今、ほとんどの人はスマホで音楽を聴いていると思います。

 

ですが、

「スマホの容量がいっぱいに!」

通信制限になっちゃう!」

など、ちょっと不便を感じていませんか?

 

それは自分にぴったりの聴き方を見つけられていないからかもしれません。

以下では、スマホやパソコンが苦手!という人でもわかりやすいように「スマホで音楽を聴く4つの方法」を解説していきます。

 

ちゃんと理解すればお金や時間、データ容量の節約になるのでぜひ参考にしてみて下さい。

チャンス

スマホで音楽を聴く方法①:ストリーミングサービスを使って音楽を聴く←おすすめ

スマホで音楽ストリーミングを使って音楽を聴く

メリット

8,000万曲以上が聞き放題

プレイリストで新しい音楽と出会える

デメリット

月額でお金が必要

通信量を圧迫する

アーティストが配信を取りやめたら聞けない

 

音楽ストリーミングサービスとは月額固定でサービス内で配信されている楽曲が聞き放題になるサービスです。

 

月額料金の相場は¥980といったところ。

個人的に一番おすすめの方法がコレですね。

 

まずとにかく利便性が高いのがメリットです。

ほとんどのサービスで8,000万曲以上が配信されており、流行りのアーティストからレジェンドまで色んな音楽が聞けます。

 

近年は音楽ビジネスにおいてもストリーミングサービスが重要な位置を占めるようになってきており、配信を拒否するアーティストは少なくなってきました。

 

「ビートルズを急に聞きたくなった」

「とりあえず流行の歌をチェックしておこう」

そんな時、ストリーミングサービスを立ち上げれば今すぐに聞けるわけです。

もはやCDショップを持ち歩いているようなものですね。

 

さらに便利なのが「プレイリスト」の存在です。

プレイリストとはいくつかの楽曲を組み合わせたトラック集のこと。

様々な人たちが様々なプレイリストを公開しています。

 

例えば、「夕暮れ時に似合う音楽が聞きたいなぁ…」と思ったら、「夕暮れ」と検索すればピッタリのプレイリストが出てきます。

作業用BGMとしても重宝しますよ。

 

またさらにおもしろいのが、あなた自身もプレイリスト公開できるところです。

さながらラジオDJのようにお気に入り楽曲でプレイリストを作り、誰かに新しい音楽との出会いを提供する。

プレイリスト文化が今世界中で花開いています。

 

デメリットとなるのはまずその料金です。

月額¥1,000ほどですが、年間にするとそれなりの料金の気がしますよね。

 

とは言え、200万曲配信のAmazon Prime Musicですと月額にして¥409ですし、LINE MUSICの学割プランだと¥500だったりとそこまで高額とは言えないと思います。

 

ストリーミングはネットに接続しながら再生する通信方式なので通信量を圧迫します。

月末の通信制限に引っかかりやすい人は注意が必要です。

ただ、お気に入りの楽曲をオフラインに保存できたりと通信量を節約する工夫もできます。

 

もっとも辛いところとが「お気に入りのアーティストが配信していない」という場合。

 

先ほど言った通り、早晩ほとんどの楽曲がストリーミングサービスで配信されるようになるでしょうが、いくつかの競合サービスがあったり、プロダクション・レコード会社の思惑(戦略)もあるので、どうしても聞けない楽曲も出てきます。

関連記事音楽サブスクに○○は配信してる?人気アーティストのサブスク解禁状況と、気になるアーティストを調べる方法

 

ストリーミングサービスを軸に据えつつ、以下で紹介する選択肢で補完するというのが完璧な音楽の聞き方でしょう。

 

主な音楽ストリーミングサービス

今、日本で使えるストリーミングサービスはApple MusicAmazon Music Unlimitedなど10コ以上あります。

 

ストリーミングサービスの基本的な説明とサービスの比較はこちらの記事でまとめてありますので、ぜひご覧ください。

関連記事音楽ストリーミングサービスとは?全12コを比較しておすすめを紹介




スマホで音楽を聴く方法②:ダウンロード購入する

スマホに音楽を動んロードして聞く

メリット

お金の無駄がない

(時にCDより)音が良い

デメリット

データが消えるリスクがある

データ容量を圧迫する

 

iTunesをはじめとするダウンロードサイトから購入する方法です。

 

やはり安く、無駄なく音楽を買えるのがメリットになります。

 

YouTubeにないようなある特定のマニアックな曲を繰り返し聞きたい時もダウンロードサイトなら1曲¥200程度から購入できます。

 

CDより安く、ストリーミングより無駄がない…そんなイメージです。

またハイレゾはご存知でしょうか?

 

ハイレゾはCDを上回る音質を実現したファイル形式です。

専用のスマホやイヤホンが必要ですが、もっとも高音質で音楽を聴く方法がハイレゾ音源をダウンロードすることです。

 

デメリットはスマホ本体のデータ容量を圧迫すること。

データ圧迫のストレスは大きく、スマホ全体の動作が大きく遅くなってしまったりします。

 

mp3ファイルでも高音質になればなるほどファイル容量は大きくなるので、スマホによってはそれほどたくさんの音楽を持ち歩けないかもしれません。

 

データの紛失も心配ですよね。

もっとも大手配信ストアならクラウドであなたのアカウントと紐づいており、スマホを紛失したり水没させて本体のデータが消えてしまっても再度ダウンロードすることは可能です。

 

ストリーミングサービスの興隆と共にダウンロードの需要は減ってきています。

一番のデメリットは利用者が減っていて、サービスの向上・改善が見込めないということでしょうか。

 

主な音楽ダウンロードサイト

以下の通りです。

  1. アップルユーザーなら→iTuens
  2. iTunesに次ぐ大きな配信ストア→Amazon
  3. J-POP、ジャニーズ、ハイレゾなら→レコチョク
  4. クラシック、ハイレゾなら→ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

 

スマホで音楽を聴く方法③:CDから取り込む

PCを音楽を取り込んでスマホに送信する

メリット

音が良い

特典がある

デメリット

スマホに取り込むのが面倒

データ容量を圧迫する

コスパが悪い

 

CDを購入し、いったんパソコンに取り込む。

そのデータをスマホに送信して保存する方法です。

 

CDに保存されている音楽ファイルはWavという形式になっており、ストリーミングやダウンロードで一般的なmp3より音が良い(無劣化)です。

ハイレゾなどが台頭しているとはいえ、安定して音が良いのがCDのメリットですね。

 

また握手券やコンサートの先行予約など特典も日本のCDならではの楽しみです。

ショップと連動したイベントも日夜開催されており、CDは音楽好きの証として機能しているように思います。

 

ただお察しの通り、一連の作業のメンドクサさのが大きなデメリットですね。

特典はあるにせよ、1曲単位の値段は最も高価になってしまいます。

 

よって、今日ではCDの売り上げはどんどん下がっています。

 

CDをスマホに取り込む方法は難しくありませんが、つまづいた方はこちらの解説記事をご覧ください。

関連サイト分かれば簡単!CDからスマホに音楽を入れる方法・取り込む手順は?

 

また最近ではパソコンを持っていない方も多いと思います。

そういう方はこちらのアイテムを使ってスマホに音楽を取り込めます。

 

Androdスマホ用↓

 

iPhone用↓

 

アプリと連動してパソコンなしで直接CD内の音楽データをスマホに移すことができます。

パソコンより手軽ですので、CD派の方はご利用ください。

 

あまりに多くのCDデータをスマホにとりこむと、すぐにデータ容量がいっぱいになってしまいます。

対策としてはスマホにmicroSDカードを接続してデータ容量を増やしましょう。

 

主なCDショップ

有名なCDショップとお得なポイント制度は関連記事にまとめてあります。

 

最近のCDショップでは、インストアライブやトークイベントなどCDを購入した人が楽しめるイベントも多く開催されています。

関連記事今さら聞けない有名CDショップまとめ【通販あり】




スマホで音楽を聴く方法④:YouTubeで聞く

スマホでYoutubeを使って音楽を聴く

メリット

無料で聴ける

ミュージックビデオが見れる

デメリット

通信量を圧迫する

限られた曲しか聞けない

 

おそらく今もっとも多くの人が音楽を聴くために利用しているのがYouTubeではないでしょうか?

一番手軽、さらに無料ということで「YouTubeで十分」と考えている人も多いでしょう。

 

ただYouTubeは動画がある分、どうしても通信量を圧迫してしまいます。

通信制限の原因がYouTube!という方も多いのではないでしょうか。

 

またオフライン再生などができないのもデメリットです。

YouTubeにアップロードされている音声ファイルをダウンロードして、オフライン再生する方法もあるにはあるのですが、バン活!ではおすすめしていません。

 

というのも、YouTubeからファイルをダウンロードするサービスサイトはウィルスやスパムを流布しているサイトも少なくないからです。

 

そもそもYouTubeにアップされている楽曲は限られており、また違法アップロードの場合もあるので、音楽好きとしてはなかなかおすすめしにくい状況です。

 

ただYouTubeのオフライン再生や動画の保存ができる「YouTube Premium」がスタートしました。

 

YouTube Premiumは音楽ストリーミングサービスのひとつである「YouTube Music」も同時に使えますので、無料にこだわって四苦八苦するよりは、こういったサービスを使うのもおすすめします。

 

どうしても無料で聴きたい!という方はこちらの関連記事をどうぞ。

全て合法で音楽を聴くことができるアプリ(ウェブサービス)をまとめてご紹介しています。

関連記事全部合法!無料で音楽が聴けるアプリ5選(i Phone・android)




まとめ:スマホでの音楽の聴き方は「音楽を聴く時間」で決めよう!

以上、4つの方法をご紹介しました!

 

どれを選ぶかはあなたが音楽を聴く時間用途で決めましょう。

 

まとめると以下のようになります。

まとめ
  1. 月10時間以下、または作業用BGMにだけ⇒YouTube
  2. 月に10時間以下、または特定のアーティストのみ⇒ダウンロード、CD
  3. 月に20時間以下⇒音楽ストリーミング(LINE MUSICの月20時間¥500プランがおすすめ)
  4. 月に20時間以上⇒音楽ストリーミング(こちらへ→音楽ストリーミングサービスとは?全12コを比較しておすすめを紹介

 

ぜひピッタリの音楽ライフスタイルを選んで、お得に楽しく音楽を聴いてみて下さいね!

 

スマホで音楽を聴くなら、イヤホンにこだわろう

またスマホで音楽を聴くなら、ぜひイヤホンにもこだわるべきです。

 

音楽プロデューサーの佐久間正英さん曰く、

音質に大きな影響を与えるのは間のファイル形式より、(レコーディング時の)マイクと(聴く時の)スピーカー。

とのこと。

 

考えてみれば、そもそも良い音で録れているか?良い音を出せる環境か?という音の入口と出口が重要なのは当たり前に思えますよね。

この内、ぼくたち音楽ファンができることは良いイヤホン(出口)を使うことです。

 

音楽ライフを充実させるためには、以上で紹介したファイル形式やサービスだけでは不十分。

ぜひスマホ用のイヤホンも良い製品に買い替えることも検討しててみて下さい。

 

個人的におすすめのイヤホンは、

  1. リーズナブルで使い勝手で選ぶなら→Anker SoundCore Spirit
  2. 音質で選ぶなら→SHURE SE215

です。

 

それぞれレビュー記事も書いていますので興味ある方はご覧ください。

関連記事3000円で買えるイヤホン「SoundCore Spirit」レビュー。ワイヤレスのメリット・デメリットを紹介

関連記事【レビュー】スマホにおすすめのイヤホン「SHURE SE215」は2年間使ってます