音楽業界に受かった志望動機10選|内定者のリアルを公開

音楽業界を目指しているものの、「志望動機に何を書けばいいかわからない」と悩んでいませんか?
そこで今回は、実際に音楽業界へ内定した方々の志望動機を紹介します。
当ブログが独自にアンケートを行い集めた内容ですので、ネット上によくあるテンプレートではありません。
また、内定者の志望動機に共通するポイントや、ChatGPT・Geminiなどの生成AIを活用して志望動機を作る方法も解説しています。
音楽業界への就職・転職を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

内定者の志望動機に共通する3つのポイント
「音楽が好き」だけで終わっていない
今回紹介する内定者の多くは、
- バンド活動
- ライブ参戦
- 音楽に救われた経験
- 専門学校での学び
など、自分自身の体験を語っています。
単なる「音楽が好きだから」ではなく、なぜ音楽業界で働きたいのかが具体的です。
なぜその職種なのか説明できている
- レコード会社
- 音楽出版社
- FMラジオ局
- コンサートスタッフ
それぞれ仕事内容は大きく異なります。
内定者は「なぜ音楽業界なのか」だけでなく、「なぜその仕事なのか」まで説明しています。
入社後にやりたいことが明確
志望動機は過去の話だけではありません。
- アーティストを支えたい
- 音楽との出会いを作りたい
- ライブで感動を届けたい
など、入社後のビジョンまで語られています。
音楽業界に内定した人の志望動機10選
20代 レコード会社勤務の例①
当方は元々音楽活動を10代の時から行っており、当時はプロでもっと活躍したいと思っていました。
がむしゃらにライブ活動を行なっては遠征ライブ、単独ライブなど沢山経験させて頂きました。実際にプロの方と共演をさせて頂いたり、レーベル関係者の方と交流を持つ様になりました。色んな方とお話させて頂く機会が増えていく中で自分の先のビジョンを一度考えた時に演者だけが本当の道なんだろうか、と考える様になりました。
実際にレーベル関係者の方にサポートして貰いながら活動を続けていましたが、逆に当方自身がミュージシャンをサポートする側に立つともっと視野が広がるんじゃないかと思う様になりました。
その思いが強くなってバンドを脱退する形になりましたが、関係者の方に背中を押して貰った事で新しい環境でももっとチャレンジしたい気持ちが大きくなりました。
今まで当方自身が経験した物を今度サポートするミュージシャンだったりプロモーションの仕事でもしっかり生かして行きたいです。
お世話になった先輩方の様に当方自身もミュージシャン側の気持ちに寄り添い、サポートを行い、沢山の事を貪欲に吸収して貢献出来る様にして行きたいと思い、この度応募させて頂きました。
ポイント
- 10代からの音楽活動経験を具体的にアピールしている
- 「演者」から「支える側」へと志望理由が変化した経緯が明確
- ミュージシャン目線を活かして貢献したい意思が伝わる
20代 レコード会社勤務の例②
私は、母がビアノの教室を開いているという影響から、幼い頃から、音楽の仕事に就きたいと考えていました。
何も考えずただビアノを弾いたり、歌の練習をしたりしていましたが、それだけではいけないと気付きました。私の学生時代は、人に話し掛けたり話し掛けられたりするのが苦手でどちらかというとうじうじした人間でしたが、それを変えなければならないと思い、今変えている、変えようと努力しています。
人と繋がり積極的に関わって行くことで、楽しみが増えたり達成できることがあることを学んだからです。
ずっと憧れていて好きだった音楽関係の仕事に挑戦しようと考えた時に今の自分では駄目だと思いました。
私は自分の嫌なことこそ、積極的にやって行こうと決めています。
今までの自分と逆のこと、つまり嫌なことが出来れば、自分自身成長出来ると考えたからです。
日々辛いなと思うことは増えましたが、日曜日の休息や家族と話したりすることで、体力的にも精神的にも回復出来る事を知りました。
今は笑顔で一生懸命に誰かと仕事をしたいと強く思います。
「音楽が好きだから」「かっこいいから」という理由だけで出来るような簡単な仕事ではないと思いますが、私は根元のこの気持ちを忘れずに日々努力していきます。
ポイント
- 幼少期から音楽に親しんできた経験がある
- 自身の弱さと向き合い、成長しようとする姿勢が伝わる
- 「音楽が好き」だけでなく、仕事への覚悟を示している
20代 レコード会社勤務の例③
もともと音楽が好きだったのですが、親友の兄がバンドを組んでいてメジャーデビューこそできなかったものの、CDを出していてとても尊敬していました。
よく誘われてライブにも行っていたので、そういった意味では音楽が一般的な人よりも身近にある存在で生活していました。自分自身でも実際にバンドを組んでいた事もあり、音楽が人にもたらす効果というのは様々でとても素晴らしいものだと思っています。
だからこそ一人でも多くの人に音楽のすばらしさを知ってもらいたいと思っており、そういった音楽に関する事を仕事にできればいいなと思って志望させていただきました。今現在も音楽のステージの設計などのアルバイトも行っており、積極的に音楽にかかわる経験を仕事や遊びを通じて感じています。
現在はCDが売れない時代と言われていますが、自分自身もそれを感じておりそれは大きな問題だと思いますが、私が就業する中で新しい形でまた多くの人に音楽を通じて感動を伝えられる方法を貴社の一員となって活動できればと思い志望させていただきました。
ポイント
- バンド活動やライブ体験など音楽との関わりが深い
- 音楽の魅力を多くの人に届けたいという想いが伝わる
- CDが売れない時代における新しい音楽の届け方を考えている
30代 レコード会社勤務の例
私は大学を卒業以来、企業の広報部門をメインに仕事をしてきており、広告代理店やPRエージェンシーとのコネも十分に築いてきていました。ところが、人事異動で支店営業をすることになってしまい、私はそれを拒絶して退職することにしました。私は広報部門や広告宣伝部門でキャリアを積み重ねたいと考えていたからです。
ですから人材紹介エージェントから、レコード会社が広告宣伝業務を兼ねた広報部門のマネージャー職を募集している案件を紹介されたときは、即座に応募したいと申し出ました。レコード業界は、音楽やミュージシャンを売り出すために、とくにプロモーション活動などの広告宣伝や、テレビやラジオ、インターネット媒体を利用した広報活動が必要との認識を持っていましたので、音楽業界に入ることによって、自分の力を発揮できると考えたのです。まさに腕の見せ所だと考えました。
もちろん私は音楽が好きで、自宅ではFMをよく聴いていますし、気に入った音楽はダウンロードして購入しています。音楽業界全体では売上が落ち込んでいますので、広報部門の力で、業界を盛り上げていければいいと意欲を持っていたのです。
ポイント
- 広報・PRの実務経験を具体的にアピールしている
- 自身のキャリアと募集職種が一致している
- 音楽業界でどのように貢献できるかを明確に示している
30代 音楽出版社の例①
志望動機は、人生を音楽に救われたからです。小学6年~中学3年までイジメに遭っていました。
毎日憂鬱で学校の先生に勇気を出して相談しても対応してもらえず絶望の気持ちで毎日死にたいと思っていました。そんな中、本屋に行った時に「オリコンザ一番」という雑誌を見つけました。
元々音楽が好きでしたが特定のアーティストしか聞いてませんでした。
そんな私にこの雑誌は色々なジャンルの知らない音楽を教えてくれました。しかも、オリコンの雑誌ですから売上枚数も掲載してますから何がどれくらい売れているかが手に取るように分かりました。
また、チャートを見てるとどんどん上昇してきてる曲もあり、次に流行りそうな曲までいち早く情報が入りました。どんなにイジメで憂鬱な日々を過ごしてもこの雑誌の発売日の日は嬉しくてたまりませんでした。
この雑誌とこの雑誌に教えてもらった音楽だけがドン底の私の学生時代を支えてくれました。
今でも実家にはこの雑誌を全て保管しており一冊として捨てたりしていません。本当に本当に感謝しています。いつか自分もこのような夢のある音楽雑誌で色々な方に幅広いジャンルの音楽を伝えたいと強く思い、応募しました。
ポイント
- 音楽に救われた原体験が具体的に語られている
- 音楽出版社を志望する理由に説得力がある
- 「支えられた側」から「届ける側」になりたい想いが伝わる
30代 音楽出版社の例②
今までは出版業界でライティング、デザインなどの仕事を経験してきた中で培ったスキルや知識が自分にはあると思います。
そうした経験やスキルを活かし今の音楽シーンを文化としての音楽だったりトレンドとしての音楽を今まで出てきていた情報や価値観に沿ってだけではなく新しい情報部分や将来性を踏まえた上で深い形や別視点からの切り込んだ角度で情報発信や考察として一般の消費者だけではなく音楽関係者そのものにも響くような仕事を御社で努めることで実現できると思いました。また今まで経験の少なかった業務なども積極的に参加や提案し失敗ばかりを恐れないような勢いのある物作りや企画にも是非携われたらと思っています。
御社には大手であるということや出版物やコネクトなどの実績、特に現代の音楽シーンにも影響を与えてきていたという魅力を感じ私の先輩にあたる方も御社に勤めていた経験があり尊敬していましたので、自分自身も今までとは違った経験やスキルを伸ばしていきつつ、業績に貢献できるようにお役に立てるのではと思い応募させていただきました。
至らない点もあるかと思いますが全力で仕事しますので宜しくお願い致します。
ぜひこの環境でしっかりした価値ある仕事をしていきたいと思います。
ポイント
- 出版業界で培ったライティングやデザインの経験をアピールしている
- 音楽出版社で実現したいことが具体的
- 企業の実績や魅力を理解したうえで応募している
20代 FMラジオ局の例
私は小さい頃からずっと、音楽が好きで、人生の喜怒哀楽・紆余曲折様々なシーンに自分を支えた・また寄り添ってくれた音楽がありました。
それらは、自分が聴きたいと思って聴いたものもあれば、友人に勧められて聴いたもの、またラジオやたまたま観たライブなどで偶発的に聴いたもの様々ありました。そうした様々な音楽との出会いの中で気づいたことがあります。
自分の中でこの「偶発的出会った音楽」の方が、自分の心に大きな感動・変化を及ぼすということです。
例えば、この面接の時も正にそうでした。面接前に緊張と不安でどうしようも無かった時に、ふとラジオをつけると、1990年代に流行った青春パンクバンドの曲が流れていました。
私は、その曲を聴いて非常に勇気づけられました。
そして考えました。「不安なのは、自分を取り繕おうとしているせいだ、自分の全てを曝け出そう」と。この音楽の力を使って、私もラジオの前のリスナーの方々の心が少しでも豊かに、また少しでも暖かくなるような、そんな仕事がしたい!
そう思い、私はラジオ局で働くことを志望しました。
ポイント
- 音楽との具体的なエピソードが語られている
- ラジオ局を志望する理由が明確
- 「音楽との出会いを届けたい」という想いが伝わる
20代 レコーディングエンジニアの例
私がレコード会社を志望した動機は、楽器を演奏する事よりも、音に関する拘りが凄くあったからです。
その為面接官の方には、『自らでPAを操作して、様々なアーティストの人達が絶対に売れるように、素敵な音楽をしっかりと作りたい』などと、はっきり伝えて行きました。学生時代にバンドを組んでいた事も、レコード会社を志望する大きな一因でもありました。
MTRへとボーカル・ギター・ベース・ドラムなどを、それぞれのトラックへと、バランス良く振り分け行き、自己満足ではありますが、毎回楽しんでいました。この当時ドラムの打楽器を担当していた訳ですが、ベースとドラムは演奏の良し悪しを決める、大切な役目を担っていた事から、いつも慎重に録音して行き、満足行くまで何度も録り直しておりました。
録音作業を幾度もやって行く事により、ドラムのスティックを握り叩く事よりも、レコーディング作業へと次第に興味が沸いて来ました。なので大学を卒業してから、レコード会社で働く経緯に至った訳です。
録音作業は地道で、意外に忍耐力が必要となる、想像以上に神経を使うお仕事です。
しかし1つのミュージシャンのシングルやアルバムを、きちんと仕上げる度に、高い充実感や達成感を得る事が出来る為、レコード会社へと就職出来た事にかなり大満足しています。
ポイント
- バンド活動や録音経験を具体的にアピールしている
- 演奏よりもレコーディングに魅力を感じた経緯が明確
- レコード会社を志望する理由と職種への適性が伝わる
20代 コンサートスタッフの例
私は音響関係の専門学校に通っており、そこでライブなどの音響について勉強をしてきました。
その中で、私の選択肢の中にコンサートスタッフという職業が浮かび上がってきました。もともと音楽業界への就職について興味はあり、その中でどのビジネスに関わるかを考えたときに、自分が学んできたことの専門性と、私が就職活動をしていた当時CDが売れなくなっているということが音楽業界に影響を与えていた時期でもあったので、これからの音楽業界はCDなどのパッケージコンテンツを対象としたビジネスモデルから、ライブなどの体験型のビジネスモデルへとシフトしていくと考えており、プロジェクションマッピングなどの最新の演出手法なども確立させだしていた時期でもあったので、ライブ運営の会社への就職を志望しました。
その上で、私が専門学校で学んできた知識と、これから生まれていく新しいライブの演出などを組み合わせて、見た人に強い感動を与えたいと思っています。などということを伝えました。
ポイント
- 音響の専門知識や学習経験をアピールしている
- コンサートスタッフを志望した理由が論理的
- 音楽業界の変化を踏まえた将来性のある視点を持っている
30代 コンサートスタッフの例
コンサート会場での音響システムのセッティングの仕事を致しました。
音楽の専門誌で音響エンジニア募集の広告を見たのがきっかけでした。学生の頃からミュージシャンになりたいと思い、音楽の専門学校に通ってギターを専攻していたのですが、将来的な事を含めて限界を感じてしまい、夢を諦めて商社に勤務を致しました。
その後、諸事情で退職をしてしまったのですが、夢であった音楽に少しでも携われる仕事に就きたいと思い、
コンサート会場のセッティングの仕事に就くことになりました。
ヴォーカル、ギター、ドラム、ベース等のサウンドチェックを行う仕事で、ライブの前に音響の調整を行うのですが、マイクの位置を正確にセッティングをして、ハウリング等を起さずに会場に合った理想の音響にする仕事です。面接で聞かれた事は今まで携わって来た音楽の事を中心に聞かれ、好きな音楽の事から始まり、どんな音作りが好きなのか質問をされました。
今まで自分で演奏をする事はありましても、音響関係の仕事に就いた事がありませんでしたので、好きな音色までは表現として表わすことができず答えに困ってしまいました。凄く難しい問いかけをされてしまい、合えて難しい質問を投げかけて人間性を確かめられている様でした。
そこで、大きな音で耳障りな音ではなく、小さな音でも音が分厚く聞こえる音が好きだと申しました。
その後、いくつか質問を投げかけられ音楽への情熱と共に答えて行ったのですが、熱意が伝わったのか採用になり働く事ができました。音楽関係の仕事に就く場合は音楽が好きである事が有利に働きますが、一つの音楽に拘るのではなくて幅広いジャンルで音楽を知っている事も大事なのです。
ロックは得意ですけどジャズは知らないと言うようでは幅が狭くなってしまい、表現の範囲が限られてしまうのです。
感性が大事でシビアなセッティングが求められる気を使う仕事です。
ポイント
- ミュージシャン志望から音響スタッフへ進路を変えた経験がある
- 面接で音楽への情熱や考え方を具体的に伝えている
- 幅広いジャンルの音楽知識の重要性を理解している
ChatGPTやGeminiなど生成AIで音楽業界の志望動機を作るプロンプト
近年はChatGPTやGeminiなどの生成AIを使って志望動機を作る人も増えています。
しかし、
音楽業界の志望動機を書いてください
だけでは、他の応募者と似たような内容になりがちです。
実際に内定した人たちの志望動機を見ると、
- 音楽に救われた経験
- バンド活動の経験
- ライブやラジオとの出会い
- 音響やレコーディングの経験
など、自分自身の体験が具体的に語られていました。
生成AIを使う場合も、自分の経験をしっかり入力することが大切です。
以下のプロンプトを参考にChatGPTに入力してみてください。
志望動機作成プロンプト
あなたは音楽業界の採用担当者に評価される志望動機を作成するキャリアアドバイザーです。
以下の情報をもとに、音楽業界向けの志望動機を作成してください。
【応募する会社】
(例:レコード会社、芸能事務所、ライブハウス、音楽出版社など)【志望職種】
(例:A&R、宣伝、制作、マネージャー、コンサートスタッフなど)【音楽との関わり】
(例:バンド活動、吹奏楽部、DTM、ライブ鑑賞など)【音楽業界を目指すきっかけ】
(例:人生を支えられた曲がある、ライブで感動した、アーティストを支えたいと思ったなど)【学生時代や仕事で力を入れたこと】
【自分の強み】
【その会社を志望する理由】
【入社後に実現したいこと】
以下の条件を守ってください。
・「音楽が好きだから」だけで終わらせない
・具体的なエピソードを入れる
・応募企業ならではの志望理由を含める
・入社後のビジョンを明確にする
・面接でそのまま話せる自然な文章にする
・文字数は400〜600文字程度
AIが作った文章をそのまま使わない
生成AIは文章を整えるのは得意ですが、あなた自身の体験までは作れません。
そのため、AIが出力した文章をそのまま提出するのではなく、
- 本当に自分が経験したことか
- 面接で深掘りされても答えられるか
- 自分らしい言葉になっているか
を確認しましょう。
面接官が見ているのは文章の上手さだけではありません。
「なぜ音楽業界で働きたいのか」という、あなた自身のストーリーです。
まとめ|音楽業界の志望動機は「自分だけの体験」が重要
音楽業界の志望動機に正解はありません。
しかし今回紹介した内定者の文章を見ると、
・具体的な体験
・職種を選んだ理由
・入社後のビジョン
を語っている点は共通しています。
ぜひ実例を参考に、自分自身の言葉で志望動機を作ってみてください。
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