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【実例】音楽活動と仕事を両立させる具体的な方法!仕事しながらバンドマン

【実例】音楽活動と仕事を両立させる具体的な方法!仕事しながらバンドマン

音楽を続けたいけど、働かないと生活できない
そんな悩みを抱えるバンドマン・ミュージシャンは多いです。

でも結論から言えば、音楽と仕事の両立は可能。
ポイントは次の3つです。

  1. 勤務時間のコントロール
  2. 最低収入ラインの確保
  3. 連休の取り方を工夫すること

この記事では、
正社員で働きながら音楽を続けたい人
・これから仕事を探して音楽活動を重視したい人
の両方に向けて、働き方・職種・実例をまとめました!

最高の働き方をいっしょに見つけましょう!

音楽と両立しやすい仕事の条件。雇用形態は?

音楽活動を優先したいなら、まず意識すべきは「時間」「見た目」「収入」の3点です。

・髪型・服装が自由
・シフトが自由
・それなりに稼げる

この3つをバランスよく満たすには、やはり派遣社員が有力な働き方。
契約更新ごとにスケジュールを調整でき、ツアーやレコーディングとも両立しやすいのが特徴です。

雇用形態ごとの“両立しやすさ”の目安をまとめました。

雇用形態収入安定度時間の自由度連休の取りやすさ見た目の自由度
正社員×〜△
派遣社員
アルバイト
フリーランス△〜◎

※あくまで一般的な傾向。実際は事業所や配属で差があります。

実際にわたしのバンド仲間でも、派遣社員は実に多いです。
今現在で仕事を探している段階なら、パソナなど大手派遣サービスに登録して、求人を探してみましょう。

ひとまず、すぐ採用されて当面のお金を確保したい人はアルバイトもあり。
状況に応じて選んでみてください。

おすすめアルバイトについても関連記事でまとめています。

音楽と両立しやすい仕事ランキング

コールセンタースタッフ

バンドマンが音楽活動と両立しやすい仕事:コールセンタースタッフのイメージ

マニュアル対応が中心で残業が少なく、週4〜5勤務でも両立しやすい職種です。
電話対応スキルが上がれば、在宅勤務案件に進むことも可能。

実際にバンド仲間でもコールセンターに勤めている友人がとても多く、リアルにおすすめできる仕事です。

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工場作業員

音楽と仕事を両立:見た目が比較的自由な工場作業の現場

ライン作業や仕分け業務など、決まった時間に終わる仕事が多いのが特徴です。
日中に働いて夜は練習、または夜勤で昼間に音楽──など、生活リズムを固定できる点が強みです。

また比較的見た目に寛容なのも特徴です。
仕事中のみ衛生面や清潔感に気を配れば、金髪や長髪も自由である職場が多いようです。

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建築・土木

高収入で両立しやすい建築・土木作業のイメージ

建築現場や土木の仕事も見た目や髪型に寛容な職場が多く、体を動かす仕事なので体力づくりにもなります。
収入も高めなので、週4勤務を目指す場合も有力です。

他にも、タトゥー、金髪、長髪、ヒゲなどバンドマンならこだわりたいルックスでもできる仕事を関連記事にてまとめました。
コールセンター、工場作業員、建築・土木関係の仕事は、これらの調査でも有力候補として挙げられています。

正社員でも音楽と両立するコツ

転職は考えていないけれど、時間をもっと音楽に使いたい。
そんな人は、環境を整えることが両立の第一歩です。

宅録環境を整える

自宅で録音・制作ができるようにしておくと、スタジオ代や移動時間を節約できます。
最近は安価でも高品質な機材が揃い、「自宅でデモ制作」まで完結するミュージシャンも増えています。

連絡や打ち合わせを効率化する

バンドメンバーとの予定調整やデータ共有は、LINEスケジュールやDropboxなどのツールを使うとスムーズです。
移動時間を削減し、限られた時間を創作に集中できます。

安定した収入を強みにする

正社員の最大の強みは、やはり収入の安定性です。
時間を買うお金の使い方」を意識すれば、音楽にかける時間を増やせます。

・宅録機材や防音環境への投資
・オンラインミーティング用の設備を整える
・タクシー移動で体力と時間を節約
・レコーディングはプロのエンジニアに依頼する
・備品はオンラインストアで買う

こうした投資が、音楽を続けるための余裕と質の向上につながります。

職場環境を変える

「頑張ればなんとかなる」と思っても、そもそも職場がブラックだったら両立は不可能です。
深夜残業や休日出勤が当たり前、休みを申請しづらい…。
そんな環境では、音楽に使う時間が削られていく一方です。

無理に耐えるよりも、自分を守る選択をしましょう。
転職は逃げではなく、自分の音楽を守るための戦略です。

たとえば「ミイダス」なら、あなたの市場価値を自動で診断し、今より条件の良い職場を提案してくれます。
忙しくて転職サイトを見る時間がない人でも、簡単な質問に答えるだけで 年収・休日・働き方を比較 できます。

まずは「自分の価値」を知ることから始めてみてください。
思っている以上に、あなたの経験やスキルを求めている職場が見つかるはずです。

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職種別|音楽と仕事を両立している人の実例

実際に、音楽と仕事を両立している人たちを取材しました。
それぞれの働き方にはリアルな工夫があります。

タクシードライバー×バンドマン

タクシードライバーをしながらバンド活動をしている「ツッチー」さんに話を聞きました。
タクシードライバーは研修もしっかりしていて、運転免許があれば始められるのでチャレンジしやすさが魅力です。

バン犬

ツッチーさんもそうですが、他にも音楽とタクシードライバーを両立させている人がいるんですか?

はい!
ぼくの周りでは結構いますよ。
ぼくは夜がダメで昼勤務なんで(笑)、結構両立が難しいんですが、普通にCDをリリースしたり、全国ツアーに出ている仲間がいます。
お話ししたとおり、月収40万円程度あり、休日も多く作れるので音楽との両立が可能であることはわかってもらえたと思います。

詳しくはこちら↓

電気工事士×バンドマン

電気工事士とはビルや住宅の配線を作る仕事。
バンド仲間で仕事もバンドもバリバリこなす「しばにー」に仕事と音楽の両立のコツを聞いてきました。

LANPAZIEは俺の目から見て、月に1~2回ライブやったり、合間にレコーディングやったりかなり精力的に活動していると思う。
なにか仕事と音楽を両立させるコツってある?

まずは「自分にとって必要な金を把握する」っていうのが大事だな。
結局、フリーだから自分がどのくらいのお金が必要かがわかってないと、ムダに多く働くことになる。
それだと音楽やる時間は持てない。

詳しくはこちら

飲食業×ミュージシャン

沖縄で飲食店を営みながら、音楽アーティストや音楽事業を両立するjujumoさんに話を伺いました。
子育てや沖縄の生活事情まで詳しく聞いてます!

バン犬

東京では多くのミュージシャン/バンドマンが、満足な音楽活動に没頭できず、アルバイトに忙殺される日々が続いています。
音楽活動を続けるためにも安定した収入と暮らしは欠かせません。
飲食店の経営、生活のやりくり。音楽活動をやるために、どのように生活基盤を安定させているかを伺いたいです。

バーテンダーを10年やっていて、接客業は天職の一つだと思っています。
その上であくまで飲食をサブと捉えていて、音楽で収入を得る、増やす事を考えていくようにしていないといけないかなと思います。

詳しくはこちら

医者×ミュージシャン

Insheartさんは医者だからこそ得られる経験を歌にしているハートフルなアーティストです。
なかなか想像しにくい医者の仕事についてインタビューしました。

バン犬

仕事の合間に音楽の時間を作るうえでやっている工夫とかありますか?

楽曲制作の時は、Jyunがボイスメモで弾き語りした音源をぼくに送ってもらいます。うちに宅録環境があるので、送られてきた音源をもとに、ボーカル、ギター、バイオリンを録音してデモを作ります。

詳しくはこちら↓

薬剤師×ミュージシャン

今、プロの人気アーティストとして活躍する人の中にも実は薬剤師だった人は多いです。
薬剤師と音楽を両立してきたミュージシャンと実際に薬剤師として働いている人たちの働き方を調査しました。

薬剤師としての勤務時間が固定している、残業が少なめ、融通を利かせてくれる職場を選べば趣味にあてる時間は十分作れます。
たとえ正社員でも総合病院門前の調剤薬局では、病院の閉まる時間が早いため、それに合わせて比較的早く終わる薬局が多いです。
また、病院、ドラッグストアでも習い事のある曜日さえ早く上がれるようなシフトを組んでもらう事も可能な場合があります。 また、薬剤師ではアルバイト・パートでも趣味にあてる程度の資金は作れるため、趣味を優先したい場合でも両立しやすいと言えます。

詳しくはこちら

介護職×ミュージシャン

仕事内容はキツイというイメージがありますが、給料は上がっており不規則なタイムスケジュールを逆手にとって効率よく稼ぐことができるのが魅力です。

介護付き有料老人ホームで働いていました。
シフト制の仕事で、7時からの早出や夜勤など4パターン。 そのため生活リズム自体はバラバラで休日も一般的な土日祝日ではありませんでしたが、特変(夜勤担当中に利用者が亡くなられるなど)がない限り残業もほとんどなく、あらかじめ決められた1か月のシフトがあったので予定も組みやすかったです。
2日分だけではあるものの、休日を指定もできたので趣味関係のイベントへの参加も容易でした。 夜勤明けの次の日は必ず休みという風に決められていたので、夜勤明けに遊びに行って次の日も趣味に没頭したりと夜勤の方がむしろ好きだった程です。
早出のときも、その時間分しっかりと早く帰れたので忙しすぎて何も楽しめないということは全くありませんでした。

詳しくはこちら↓

まとめ|音楽を軸に働き方を選ぶ

音楽と仕事はトレードオフではありません。
①時間のコントロール 
②最低収入ラインの確保 
③連休の計画化
――この3点を押さえれば両立できます。

「今の働き方を調整する」か「働き方を選び直す」か。自分の優先順位を明確にして、今日から一歩進めましょう。

・今の職場で続ける人:宅録環境を整え、連絡・打ち合わせをオンライン化。収入は“時間を買う投資”に回す。

・これから探す人:見た目・シフト・収入の3条件で求人をスクリーニング。派遣やシフト職を起点に、音楽最優先の時間割を組む。

仕事は“音楽を続けるための基盤”です。あなたの曲作り・練習・ライブの時間が、明日もっと残る働き方を選びましょう

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