「音楽をタダで聴きたい!」
わかります、わかります。
作る側としては音楽が無料になってしまうと辛いところもあるのですが、いつの時代もその欲求はありますよね。
そこでこの記事では「音楽を無料で聴く方法」をご紹介します。
しかも全部合法のアプリです。
リスナー側からすると違法か合法かなんて、パッと見てなかなかわからないと思います。
この記事で紹介するアプリは全部合法ですので安心してくださいね。
邦楽、洋楽、最新のヒット曲からレジェンドの名曲。
さらには今後活躍が期待される有望なアマチュアまで。
これらのアプリを使って気兼ねなく、思う存分音楽をお楽しみください!
無料で音楽が聴けるアプリ5選
無料で音楽が聴けるアプリ①:全て無料で聞ける「YouTube Music」
まず一番におすすめしたいのが、2018年11月にはじめったばかりの「YouTube Music」です。
このアプリはいわゆる音楽ストリーミングで、競合サービスのほとんどは有料でないとフル尺で音楽を聴くことができません。
しかし!
YouTube Musicに限っては、配信されている全ての音楽をフル尺で無料で聴くことができるんです。
配信楽曲数は4000万曲以上に及び、「YouTubeにあってYouTube Musicにない」という楽曲はほとんどないと思われます。
ただし、連続再生の途中でCMが挿入されます。(ちょうどYouTubeみたいな感じ)
さらに「バックグラウンド再生」「オフライン再生」は無料では利用できません。
ただ、CMに限って言うと曲の間の毎回に挿入されるわけではなく、数曲に1回なので使ってみると意外とストレスがなかったですよ。
YouTube Musicは月額¥980で全ての広告な非表示になり、便利機能が使えるようになります。
さらに¥1,180の「YouTube Premium」もあり、こちらは「YouTubeの広告非表示」「動画のダウンロード(オフライン再生)」「動画のバックグラウンド再生」までできる優れものです。
とにかくYouTubeを使う人は、どうせなら「YouTube Premium」を利用すると動画も音楽もとても便利に使えて良いですよ。
詳しい違いや注意点は関連記事にまとめてあります。
関連記事YouTube MsuicとYouTube Premiumがスタート!違いや注意点を解説
無料で音楽が聴けるアプリ②:ランダム再生ならフル尺で聞ける「Spotify」
Spotifyは音楽ストリーミングアプリにおいては人気ナンバーワンのアプリです。
こちらはYouTube Musicと違い、自由に楽曲を選択して再生することができませんが、プレイリストやアルバムをランダム再生することができます。
もちろんフル尺です。
ピンポイントに好きな楽曲を聞くのにはむいていませんが、「ランキングからトレンドをチェックしたい」「好きなアーティストの曲を永遠に流していて欲しい」といった時は十分、無料でも使えます。
ただこちらもYouTube Musicと同じく「バックグラウンド再生」「オフライン再生」は無料では利用できません。
Spotifyは無料だともっぱらBGM用の音楽ラジオのような使い方がむいていますね。
有料プランは月額¥980円です。
無料で音楽が聴けるアプリ③:世界最大の音楽投稿サイト「Sound Cloud」
Sound Cloudは世界最大の音楽投稿アプリ(SNS)です。
誰でも自由に無料で音楽を登録できるため、アマチュアの祭典のようなイメージがありますが、実は有名音楽アーティストもSound Cloudで音楽を配信しています。
日本でも人気のあるアーティストだと、ざっとブリトニースピアーズ、フィフティーセント、フーファイターズなんかがあります。
他にも配信している有名アーティストはたくさんいますので、ぜひ検索してみて下さい。
Sound Cloudの醍醐味はやはり玉石混同の数多ある楽曲の中から未来のスターを探すことにあるでしょう。
Sound Cloud内のチャートから、まだ一般には知られていないスター候補を探すなんていかにも音楽通っぽい。
Sound Cloud内で聞けるマニアックで良質なアーティストはこちらの記事でまとめていますので、興味ある方はご覧ください。
関連記事SoundCloud(サウンドクラウド)で聞けるおすすめ音楽19選。無料で聴ける良質な楽曲を紹介
楽曲に対するLikeやオリジナルプレイリストの作成など、SNS的に使えるサービスなのでコアな音楽ファンほど使って楽しいアプリだと思います。
無料で音楽が聴けるアプリ④:BGMにおすすめ!好みを学習する音楽ラジオ「Lumit」
Lumitはラジオ型の音楽配信アプリ。
自動でドンドン流れてくる楽曲を「いいね」「イマイチ」で判断していくと、その傾向を機会が学習してあなたの好みぴったりの音楽を流してくれるというアプリです。
またアーティスト側が許可していると、気に入った楽曲をダウンロードすることも可能。
流れてくる楽曲のラインナップは音楽サポートサービス「Frekul」に登録しているアーティストの楽曲です。
いわゆるメジャーのアーティストの楽曲はありません。
非常に細かく好みを学習することができ、使えば使うほどレコメンド精度が上がります。
作業用BGMをお探しの方はもちろん、将来有望なアーティストをお探しの方にうってつけのアプリです。
無料で音楽が聴けるアプリ⑤:読み物も楽しめる「OTOTOY」
OTOTOYは日本の音楽配信サイトですが、インタビューなどの読み物コンテンツも一緒に配信しているのが特徴です。
最近では特にハイレゾ音源に力を入れています。
メジャーアーティストはもちろん、特にインディーズに強く、過去にメジャーに所属していた有名アーティストも見られます。
基本的に有料でダウンロードするのですが、一部フリーダウンロードの楽曲もあります。
アプリからだとフリーダウンロードのコーナーにいち早くアクセスできて便利ですよ。
全体的に「音楽のセレクトショップ」のような雰囲気をもつサービスで、個人的にはディスクユニオンやヴィレッジヴァンガード(古くはハイラインレコード)が好きなインディーミュージックファンの方なら好きになれるサービスだと思います。
【裏ワザ?】音楽ストリーミングを無料で使い続ける
裏ワザと言うほどのことではないですが、約1年間タダで音楽ストリーミングサービスを使い続ける方法があります。
今現在、音楽ストリーミングサービスは10個ほどのサービスがひしめいています。
関連記事音楽ストリーミングサービスとは?全12コを比較しておすすめを紹介
その全てのサービスで無料体験があるんですね。
無料体験の期間はサービスによって違いますが、平均しておおよそ1ヵ月です。
つまり無料体験しては解約し、次のサービスを使う…ということを繰り返していけばかなり長い期間無料で音楽ストリーミングサービスを使えるというわけです。
おすすめはApple Musicから使うこと。
iPhoneユーザーの方には使いやすいので、操作になれることができます。
まぁ、お察しの通り、この方法はとってもめんどくさいですよね(笑)
解約忘れなどのミスも考えられるので、無料で聴き続けられることは間違いないですが、デメリットの大きい手法です。
よほどお金に困っている音楽好きの方だけ使ってください(笑)
【番外】パソコンから使える、無料で音楽が聴けるサイト
さて、ここまでスマホ(アプリ)で音楽を無料で楽しむ方法をご紹介してきました。
以下ではパソコンで無料音楽を楽しめるサイトをご紹介します。
ちなみにSpotify、SoundCloud、OTOTOYはウェブサイト(またはウェブアプリ)から利用することができますのでパソコンからも楽しめますよ。
以下はアプリのない「音楽視聴(投稿)サイト」です。
無料で音楽が聞けるサイト①:ダウンロードして自由に使える「DOVA SYNDROME」
「DOVA SYNDROME」は著作権フリーの音楽をダウンロードできるサイトです。
配信されいてる音源は自由に二次加工・二次利用してOK。(自分のものとして販売するなどはNGです)
個人で楽しむぶんには、もちろんダウンロードしてOK。
ほとんどがインストや効果音ですが、一部歌モノ楽曲も配信されています。
人気YouTuberがDOVA SYNDROMEで配信してある楽曲を自身の動画のテーマに利用してりするなどしてヒット曲が生まれており、アマチュア・同人音楽の世界では注目度の高いサイトです。
無料で音楽が聞けるサイト②:コンテンスト受賞曲が聞ける「CREOFUGA」
※2020年 7月サービスを停止しました
CREOFUGA(クレオフーガ)はコンテストタイプの音楽投稿サイト。
投稿されている音楽は誰でも自由に聴くことができます。
何かしらのコンテンストが常時開催されています。
おもしろいのがコンテンストの「受賞作品」を検索することができるところですね。
例えば音楽をやっている人なら、受賞作を聴くことで自分のレベルやコンテンストの傾向を知ることができ、とても勉強になると思います。
サイト内の楽曲をまとめてプレイリストを作ることもできます。
音楽を聴くのも好きだけど、将来音楽を作るに仕事をしたいと考えている人なら、ぜひチェックしておきたいサイトです。
音楽(mp3)を無料でスマホにダウンロードする方法はあるが、おすすめしない
「ストリーミング再生でなく、音楽をスマホにダウンロードしてオフラインで聴きたい!」
そんな時、多くの人が考え付くのが「YouTubeからmp3(音楽ファイル)だけをダウンロードする方法」です。
実際にそれを可能とするサイトもたくさん存在しており、Googleで検索すると見つけるのは難しくありません。
しかしそのダウンロードサイトの多くがウィルスや詐欺の温床になっています。
実際にぼくの友人がYouTubeからmp3をダウンロードできるサイトを使ったところ、突然フィッシング詐欺(ワンクリック詐欺)の画面が現れた、なんてことがありました。
他にもいかなる危険性があるかわかりません。
バン活!では違法性、危険性が高いモノを安易におすすめしないことにしています。
よってここではYouTubeからmp3ファイルをダウンロードすぐ具体的な方法についてはご紹介しないこととします。
また、そもそも違法にアップロードされた動画をダウンロードするのは違法になります。(合法的にアップロードされたものならセーフとのこと)
「違法?合法?」といちいち精査するのも面倒ですよね。
ダウンロードしたい理由の多くのスマホの「通信制限」だと思います。
通信制限を上手に回避する方法はこちらの関連記事にまとめてありますので参考にして下さい。
関連記事通信制限がかからないおすすめ音楽アプリを紹介。それでも制限されるときは?
Music FMは違法。音楽はもはや激安で聞けるので、違法アプリを使うメリットはなし
無料で音楽が聞けるアプリとして有名な「Music FM」。
ご存知の方も多いと思います。
しかしMusic FMはなんと違法アプリ。
海外のサーバーを経由してい著作者の許可なく音源をアップロードしているそうです。(いわば漫画村に近い)
ご紹介した通り、無料でフル尺の音楽が聴けるアプリも増えてきていますので、あえて違法アプリを利用するメリットはありません。
また、ここまで「無料で音楽を聴く方法」をご紹介してきましたが、何かと制限や面倒が多いと思いませんでしたか?
- 広告が入る!
- ランダムのみ!
- バックグラウンド再生不可!
- 好きなアーティストの曲がない!
- そもそも違法かよ!
などなど…。
無料で音楽を聴こうとするとたくさんの「メンドクサイ」を乗り越えて音楽にたどり着かなければいけません。
だったらもう合法のアプリで多少のお金を払った方が良いと思いませんか?
まだ無料で消耗してるの?安くて便利な音楽アプリも紹介
音楽アプリは、有料といっても実際その金額はとても安いんです。
例えば、比較的安く利用できる音楽アプリは以下のようなものがあります。
- Amazon Prime Music(Amazonプライム):月々¥409
- Amazon Prime Music(Prime Student):月々¥209(!)
- LINE MUSIC(20時間プラン):月々¥500
- LINE MUSIC(20時間、学割プラン):月々¥300
ご覧のように、学生料金だとタダ同然のような値段で音楽が聞けますね。
今後、ますますネットの世界に音楽コンテンツは増えていきます。
コンテンツが増えれば増えるほど「探す面倒」が増え、「信頼性」は下がっていくでしょう。
無料にこだわれば、そのデメリットを甘んじて受け入れるしかありません。
だったら少しでもお金を払って、快適に安全に楽しんだ方が良いのではないかと個人的には思っています。
ですからぜひ有料の音楽アプリも合わせて検討してみて下さいね!
LINE MUSICは中学生・高校生も学割料金で利用できる数少ない音楽サブスクなのでおすすめです。(その他ほとんどの音楽サブスクは大学生のみが学割)
ぜひ使ってみて下さい。
以上、「無料で音楽が聴けるアプリ」という話題でした!
参考になったらうれしいです。