「B’zのアルバムが聞きたい!」

 

トップクラスのCDセールスを誇るB’z。

ベストアルバムをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 

でも!

 

ガチでずっとファンの私が思うに、B’zの本当の魅力はオリジナルアルバムにこそ詰まっています!

 

そこでこの記事ではB’zファン歴20年以上の私が「B’zのおすすめアルバム」をランキング形式でご紹介していきます。

 

特に、

「B’zをもっと深掘りしたい…」

と思っている若い方に読んでもらえたら、とってもうれしいです。

 

では、さっそく10位からご紹介していきます!

チャンス

B’zのおすすめアルバムランキング第10位「MONSTER」

2006年にリリースされた、15作目のオリジナルアルバムです。

この作品は、正にハードロックといった感じの迫力に満ちていて格好良く、影響を受けたアーティストのオマージュ的な遊び心もありカッコイイんです。

 

まず表題曲の「MONSTER」がなんといっても良いですよ!

 

この曲は、松本さんも多大な影響を受けたレッド・ツェッペリンの影響が強く、迫力満点の仕上がりになっています。

 

大ヒットした、シングル曲のリミックス「OCEAN 〜2006 MiX〜」も入っていますが、もう一曲、「無言のPromise」という最高な曲が入っています。

 

物悲しい、アコースティックギターのイントロで幕を開ける、オリエンタル雰囲気もする、お洒落な感じがするバラードで、なんといっても感動的です。

 

開けたようなサウンドに変化する、中間の展開部は、15作目にして「今までにない感じ」で斬新です。

松本さんのエンディングのギターソロも、感情たっぷりでエモい…。

 

そして、ツインのハモリも素晴らしいです。

ちなみに私は「DINOSAUR」(2017年)は、この作品を意識したのではないかと考えています。

B’zのおすすめアルバムランキング第9位「MAGIC」

2009年にリリースされた17枚目のオリジナルアルバムです。

 

なんといっても、松本さんお得意のワウを効かせたギターソロの「Introduction」から「DIVE」への流れが、最高に格好良いです。

最高のオープニングという感じがします。

 

KISSの「サイコ・サーカス」を連想させる流れですね。

そして、ドラマの主題歌にもなり大ヒットした、少しコミカルなイントロのギターリフが印象的な「イチブトゼンブ」、力強いメッセージソング「PRAY」など良い曲が多いです。

 

ちなみに表題曲「MAGIC」はマイケル・ジャクソンのオマージュになっています。

 

「TINY DROPS」は珍しく歌詞のコンセプトを松本さんが稲葉さんにリクエストした曲で、亡くなった親しい人へのトリビュートソングで、優しさに溢れていて、感動的です。

 

ラウドネスの樋口宗孝さんにあてたのではないかと個人的には思っています。

この作品は、ハードな曲も収録されていますが比較的にポップ色が強い作品です。

B’zのおすすめアルバムランキング第8位「ELEVEN」

2000年リリースされた、11作目のオリジナルアルバムです。

 

この作品は、当時流行していたハード・コアやミクスチャー・ロックの雰囲気を取り入れた感じになっていて、テクノロジーを多用したサウンド作りも格好良いです。

 

まずは「愛のprisoner」が良いです。

松本さんのエフェクティブなギタープレイも怪しい雰囲気を演出していて、良い感じです。

 

ちなみに、ドラマ「ビューティフル・ライフ」の主題歌として大ヒットした「今夜月の見える丘に」のアルバムヴァージョンも収録されています。

B’zのおすすめアルバムランキング第7位「Brotherhood」

1999年にリリースされた、10作目のオリジナルアルバムです。

 

この作品のコンセプトは「ロック」ということで、実に骨太な内容に仕上がっています。

 

オープニングソングの「F・E・A・R」から、フルパワーといった感じで突き抜けています!

 

まずは、Mr.Bigのビリー・シーンとパット・トーピーが参加している「ギリギリchop (Version 51)」が格好良いです。

 

3頭政治と言われたリッチー・ブラックとロニージェイムス・ディオ、コージーパウエルがいた頃のレインボーを彷彿とさせる感じで、それぞれがド派手なプレイを繰り広げています。

 

この曲は、ギターで弾いていみるとわかりますが、ハイテンポのシャッフルなので超絶に難しいです(笑)

 

そして、表題曲の「Brotherhood」は、今まで出会った人たちのことを歌った集大成的な曲です。

 

メッセージ性が強く感動的。

ストリングスで壮大に始まる「ながい愛」も、壮大な仕上がりになっていて素晴らしい。

 

物悲しいフラメンコ的なオープニングの「SHINE」も、途中でビリーと松本さんの超絶プレイがあり、スリリングで、曲としても格好良いですよ。

メランコリックな感じがする「流れゆく日々」も良いです!

B’zのおすすめアルバムランキング第6位「SURVIVE」

1997年リリースの9枚目のオリジナルアルバムです。

 

この作品には、本当に良い曲が揃っています。

まずは、オープニングのエクストリームを彷彿とさせるファンキーなカッティングが格好良い「DEEP KISS」です。

 

稲葉さんの絶叫スクリームも最高です。

 

その後も、レズリー的な雰囲気のする音色が格好良い表題曲のブルージーな「Survive」、シングル曲の「Liar! Liar!」やストレートに仕上げた「FIREBALL」、友達の結婚式のために作った感動的な「Calling」など良い曲のオンパレードです。

 

そして、なんといっても格好良いのは「CAT」です。

 

「ミャオミャオ」という歌詞が印象的で、面白いですがチャイニーズテイストを感じさせるサウンドも、手に負えない女性を猫に例えた歌詞も、全てが完璧で、ライブヴァージョンが見てみたいなぁとおもわせる曲ですね。

B’zのおすすめアルバムランキング第5位「RISKY」

1990年リリースの4枚目のオリジナルアルバムです。

 

個人的に初めて買ったCDということで、思い出深い作品ですね

 

この作品の特徴としては、かつて松本さんがサポートをしていた、TMNの小室哲哉さん直伝といった感じのデジタルビートから、二人のルーツであるハードロックサウンドへの過渡期的サウンドだと思います。

 

正直言って、収録された全ての曲が名曲だと思います!(笑)

オープニングのSE的なインスト「RISKY」も格好よく、本当に名曲のオンパレードです。

 

そして、尖っている感じがバリバリで、ジャケットの写真にの若かりし2人は、正直怖いです(笑)

お気に入りはたくさんありますが、まずはスケールの大きさを感じさせるバラードの「愛しい人よGood Night...」です。

 

正に究極のロックバラードといった感じで、完璧な仕上がりになっています。

あの名曲「LOVE PHANTOM」の原型的なダンサブルな「VAMPIRE WOMAN」も良いです。

 

この曲は、アルバムを買った頃はピンと来なかったですが、年齢を重ねて聴くと、格好良さがわかるスルメ作品ですよ。

ハードなリフが格好良い「FRIDAY MIDNIGHT BLUE」も良い曲だと思います。

 

稲葉さんが自身のことを歌詞のテーマにした「HOT FASHION -流行過多-」も良いです。

 

大物アーティストの名盤再現ライブが流行っているので、この作品で、そうことをしてくれたらなぁとつい思ってしまうほど素晴らしいライブ映えする曲がそろった作品です。

B’zのおすすめアルバムランキング第4位「IN THE LIFE」

1991年リリースの、5枚目のオリジナルアルバムです。

 

この作品は、バンドスコアが売っていたので本当に良くコピーしました。

まずはなんといっても「ALONE」です。

 

シングルヴァージョンと違い、壮大なコーラスで始まります。

 

正にB'z流のメジャーキーでのバラードの原点的な曲で、劇的な展開もあり感動的です。

 

QUEENの「ボヘミアン・ラプソディー」を意識したと思われるギターソロも最高です。

乾いたアメリカンサウンドな「憂いのGYPSY」 も良いです。

 

エアロスミスの楽曲「What It Takes」に酷似しているという疑惑もありますが、こっちはこっちで最高の曲としてオリジナリティがありますよ。

ハードな曲も「Crazy Rendezvous」や「それでも君には戻れない」など本当に格好よいです。

 

この作品での松本さんは、若々しく尖っている感じの切れ味鋭いギタープレイが多くて、ギタリストとして、油が乗っていると思います。

完成度の高い曲が満載で、捨て曲なし!という感じです

B’zのおすすめアルバムランキング第3位「RUN」

1992年リリースの6作目のオリジナルアルバムです。

 

この作品も、オープニングのオルガンサウンドがお洒落で格好良い「THE GAMBLER」を始め、名曲揃いで完成度が高いです。

この「THE GAMBLER」は、稲葉さんの言葉遊び的な歌詞がよく、松本さんのギターソロも弾きまくりの全開で、本当に最高です。

 

ブルージーな「紅い陽炎」や王道的「月光」、アンプラグドの「Baby, you're my home」など優れたバラードも多いです。

この作品も、捨て曲なしの完成度の高さを誇っています。

B’zのおすすめアルバムランキング第2位「LOOSE」

1995年リリースの8枚目のオリジナルアルバムです。

 

この作品には、壮大で映画的な雰囲気が最高の必殺の「LOVE PHANTOM」が収録されています。

B,zを代表するキラーチューンです!

 

シングル曲「ねがい」のアルバムヴァージョンも、ドラムのフレーズが印象的で、中間に大人の雰囲気的なジャージーな展開もあり、素晴らしいです。

 

ハードで荒々しい「敵がいなけりゃ」やイーグルス的なイントロで始まるバラード「キレイな愛じゃなくても」など、この作品も捨て曲なしの名盤です。

 

「drive to MY WORLD」もアメリカンな雰囲気で、エンディングでの松本さんの弾きまくりのギターソロがもう最高…。

B’zのおすすめアルバムランキング第1位「The 7th Blues」

1994年リリースの7枚目のオリジナル・アルバムで2枚組の大作です。

 

堂々の1位は「The 7th Blues」で、この作品は本当に大好きでよく聴いています。

この頃は二人共長髪で、タイトル通りブルージーな雰囲気の曲が多いですが最高です。

 

感動曲のオンパレードで、「おでかけしましょ」や「もうかりまっか」など、遊び心も溢れていて良いと思います。

特に好きなのは「闇の雨」で、歌詞も感動的で、エンディングのギターソロもメロディアスで素晴らしい。

 

大陸的な「Queen of Madrid 」や壮大な「赤い河」も素晴らしく、ブルージーな「WILD ROAD」は滅茶苦茶良いです。

 

松本さんのギター魂が爆発したインスト曲「Strings of My Soul」もファンならば大好きな人は多いのではないでしょうか?

 

この曲はゲイリームーアのオマージュ的なフレーズもありますが、魂がこもったギターソロが本当に素晴らしいです。

 

今は、こんなに感情が爆発したように弾きまくることがないので、少しさみしいです。

オールドギターも駆使して制作した作品なので、サウンドが枯れた感じもあって、良い雰囲気になっています。

 

本当に、全曲素晴らしいです!

まとめ:B’zの音楽愛、みんなに届け!

やはり、1990年代に発表された作品のパワーがすごく、上位5作品は捨て曲なしという感じで素晴らしいと思います。

 

実は1990年代は「B'z暗黒時代」と言われていて、ポップな作品が好きな人には遠ざけられているんですよ。

でもガチファンが選ぶとこんなランキングになるわけです!(笑)

 

ご紹介した通り、2人が好きなアーティストの影響をふんだんに受けた作品や楽曲が多く「ハードロック愛」をいかんなく発揮しているのがこの時代の作品です。

おそらくみなさんもポップな楽曲からB'zを知ったと思います。

 

もしかしたら今回紹介した作品をマニアックに感じてしまうかもしれません。

 

でも、ファンとしては2人の音楽に対する情熱と愛情を知って欲しくて、今回のランキングを書きました。

ぜひ1枚でも手に取って聞いてもらえるとうれしいです。

 

執筆:ICARUS' DREAMS

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