ギターをローンで買って後悔した話。自由も金もなくなった…。

「高かったけど、どうしても欲しかったからローンでギターを買った。」
そんな経験、あなたにもありませんか?
バンド活動や音楽制作に夢中になっていると、ちょっと背伸びした買い物をしてしまいがち。
でもその結果、後悔している人がいるのも事実です。
この記事では、ギターや楽器をローンで買って後悔した例、そこから得られる教訓、そして後悔しないための対策について、実体験を交えながらお伝えします。
ローンで楽器を購入する際のリスクとは?
「未来の自分」からの借り入れという意識を持つ
ローンは、いわば“未来の自分からお金を前借りする”行為です。
今は欲しい楽器が手に入って満足していても、その代償を数年かけて払うことになります。
ローン返済が音楽活動の自由を奪う可能性
ローンの支払い→バイトを増やす→練習時間がない!
実はそんな悪循環に陥ってしまうことも。
これはわたし自身の体験でもあります。
楽器は自由に演奏してこそ意味がありますが、ローンがあることで気持ちにも行動にも制約が生まれます。
実際の後悔事例とその背景
高額なヴィンテージギター購入の落とし穴
当時のバンドメンバーがローンで買ったのは、30万円以上したヴィンテージのストラトキャスターでした。
当時は「これでプロっぽくなれる」と思っていましたが、周囲からは「そんな高いの必要?」と冷ややかな目も。
実力と比例しない高額ギターは、見栄の象徴になってしまうこともあるのです。
使わなくなったギターの支払いだけが残った
バンドを辞めたり、DTMに移行したりして、ギターに触れる時間が激減した人も少なくありません。
それでも月々の支払いは続く……。
これは精神的にもけっこうキツイ。
ローンで買ってよかった!という声もある
音楽活動が本格化したタイミングで必要だった
逆に「買ってよかった!」という声もあります。
プロ志向で音楽を続けていく覚悟がある人にとって、必要な投資だったというケースも。
分割だからこそ買えたことでモチベーションが上がった
まとまったお金がないと手に入らない楽器でも、分割払いなら手が届く。
このことでモチベーションが上がり、練習に熱が入ったという人もいます。
ローン購入で後悔しないためのチェックリスト
使用頻度・用途を明確にする
「今どれくらい使っていて、これからどう使う予定か」を具体的に言えるようにしましょう。
使用シーンがあいまいなまま買うのは危険です。
月々の返済額が家計に与える影響を把握
毎月の収入と支出を見直して、余裕を持って返済できるかどうかを確認しましょう。
バイトを増やすことで音楽の時間が減ってしまっては本末転倒です。
他の選択肢(中古・安価モデル)も検討する
最近の楽器は安くても品質が高いモデルが多く出ています。
中古品や型落ちモデル、ふるさと納税の活用なども選択肢に入れてみてください。
多額の借金を抱えてしまった場合の対処法
債務整理の選択肢と専門家への相談
もし返済が困難になってしまったら、一人で抱え込まずに専門家に相談しましょう。
債務整理や任意整理など、合法的に負担を軽減できる方法もあります。
※債務製の相談 → シン・イストワール法律事務所
まとめ|後悔しない楽器購入のために
ローンで楽器を買うこと自体が悪いわけではありません。
大切なのは「本当にその楽器が今の自分に必要か?」「未来の自分が困らないか?」を自問すること。
見栄や衝動に流されず、冷静に判断すれば、後悔のない買い物につながります。
どうか、あなたが音楽と向き合い続けられる選択を。