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M-1グランプリの出ばやし「エセカンカンカンカン♪オッオオウ」は誰の音楽?

M-1グランプリの出ばやし「エセカンカンカンカン♪オッオオウ」は誰の音楽?

今年もやってきますM-1グランプリ

「エムワンと言えば、あの音楽」っていうのがありますよね。
そう、芸人さんがステージの後ろからせり上がり、登場する時に流れる、いわゆる「出囃子(でばやし)

あの「エセカンカンカンカン♪オッオオウ、オッオオウ」っていうヤツ。
この記事では、気になるその曲についてご紹介します。

またファイナルラウンド(決勝戦)の出囃子についても合わせてご紹介。

M-1グランプリ ファーストラウンドの出囃子は「Because We Can(ビコーズ ウィー キャン)」

M-1グランプリのファーストラウンドで流れる出囃子が、Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム)の「Because We Can」です。

Fatboy Slimは、90年代後半から2000年代にかけて一世を風靡した、ビッグ・ビート/エレクトロニック・ミュージックの代表的存在。
ダンサブルで勢いのある楽曲を数多く生み出してきました。

この曲で多くの人が「エセカンカンカンカン♪オッオオウ」と聞き取っているフレーズ。
実はこれ、「Yes we can, can, can, can…」と歌っている歌詞です。

英語だと意味はそのまま、「できる、やれる、いける」という前向きなメッセージ。
意味を知ると、芸人さんの「絶対にウケてやろう!」という心情を表しているように思えて、意外と内容でもしっくりくる歌詞でした。

M-1グランプリファイナルラウンドの出囃子は「Salute to Courage(ソリュート トウ カレッジ)」

ファイナルラウンド(決勝戦)で流れる出囃子が、Sam Spence(サム・スペンス)の「Salute to Courage」です。

Sam Spenceは、主にスポーツ番組やドキュメンタリー向けの音楽を多く手がけた作曲家。
彼の楽曲は、アメリカのNFL中継などでも数多く使用され、「勝負」「栄光」「決戦」といった場面の定番BGMとして知られています。

「Salute to Courage」は、その名の通り“勇気への賛歌”。
重厚なオーケストラサウンドが、ここまで勝ち上がってきた者だけが立てる舞台の重みを強調します。

M−1グランプリは、TVとYouTubeで曲が違うもよう

これらの曲は、どうやらテレビ放送後に一定期間配信されるYouTube版では違う音楽に差し替えられているようです。
また他の動画配信サービスでも同様。

テレビとネットだと、著作権の許可の取り方が違うようで、このような仕様になっているようです。
しかしエムワンと言えば、やっぱり以上の2曲ですよね。

2025年はオレンジレンジとのコラボのスペシャルPVも

今年はスペシャルPVも公開されています。
もはやドキュメントと化したエムワン。
ドラマ性を盛り上げるアツい音楽と映像になっています。

M-1グランプリ2025のネット配信は?

生配信はTVerで

テレビとの同時中継は例年通りTVerで見れます。
なおTVer限定の特別番組や、準決勝の漫才も見ることができます。

過去の大会はAmazonプライムビデオで

2024年までの大会はAmazonプライムビデオで見られます。
毎年思いますが、その年のエムワンが終わると過去の名作を見返したくなりますよね(笑)

まとめ|エセカンカンの正体を知ると、M-1がもっと面白くなる

M-1グランプリの出囃子としておなじみの「エセカンカンカンカン♪」は、Fatboy Slimの「Because We Can」による「Yes we can」という前向きなフレーズでした。

ファーストラウンドの高揚感、ファイナルラウンドの緊張感。
それぞれの場面に合わせた音楽演出が、M-1のドラマ性をより強くしているのかもしれません。

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