社会人がバンドを趣味で続けるには?難しくても続けたい人のための6つのコツ

「バンド活動を趣味にしたいけど、社会人になってから難しくなった…」
そんな悩みを持つ人は多いです。
むしろほとんどの人がぶつかる壁ではないでしょうか。
だけど工夫と努力次第で、趣味のバンドはもっと楽しくなる。
この記事では、10年以上バンドをやってきたわたしの経験から、
社会人でも無理なくバンドを続ける方法
を4つ紹介します。
少しでも、バンド活動が楽しくなったらうれしいです!
社会人バンドは本当に難しい?まずは悩みを整理しよう
社会人になると、バンド活動にはこんな悩みがつきものです。
- 平日は仕事でヘトヘト、練習する時間がない
- メンバーの予定が合わない
- 家庭や子育てとの両立がむずかしい
- お金をかけられない
でも、コツをおさえれば、社会人でもバンドは続けられます。
それに社会人バンドには、少なくないメリットがあります。
なぜ今、バンドが“最高の趣味”なのか?
意外とお金がかからないから
はじめの楽器購入こそまとまった費用が必要ですが、その後に必要なのはスタジオ代(1h2,500円ほど)ぐらいです。
ライブをすればスペースレンタル代やノルマが必要になりますが、メンバー4人で割ればそこまで大きな出費にはなりません。
例えば旅行に行けば1回で数万円以上を支払うでしょう。
相対的にみても、バンド活動絵は決して法外お金がかかる趣味ではありません。
むしろ稼げる可能性があるから
ライブのノルマがあっても集客すればタダだし、利益が出ることも。
音楽配信すれば、全世界に配信されるわけでは、もしかしたら利益がでるかもしれません。
実はバンド活動は漫然とお金が出ていくだけではなく、出費を取り戻すチャンスのある珍しい趣味と言えます。
健康的だから
歌を歌えばカラオケ同様、ストレス解消効果がある。
楽器隊だってドラムを始め、意外とよい運動になります。
また人間は他人と音楽(リズムやハーモニー)を共有すると、普遍的な幸福感を感じるそう。
なので、音楽ライブはもちろん、エアロビクスなども絶えることのない需要があるわけです。
バンドは自分で奏でる音を他人と共有するので、その快感はまた格別。
体を蝕む趣味も世の中にはありますが、それに比べるとバンド活動随分と健全で健康的でしょう。
社会人がバンド活動を続けるための4つのコツ
1. 【効率化】メンバーとの連絡はツールを使おう
LINEグループやLINEスケジュールを使って予定を調整。
音源ファイルのやりとりもオンライン上でやるのが便利です。
例えば作曲担当者が作ったデモ音源を事前に共有しておけば時間の節約にもなります。
2. 【時間】スマホ時間を減らそう
今のスマホはテレビを見ない人、写真週刊誌を見ない人にワイドショーとゴシップを見せる機械と考えて差し支えないでしょう。
スマホの縦にくるくる回るタイムラインは、さしずめ情報のパチンコです。
「アタリ」と「ハズレ」をアルゴリズムで制御して、ユーザーがハマるようにコントロールされています。
そうなると、スマホに手に持っている以上、スマホを見ないのは難しい。
なのでまずはスマホを目に届かない場所において下さい。
そして逆に楽器をいつでも手に取れる場所に置く。
そうすることでショート動画やSNSを見ていた10分、20分が音楽の時間に変わります。
その10分が習慣になれば、とたんにバンド活動が充実するでしょう。
ぜひ、練習のモチベーションが上がる工夫をしてみて下さい。

3. 【節約】練習スタジオは土日の午前中に予約がおすすめ
少しでもお金を節約したい場合、土曜日の午前中にスタジオ練習をするのがおすすめです。
っというのも、多くの音楽スタジオでは土日の午前中にお得なパックを提供していることが多いんですね。
社会人バンドの場合、平日の夜に何回も練習するのは難しいでしょう。
必然的に週末の練習になるでしょうし、だったらお得なパックを使いたい。
例えば8:00〜11:00の連数だったら、午後から家族と出かけることもできるかもしれません。
ぜひ、お近くのスタジオの土・日パックをチェックしてみて下さい。
4. 【モチベ】音源を作って発表しよう
ぜひレコーディングと音楽配信をやって欲しいと思います。
楽曲がカタチになるうれしさはひとしおですし、配信すれば「もしかしたら100万回再生されるかも…😏」といった妄想も捗る(笑)
そんな小さな夢は、きっとバンドにモチベーションを与えてくれるはずです。
レコーディングをセルフレコーディングをすれば費用を節約できますし、音楽配信の費用はごく少額です。


新たに社会人バンドをはじめる方法【初心者OK】
社会人バンドのメリットや続け方についてご紹介してきました。
ここでは新たに社会人になってから新たにメンバーを探す方法をご紹介します。
ふつう、10代20代のバンドマンがメンバーを集めるなら、メンバー募集サイトなどがよく使われます。
もちろん社会人が利用するのもあり。
ただ一方でメンバーの住んでいる場所が近く、時間や場所が合いやすい方が社会人バンドは続けやすい。
そこでチェックしたいのが、まず近所のスタジオの掲示板です。
多くの音楽スタジオにはメンバー募集の張り紙があったりします。
そのスタジオに張り紙を貼るということは、近所に住んでいる可能性が高い。

バンドを結成した際は、もちろんそのスタジオでスムーズに練習に入れるはずです。
もちろん、自分自身が張り紙を使ってメンバー募集をするのもアリです。
また音楽教室も見過ごせない選択肢です。
多くの音楽教室には、レッスン生同士でバンドを結成してライブ(発表会)ができる企画があったりします。
音楽教室はもちろん月謝が必要なわけですが、通ってしまえば提携スタジオを格安で借りれたり、音楽仲間と知り合えたり、話が早いのが大きなメリット。
まとまったお金をかけてタイムパフォーマンスよく趣味を楽しむのも、大人ならではのやり方だと思います。


よくある質問:社会人バンドのQ&A
まったく遅くありません!むしろ、大人になってからのほうが真剣に楽しめるという声も多いです。
メン募サイトやSNSを活用するほか、スタジオの張り紙や音楽教室に通うのもおすすめです。
オンラインでのデモ共有やスケジュール調整ツールの利用などがおすすめです。またスマホ時間を見直したり、生活習慣を変えるのも大事です。
まとめ:社会人でも、趣味でバンドは続けられる!
バン活!では多くの人にバンド活動を楽しんでほしいと思います。
いろいろなモノを背負うようになった社会人でみなさんにも、もちろんバンドの楽しさを味わって欲しい。
そんな思いから、この記事では続ける工夫をお届けしました。
「売れる・売れない」だけでは、音楽人生、バンドマン人生がもったいない。
生涯のライフワークとして、バンドが続けられる助けになったら嬉しいです。