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大人のピアノ教室は掛け持ちOK?先生にバレる?誠実な伝え方例文

大人のピアノ教室は掛け持ちOK?先生にバレる?誠実な伝え方例文

「今の教室だけでは物足りないけれど、他の教室にも通うのは先生に失礼かな……」
「もし掛け持ちがバレたら、気まずくなって辞めなきゃいけない?」

大人になってからピアノや楽器を再開すると、より深く学びたいという意欲から「掛け持ち」を検討することがありますよね。しかし、真面目に取り組んでいる方ほど、先生への申し訳なさを感じてしまうものです。

当ブログでは、実際に音楽教室を掛け持ちしている(していた)方に独自アンケートを実施しました。経験者のリアルな声をもとに、掛け持ちの注意点やマナーについて解説します。

運営者
バン活!編集長 バン犬

結論|掛け持ちは基本的に「バレる」と考えよう

アンケートの結果、多くの方が「先生にはいつか気づかれる」と回答しています。

【経験者の声】 以前、甥っ子にピアノの手ほどきをしたことがありました。するとその直後のレッスンで、先生から「誰に教えてもらったの?」と聞かれたそうです。隠し通すのは想像以上に難しいと感じました。

プロの講師は、生徒の弾き方の癖や上達のスピード、解釈の変化に非常に敏感です。
急に技術が向上したり、今まで教えたことのない理論を口にしたりすると、違和感として伝わります。
隠し事をしたままレッスンを受けるのは、精神的な負担にもなりかねません。

先生にはどう伝える?角が立たない「伝え方テンプレート」

「バレて気まずくなる」のを防ぐ一番の方法は、自分から正直に、かつ誠実に伝えることです。

現役のピアノ講師の方からは、以下のようなアドバイスをいただきました。

【講師の方からのアドバイス】 私はピアノ講師ですが。かけもちしているかどうかは聴けば、すぐわかりますよ。先生としては隠されたほうが嫌ですね。お互いバレた時に気まずい思いをする位でしたら先生に相談の上、先生のお知り合いの先生を紹介しもらうのも手です。音楽を本格的に勉強されている人の中では、むしろかけもちは珍しくありません。 ですが、複数の先生につく意味は色んな先生の曲の解釈や考え方を学んで自分の演奏の糧にするためです。 今現在において初歩的レベルである場合はさしてかけもちする必要はないかと思います。

誠実な伝え方の例文

伝える際は、今の先生の指導を否定せず、前向きな理由を添えるのがポイントです。

  • ケースA:別のジャンルを学びたい場合 「先生のクラシックのレッスンは今後も大切に続けたいのですが、趣味のバンドのために、別の教室でジャズピアノの基礎も少し学んでみようと思っています」
  • ケースB:練習量を増やしたい場合 「もっと早く上達したくて、平日の仕事帰りにも通えるこちらの教室と併用することを考えています。先生のレッスンをより活かせるように頑張りたいです」

楽器が違う場合の掛け持ちはスムーズ

「ピアノとドラム」「ギターとボーカル」など、楽器自体が異なる場合は、先生同士の感情的なトラブルに発展することはほとんどありません。

【経験者の声】 個人経営のピアノ教室に通いながら、バンドのために大手スクールのドラム教室にも通い始めました。先生に伝えた際も「新しい視点が手に入って良いですね」と好意的でした。

楽器が違えば、教える内容が競合しないため、気兼ねなく相談できるケースが多いようです。

音楽教室を掛け持ちするメリットとデメリット

掛け持ちには大きなメリットがある一方で、大人だからこそ慎重に判断すべき注意点もあります。

メリット

  • 技術が飛躍的に伸びる: 練習量と指導を受ける回数が物理的に倍になるため、上達は早まります。
  • 多角的な視点: A先生は「感性」、B先生は「理論」など、異なる角度の指導で理解が深まります。
  • 人間関係の広がり: 複数のコミュニティに所属することで、音楽仲間が増えるきっかけになります。
メリットの体験談を見る

もともと新しくドラムを始めようと思っていた時に、ほぼ同時に複数の音楽教室の体験レッスンに申し込みました。
そこで受けていた中で、基礎の練習を大事にする先生がいる教室と、まずは曲を叩ける楽しさを感じることを大事にする先生がいる教室の2つに出会い、レッスンのスタンスの違いを感じました。
どちらもアリだと思いましたが、長く弾くなら基礎は上達において絶対大事だし、でも曲が叩かないのもそれはつまらない…と感じ、どちらが自分に合うか試してみようと思ったのがきっかけです。
また、どのスクールかに関わらず先生との相性もあると思ったので2つにしました。1人しか知らないと「こんなものなのかなぁ」と思ってしまいますが、2人いることでそれぞれの良し悪しを感じることができました。

音楽教室によって部屋の雰囲気とか,先生の人柄とかも,もちろん違ってきます。
そういうところが新鮮ですし,なにより新しい人間関係ができるというのがメリットのひとつだと考えます。
私が通っていたピアノの教室もドラムの教室もマンツーマンの指導でしたが,待ち時間で他の生徒さんの演奏など見ることができたりして勉強になりましたし,おもしろかったです。
また,わたしの場合はピアノとドラムで,全くと言って良いほど方向性の違う楽器であるため,逆に新しい視線を手に入れることができました。
いろいろ経験することで,演奏の幅とか表現の仕方とか,新しく発見できたり学んだりすることができるのではないでしょうか。

私はピアノの個人レッスンとグループレッスンをかけもちしていました。
グループレッスンでは基礎固めが中心となっており、また作曲教育にも力を入れていた。
しかし、グループレッスンだけではレパートリーが増えず、細かい技術の向上が見込めなかった他、ソルフェージュには特化していなかったため、個人レッスンを受けて様々なベクトルの能力を伸ばす必要がありました。
また、グループレッスンではコンクールも殆どなく、参加の機会を増やすためにもかけもちは必要でした。個人レッスンの先生も良い先生を探して一度先生を変えています。評判の良い先生はコンサートを見に行くように促すなど、耳を鍛えることも教えてくれたので、やはりそのような経験はグループレッスンオンリーでは出来ないと思ったのも理由ですね。
個人レッスンにも通いレパートリーが増えると同時に、自分の得意・苦手がよりはっきりしてきます。
グループレッスン・個人レッスンそれぞれだけでは身につけることのできない技術を身につけられることも大きなメリット!
具体的にはグループレッスンでは即興力、アレンジ(変曲)・作曲力、初見の譜面をいかに弾けるようになるかの力を磨くことができたし、個人レッスンではソルフェージュやドイツ語音階を使って音感を鍛えられたことや、オーケストラを積極的に聴きに行って良い音を知ることを教えてもらったことが良かったと思います。
それらが相互に作用して、ピアノの腕や音感・リズム感が育つのだと思います。

デメリット(注意点)

最大のデメリットは、やはり「費用」と「時間」です。

項目内容
月謝単純に2倍かかります。
入会金・教材費新しく入る教室ごとに発生します。
練習時間両方の宿題をこなす必要があり、中途半端になるリスクがあります。
デメリットの体験談を見る

かけもちのデメリットはやはり、お金がかかると言うことです。
私はYAMAHA音楽教室と個人のピアノ教室をかけもちしていました。
YAMAHAには入会金と教材費と月の月謝、発表会の費用など費用もかかります。
YAMAHAは週に3回、入会金で5千円、教材費7,600円、月謝が6,480円、発表会参加費500円、半年後には追加教材費で5,400円。
個人宅のピアノレッスンも月謝や教材費、発表会に出るドレスなどの衣装がかかります。
個人宅のピアノレッスンは入会金不要でしたが、週に1回月4回で月謝が8,640円、教材費は1000円、発表会のドレスは一回のレンタルで1万円。
年間にすると結構なお金がかかりますので、最大のデメリットはそこだと思います。

「同じ教室内」でコースを増やすという選択肢

もし「今の先生に隠れて通うのが心苦しい」「でももっと学びたい」という場合は、複数学科がある大手音楽教室で、別のコースを掛け持ちするのも一つの手です。

例えば、シアーミュージックMUZYXなどでは、同じ教室内で「ピアノ」と「ボーカル」を自由に組み合わせて受講できるシステムがあります。

これなら先生に気を使う必要がなく、事務手続きも一括で行えるため、気兼ねなく掛け持ちを楽しみたい方にも向いています。

まとめ|自分の「やりたい」を誠実に形にしよう

音楽教室の掛け持ちは、決して悪いことではありません。大切なのは、今お世話になっている先生への敬意を忘れず、誠実に向き合うことです。

もし、今の環境に物足りなさを感じているなら、まずは今の先生に「もっとこういうことも学んでみたい」と相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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