【2025年版】受注生産でオリジナルグッズを作れるおすすめ3社を比較!SUZURI・pixiv FACTORY・Up-Tの違いとは?

【2025年版】受注生産でオリジナルグッズを作れるおすすめ3社を比較!SUZURI・pixiv FACTORY・Up-Tの違いとは?

「オリジナルグッズを作って売りたい!でも在庫や初期費用のリスクは避けたい。」
「Canvathの代替は?」

そんな人のために「受注生産型」のグッズ制作サービスをご紹介します!

この記事では、2025年現在人気の以下の3社を徹底比較!

それぞれ特徴が異なるので、あなたにぴったりのサービスを選べるように解説していきます。

グッズの受注生産サービスとは?

受注生産とは、「注文が入ってから作る」仕組みのこと。

  • 在庫を持たなくてOK
  • 初期費用ゼロで始められる
  • 1個から販売できる

といったメリットがあり、副業やバンド、同人活動、ノベルティ制作にも向いています。

ただし、

  • 原価が高め
  • 発送まで時間がかかる
  • サービスによって操作性や販売方法が異なる

というデメリットも。
どのサービスが自分に合っているのか、しっかり比べていきましょう。

各サービスの比較まとめ(2025年最新)

比較表

サービス名ショップ連携手数料送料ロット割引出荷スピードアイテムの種類備考
SUZURI一体型(SUZURI内)なし(原価に含む)購入者負担なし約5~8日50種類以上最もシンプルで初心者向け
pixiv FACTORYBOOTHマージン × 5.6% + 45円購入者負担あり約4営業日~70種類以上同人・クリエイター向け
Up-T一体型(マーケットショップ)

オリジナルショップ

BASE
マージン × 10%
原価に送料込みあり約3営業日~約1,000種類3つの販売チャンネル

利益率を比較!Tシャツ1枚売れた場合

  • 販売価格:3,071円
  • アイテム:片面白Tシャツ(最もベーシックなもの)
  • 注文:1枚だけ
サービス原価手数料利益(概算)送料
SUZURI2,871円なし(原価に込み)200円別途(購入者負担)
pixiv FACTORY+BOOTH1,650円マージン × 5.6% + 45円1,297円別途(購入者負担)
Up-T(マーケットショップ)2,200円マージン × 10%784円

こう見ると、Pixiv Factoryの利益率が高いです。
ただPixiv Factoryは送料が別

例えば3,071円の価格のまま販売するなら、利益の1,297円から送料が差し引かれます。
送料の相場は300円〜700円程度なので、仮に送料500円だとすると、Up-Tとほぼ変わらない計算になります。

あなたに合うサービスはどれ?

SUZURI|カンタンにサクッと作りたい人向け

SUZURI(スズリ)は、「とにかく手軽にオリジナルグッズを作ってみたい」という人にぴったりのサービスです。
特別なスキルや設定は一切不要
アカウントを作って画像をアップロードすれば、すぐにTシャツやトートバッグなどの販売を始めることができます。

販売に必要な作業は“画像を用意するだけ”。
送料やプリント手配、購入者対応などはすべてSUZURI側が代行してくれるため、在庫リスクや手間がまったくありません。

作業フローがシンプル

一方、総じて原価率が高いので、まとまった利益るを得るためには売価を高くする必要があります。
もう少し安く販売したい人は、pixiv FACTORYやUp-Tを検討しましょう。

pixiv FACTORY|グッズをたくさん売れるクリエイターむけ

pixiv FACTORYは、グッズがたくさん売れるクリエイターさんにおすすめです。

例えば先ほどの3,071円のTシャツが、「一度の注文で5枚」売れた場合、以下のような利益率になります。

サービス利益(Tシャツ5枚売れた場合)
SUZURI1,000円
pixiv FACTORY+BOOTH6,485円 − 送料
Up-T(マーケットショップ)3,920円

「送料別」なので、ひとつの決済が大口注文にになるほど利益を生み出しやすい

Pixiv Factoryはアイテムの種類が多いの、多くのグッズを販売することで合わせ買いを狙うこともできるでしょう。
なので多くのグッズをデザインできるクリエイターさんにおすすめと言えます。

ただPixiv自体が同人作家向けのサービスなので、ミュージシャン・バンドマンとはやや雰囲気に違いがあります。
デザインできるグッズがそう多くないミュージシャンの場合、Pixiv FACTORYのサービスは冗長かもしれません。

それよりもデザインや発送の手間を考えて、他のサービスを選ぶケースもあるでしょう。
おおむね、オンラインでも物販に大きくリソースをさきたいクリエイターにおすすめです。

Up-T|物販を大きく育てたい人向け

Up-T販路のバリエーションが魅力です。

  1. マーケットショップ (SUZURIと同じ)
  2. オリジナルショップ(Up-T内に自分名義のショップをつくる)
  3. BASE(完全オリジナル)

と3つのパターンがあります。
また自社工場をもっているので、製造できるグッズが実に1,000以上と豊富。

グッズは、最終的にはBASEなど自分名義の公式ショップで販売するのベスト。
なぜならメルマガやブログなど顧客接点を増やすことができ、例えばロックバンドなら自分たちのCDも同じショップ内で販売できるからです。

そのBASEと連携できるのがUp-Tの大きなメリットになります。

一方でSUZURI的なマーケットショップを利用することで、気軽にグッズ販売をすることもできます。
なので、Up-Tは小さく始めて、大きく育てたい人におすすめです。

マーケットショップからはじめて「もっと売れそう」と思った時に、スケールに合わせてグッズ販売を成長させていき得るのが強みです。

まとめ|目的に応じて選ぼう

ここまで比較してきた3つのサービスは、それぞれに特徴があり、目的によって選び方が変わります。

「とにかく手軽に始めたい」という方には、販売ページの作成がシンプルなSUZURIがぴったりです。
Webに不慣れでもすぐに販売をスタートできます。

一方、「利益を重視したい」「たくさんの商品を展開したい」という方には、pixiv FACTORYとBOOTHの組み合わせが最適。
グッズの種類が豊富で、リピーターを想定した販売にも強みがあります。

そして、自由度や販売チャンネルの広さを求める方にはUp-TとBASEの組み合わせがおすすめ。
オリジナルグッズをしっかりビジネスにしたい人に向いています。

あなたのスキルや販売目的に応じて、最適なサービスを選んでください。

関連|利益率が高い「一括買取型」のグッズ制作もチェック

「受注生産は利益が低いな…」と思った方は、一般的な「一括買取型」のグッズ製作サービスもチェックして下さい。

もちろん、在庫リスクはありますが、単価が安くなり利益率が上がります。
安くつくれる分、価格を安くできてファンに利益を還元することもできます。

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