ぼくはバンドマン歴10年。

普段はヘイシーズのドラマーとして活動しています。

 

今日はぼくが実際にやっているライブ前の準備をご紹介したいと思います!

バンドマンの皆さんに参考になれば。

 

全部で4つのポイントがあります。

チャンス

①ライブ4時間前に食事

ライブ前の食事ですが、できるだけ3、4時間前に食べるように心がけます。

 

やっぱりお腹減ってるとツラいじゃないですか(笑)

かと言ってスカスカだと力でないし…。

4時間前ぐらいに食べるのがちょうどよい気がします。

 

食べるのは炭水化物や糖分です。

野菜が良いんじゃない?って思われがちですが、実際には野菜って消化に凄く力を使うんですって。

すぐにエネルギーに代わるのは糖だそうです。

 

一流のバイオリニストとかはコンサート前に砂糖をてのひらにのせて食べるなんて話も聞いたことがあります。

競走馬とか馬術の馬も砂糖を食べさせるんですって!

ドラムもかなり激しい運動です。

アスリート並みの考えて食事もとって良いと思うんですよね~。

②ライブ1時間前から準備運動・ストレッチ

ライブの1時間前ぐらいから準備に入ります。

まず衣装に着替えてからの準備運動です。

 

内容は簡単で、学校の体育で教えてもらったようなストレッチです。

でもポイントがあります。

 

それは各部位20秒以上伸ばすコト!

実は反動をつけたり、10秒程度の伸ばしだとあまり意味がないらしいです。

逆に一瞬だけ強い刺激を加えると、筋肉が固くなるのだとか…。

 

グーッと伸ばして20秒が経過したころに筋肉が緩みだすのだとか。

かなり血行が良くなってあったかくなりますので、肩コリの人とかも参考にしてみて下さい(笑)

関連記事:肩コリに効く気持ちいいストレッチ6選 

 

あとはスティックを使ったストレッチもおすすめです。

関連記事:【ドラマー専用】肩、肘、手首の関節をいっぺんにのばすストレッチ

 

これはレディオヘッドのトム・ヨークがライブ前に1時間かけてストレッチをするという話を聞いてからマネしています(笑)

まぁ、ぼくの場合は20分程度だと思いますが。

③基礎練習

そしてストレッチが終わったら、基礎練習をやっておきます。

内容はチェンジアップというやつですね。

 

ドラムのベターな基礎練習の1つです。

関連記事:ドラムの基礎練習「チェンジアップ」のポイントとか注意しているところ 

 

だいたいはスネアの上にのせるミュート用のラバーパットをイスにのせたりして練習していますね。

あとはチェンジアップをその日の1曲目のテンポで練習したりもします。

 

その時はクリックじゃなくて、レコーディング音源を流しながらやりますね。

ライブって1曲目のデキが全体に響くと思うので、そこは慎重になってます。

④アルコールはとらない

これは人それぞれだと思うのですが、ぼくの場合は本番前にお酒は飲みません。

体質的にも微妙で、すぐ赤くなっちゃうんですよね…。

 

よく「緊張して演奏がハシる!」なんて言いますけども、ハシる原因は心拍数にあるという説があります。

心拍数が音楽が遅く感じ、ついついハシる演奏になっちゃうのだとか。

 

まぁ、ライブですから多少は良いんですけど、アルコールを摂取したらそりゃあ心拍数は上がりますよね。

バンド仲間ばかりのイベントでよっぽどリラックスした雰囲気のライブでない限り、アルコールはとらないようにしています。

それにライブ後にガッ!と飲んだ方が美味しいですしね!

試合前にリフティングをしないプロサッカー選手はいない

日本代表のサッカー中継を見ていると、みんな試合前に何気なくリフティングをしていますよね?

やっぱり、プロで準備をしない人はいません。

 

バンドマン界隈ではびっくりするくらい準備について語られることが少ないです。

例えば、武道館に立つその時も準備をしないのでしょうか?

 

しない!と言い切れるのだったら良いですけど、「その時はするよ~」と言うなら、それはライブハウスをなめていることになります。

お客さんの数はどうあれ、みんなお金を払って見に来てくれています。

 

直前でさえ、その事実と誠実に向き合えない人はぼくは好きではないですね。

直前の対バンが見れなくなるのは残念なんですが、まぁしょーがない…。

 

今回ご紹介した準備はあくまでぼくの話。

いづれも科学的な根拠があるわけではないのでご了承くださいね。

 

参考程度にしていだければと思います。