ライブ遠征にむいています。

さらに、忘れがちなレッグウォーマーを足すと、首・手首・足首の“三首”を温められ、体感温度が一気に上がります。

また素材に拘るなら、ウールやカシミヤなど天然素材がおすすめです。
天然素材はそれ自体が高い調湿機能を持っているので、気候が変化しても不快感が少なめ。

「朝晩は寒い、けれど歩いたら熱くなる」
「かと思えば、開演前に棒立ちでいると寒い」
「しかしライブが始まれば熱い!」

ライブ遠征は、そんな風に気候と体温の変化が激しいシーンが多いです。
レイヤードの利便性や天然素材の機能性を上手く利用しましょう。

ボトムスは黒を“2本”持っていく(汗・汚れ・翌日の安心)

トップスは現地調達できる場合が多いです。
それこそ、推しグッズのTシャツやスウェットを着て帰りたい気持ちになる

一方でボトムスは、現地で買うのが難しいアイテムです。
サイズ、裾丈、動きやすさ…ボトムスは条件が多いので、遠征時は選ぶのに時間的余裕がないはずです。

そのため遠征では「黒いパンツを2本」持っていくのをおすすめします。

黒×2本が必要な理由

  • ライブで汗をかく
  • 座席や地面で汚れやすい
  • 雨や湿気で翌日乾かない
  • ボトムスは乾きにくく“替えがきかない”
  • 黒は汚れ、シワが目立ちにくい

ホテルで洗濯すれば1本でよいのでは?と思うかも知れません
しかしライブ遠征ではやはり時間に余裕がない。

またホテルのコインランドリーは共有スペースにあるので、結局その作業中に履くボトムスが必要になります。

機能性素材がおすすめ

ボトムスに関しては天然素材も良いですが、化学繊維の機能性素材がおすすめです。

ユニクロで言うと、

夏 感動パンツ
冬 ウォームストレッチパンツ

などです。

ボトムスの場合、天然素材より機能性素材のほうが軽く、速乾性が高い場合がほとんどです。
コットン100%のチノパンやデニムだと重く、かさばりやすくなります。

ライブ遠征は前日と同じ服でいい?

「ライブの翌日」なら、やはり前日と同じ服じゃないほうが良いでしょう。

つまり1泊2日のライブ遠征だとしたら、ライブが1日目にあるのか、2日目にあるのかで判断が変わってきそうです。

ライブが1日目なら、翌日は同じ服ではなく着替えたほうがよいでしょう。
ライブが2日目なら、あとは帰るだけなので、そのままの格好で帰るのが普通だと思います。

いづれにしても、今回提案したセットなら良きタイミングで着替えて清潔かつ快適に過ごせるかと思います。

おすすめセット

服が決まれば続いてパッキングに取り掛かりましょう!

ライブ遠征のパッキング・持ち物

パッキングの前にバッグ選び|おすすめ3つ

ライブ遠征に持っていくバッグは、 「用途の異なる3つのバッグ」を使い分ける のがおすすめです。

  1. メインバッグ(キャリーケース or バックパック)
  2. ボディバッグ(会場で使う用)
  3. エコバッグ(グッズ持ち帰り用)

この3つが揃うだけで、移動・ライブ・買い物のすべてが快適になります。

① メインバッグ|キャリーケース or バックパック

バックパックの画像

1泊2日の遠征なら、基本は バックパック(リュック)で十分
ただし、

  • グッズをたくさん買う予定
  • 服やコスメを多めに持っていきたい
  • 疲れた状態で背負いたくない

という人は キャリーケース が圧倒的にラクです。
一方でキャリーケースは、いざライブの際にはホテルやコインロッカー置いておく必要があります。

特に都内はインバウンド観光客が増えたことで、コインロッカーに空きがないケースも多い。
特に大きいサイズのロッカーは争奪戦になりやすいです。

購入した推しグッズは郵送して自宅に送ることにして、バックパックにまとめてしまったほうが安心かもしれません。

バックパックが向いている人

  • 身軽に動きたい
  • 会場周辺を歩き回る
  • グッズは少なめ

キャリーケースが向いている人

  • ホテルにキャリーケースを置いてライブ会場に行ける
  • グッズを大量買いする予定
  • 服・小物を多めに持ちたい
  • 重い荷物を背負いたくない

② ボディバッグ(ライブ会場のメイン)

ボディバッグの画像

ボディバッグなら両手が空くため、グッズ購入、飲み物を持つ、座席の移動などがスムーズ
ライブ会場ではとても便利です。

入れるものは、

  • スマホ
  • 財布
  • モバイルバッテリー
  • 畳んだエコバッグ
  • 目薬・リップなど小物

「アウターのポケットに全部突っ込む」より安全で快適です。

③ エコバッグ(グッズ持ち帰り用の必需品)

エコバッグの画像

エコバッグはライブ物販で買ったグッズをホテルまで持ち運ぶ用です。

  • Tシャツ
  • タオル
  • アクスタ
  • CD、パンフ

など、ライブグッズは意外とかさばります。

会場袋は有料だったり在庫切れもあるので、折り畳めるエコバッグを1枚入れておくと助かります。
またグッズ以外にも現地のお土産を買って帰りたくなることも多いので、エコバッグは念の為にも持っていくのが安心です。

無印良品のキャリーケースがおすすめ

改めてキャリーケースを購入する場合、ライブ遠征だけでなく「どうせなら海外旅行にも使えるもの」と考えるのではないでしょうか?
また「推しうちわ」など推しグッズを自宅から持っている場合も、丈夫なキャリーケースが必要な場合が多いはずです。

そうなると、ソフトキャリーではなくしっかりしたハードキャリーが選択肢になります。
はじめてハードキャリーを買うなら、無印良品がおすすめです。

  • サイズの選択肢が豊富
  • ポリカーボネート製で軽くて丈夫
  • スムーズな4輪キャスターで移動がラク
  • シンプルで飽きのこないデザイン

そのうで価格も手頃でコストパフォーマンスが非常に高いのが魅力です。

デメリットは使っている人が多いので、間違えやすいこと
ぜひ推しのステッカーを貼って、自分のだとわかるようにカスタマイズして下さい。

ライブ遠征パッキングのコツ

グッズを収納できるスペースを作ろう

ライブ遠征のパッキングで本当に大事なのは、帰りにグッズを持ち帰るためのスペースを確保しておくことです。

Tシャツやタオル、アクスタ、パンフなど、帰り道の荷物は必ず増えるので、行きの時点でバッグをパンパンにしないことが最重要ポイント。

ここで重要なのが、すでに紹介した「ライブ遠征の服」です。
服をにコンパクトにしておけば、荷物が増えすぎず、自然と“余白”をつくりやすくなります。

一般的なパッキングノウハウまとめ

あとは基本的なパッキングのコツを抑えておけば快適です。
常識的なパッキング術を簡潔にまとめると、次の通りです。

  • 衣類は圧縮袋かロール巻きでコンパクトにする
  • よく使う物は外ポケット・ボディバッグへ(充電器、リップ、目薬など)
  • ケーブル類は1セットだけにまとめる
  • 洗面用品は必要最小限に(ホテル備品で代用)
  • ビニール袋を1〜2枚入れておく(圧縮・汚れ物用)
  • 紙袋は折れやすいのでバッグ内部に収納して持ち帰る
  • エコバッグはボディバッグにセットしておく

ここまで紹介した通り、

  1. まず「服」を決める
  2. 服をメインに余裕のあるバッグを選ぶ

と順番に決めていけば、高度なパッキング術は必要なくなります

パッキングの具体例|参考動画4選

続いて実際にライブ遠征している人たちのリアルなパッキング例を紹介します。
キャリー派・リュック派・ジャニオタ特化・美容&オタ活重視など、スタイルがまったく違うので、自分のタイプに近いものが見つかるはずです。

1. 【サワデー】キャリーケース派にいちばん参考になるパッキング

イノベーターのキャリーケース(38L)を使った実践的なパッキング動画。
前ポケットにPCを入れられたり、タイヤロックやダイヤルロックなど、移動中に便利な機能が丁寧に紹介されています。
ジャニオタ必須のうちわの収納場所、吊り下げ式トラベルポーチ、耐熱アイロンケース、防振双眼鏡「ビクセン アテラ2」など、ライブ参戦に役立つアイテムも多め。

2. 【mami dot.】軽量化を極めたい人向けのミニマルパッキング

無印良品のスリムなビジネスリュックを使い、2泊3日を“洗濯なし・圧縮なし・着回しなし”で成立させるミニマルパッキング。
外ポケットの使い方、くるくる丸めてシワを防ぐ衣類収納、リュックを吊り下げられるバックハンガー「クリッパ」など、荷物をとにかく軽くしたい人に刺さる内容。
メインスペースが180度開くのでホテルでも扱いやすく、リュック派は必見です。

3. 【ちいちゃんねる】ジャニオタの“リアル遠征パッキング”

オタク向けバッグ(COCODEAL)を使った、ジャニオタのライブ遠征パッキング。
ペンライト専用収納、うちわ用クリアケース、モバイルバッテリー、双眼鏡など、ジャニーズ現場で必要なアイテムがしっかり押さえられています。
オタクならではの細かな実践知が面白いポイント。

4. 【やまももちゃんねる】美容とオタ活に全振りした1泊2日パッキング

1泊2日の遠征で、特に美容グッズとオタ活グッズをメインに紹介。
普段使いのシャンプー類を詰め替えて持参したり、レーベルのパック、漢方、カイロなど、美容・体調を整えるアイテムが豊富です。
アクスタが複数入るポーチ(39マート)や、撮影用と実際に振る用でペンライトを使い分ける方法など、細部のこだわりも参考になります。

ライブ遠征であると便利な持ち物4つ

モバイルバッテリー

デジタルチケット・決済・地図など、スマホの使用が増えるため必須に近い。
1泊2日なら 10,000mAh 程度が使いやすい。

吊り下げられるトラベルポーチ

ホテルの洗面台が狭い場合でも、パイプやタオル掛けに吊るして使える。
メッシュ素材なら濡れたものを入れた後も乾きやすい。

バックハンガー「クリッパ」

自立しないバッグをテーブルやカウンターに引っ掛けられる。
食事時やホテルの部屋で、足元がすっきりする。

足に貼るカイロ

冬の遠征用の防寒対策。トイレが近い人にもおすすめ。
移動中や待機列で足元が冷えにくくなる。

ライブ遠征のホテルの選び方

ライブ遠征では、豪華さより「移動がラク」「迷わない」「疲れない」が最優先。
会場にたどり着けなかったら元も子もないので、まずはアクセス基準で選ぶのがおすすめ。

専門サイト「会場まで歩ける宿検索」を使う

会場の最寄り駅から“歩いて行けるホテル”だけを検索できる便利サイトです。
土地勘がなくても、ライブ会場の近くを一発で絞れるのが強み。

ライブ後の混雑・疲労・夜道のことを考えると、“徒歩圏内”というだけでストレスが減ります。

交通手段とセットで予約する(楽天トラベルなど)

航空券・新幹線・ホテルをまとめて予約できるので、とにかく楽。
支払いが1回で済むし、割引がつくことが多いです。

「交通と宿を別々に考えるのが面倒」という人なら、この方法が最短。

大型フェスはパッケージツアーのほうが安心

夏フェス・野外フェスはアクセスが難しいことが多く、安い宿を個人で探すと「想像以上に遠かった」「寒かった(暑かった)」などありがち。

パッケージツアーなら移動動線が最適化されているので、多少割高でも“ライブに集中できる環境”が手に入ります。

ライブ遠征の交通手段

新幹線・高速バス・飛行機の比較

交通手段のメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

手段向いている人価格帯の目安移動時間遅延リスク荷物との相性特徴まとめ
新幹線バランス重視・確実に間に合わせたい速い少ない◎(キャリーOK・車内広い)最も安定。主要駅に直行でき、ライブ当日でも安心して移動できる
高速バスとにかく安く行きたい安い遅い渋滞で遅れやすい△(大きい荷物は預け入れ)価格は魅力。時間と体力に余裕がある人向け
飛行機遠距離遠征(北海道・九州など)幅広い(早割で安くなる)最速天候の影響が大きい◎(キャリー預けられる)長距離なら現実的。前日入りが安心。空港から会場までの移動は別途必要

とは言え、交通手段そのものは住んでいる地域と目的地でほぼ決まるので、ポイントは “どうやって安くするか” の部分だと思います。

交通費を節約する方法

節約に役立つ方法をシンプルにまとめると、次のとおりです。

  • 早割・事前予約を使う(飛行機・新幹線)
    日程が決まったら早めに押さえる。数千円変わることも。
  • 時間帯をずらす
    朝早め・夜遅めなど、混雑しない時間は料金が下がることが多い。
  • 高速バスは深夜便が最安のことが多い
    ただし体力を使うので、ライブ前日の深夜バスは避けたい。
  • 旅行サイトのセット割(交通+ホテル)を使う
    楽天トラベル・じゃらんなど。
    まとめて予約すると割引+ポイント還元が大きい。

つまりライブが決まったら、すぐに予約すること
すでに日程が決まっている人は、今すぐ予約サイトをチェックしてみて下さい。

交通予約はこちら
楽天トラベル

ライブ遠征の費用はどれくらい?(札幌 → 日本武道館・1泊2日の例)

ここでは、札幌に住んでいる人が日本武道館へ 1泊2日でライブ遠征 する場合の費用を、2025年の相場でシミュレーションしてみます。

項目金額の目安
チケット代9,000円
航空券(往復・早割)22,000〜32,000円
空港〜都内交通2,000〜3,000円
ホテル(1泊)9,000〜12,000円
食費4,000円
グッズ8,000円
雑費2,500

札幌からの東京遠征は、おおよそ 5〜7万円前後 が “現実的なライン” になります。
ただやはりセット割を使うと、もう少し安くなることがあります

旅行サイトで、「往復航空券+ホテルのセット」 を使うと、同じ条件でも 5,000〜15,000円くらい安くなる ケースがあります。

セット割は、

  • 航空会社・ホテルが「空席・空室」をまとめて旅行会社に卸す
  • 航空券単体では出せない価格でも、セット商品なら出せる
  • 旅行サイト側がポイント還元を上乗せしやすい

といった理由で、実質的に安くなる仕組みです。
旅行日程が決まっているなら、一度セット料金も比較してみるのがおすすめです。

セット予約はこちら
楽天トラベル

まとめ|ライブ遠征の準備のコツはこの2つだけ

ライブ遠征の準備は、結局のところ たった2つ に集約されます。

1つめは、パッキングは“服から決める”こと。
着回ししやすい最小限の服を先に決めてしまえば、荷物は自然とコンパクトになります。

2つめは、ホテルと交通費は“早割&セット割”を使うこと。
早めの予約ほど安く、旅行サイトのセット割を使えばさらに費用を抑えられます。

あとは——
推しのライブ、目一杯楽しんでください!
その日のための準備が、きっとあなたの遠征をもっと心地よくしてくれます。

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