人生は、

  • 経済力と
  • 生活力で

成り立っているいると思うんですよね。

経済力はそのままお金を稼ぐ力。

生活力は逆にお金を使わない力ですね。

実のところ、他人の生活力を買うのがお金なわけです。

ぼくの祖母祖父ぐらいの世代は、井戸水を使い、薪をたいてご飯をたいて、風呂を沸かすのはごく普通でした。

エネルギーの多くを自給していたんですね。

もちろん田畑から食物でつくったり。

けれどそれを維持するには本人に技術が必要でした。

その技術こそ生活力です。

現代の都市生活では生活力を外注とか代行してもらっている状態。

お金はその対価です。

ですから極端な話、生活力MAXの人は全然お金がいらない。

ミニマリズムが好きなのはこの「生活力」という視点を人生に与えてくれるからです。

東日本大震災以降からミニマリズムが流行り出したと言います。

それは、みんなが経済(力)というもののモロさを実感したからだと思うんです。

ご多分もれず、ぼくもその1人。

お金で何でも交換するシステムだけでは生きていけない。

生活力への回帰の一端がミニマリズムなんだと思います。

(他にも、タイニーハウス、パーマカルチャー、里山資本主義などなど…)

でも、やっぱり経済力も必要であろうと思っています。

経済力は「攻める力」

守ってばかりだとそれこそ「ジリ貧」になってしまう。

でも守る力=生活力もないと、バケツの底に穴が開いたようにいくら稼いでも安心も安定も流れ出てしまう。

人生がRPGだとして、やっぱりクリアするためにはバランスよく「攻撃力」と「防御力」が必要ですよね。

ぼくはそんなイメージで人生というゲームを攻略していきたいと思います。

そうして、安定した生活は間違いなく音楽活動にも好影響を与えるでしょう。

最近、フォローしているミュージシャンのみんなの活動をみていてこんな風に感じました。

成功している人たちのその活動を支えている基盤。

経済力と生活力に着目すると、自分の活動のヒントになると思います。

ところで俺、まちがってねぇよな?