ポテチでビートを刻む『DAHA』!カルビーによるサンプリングを使った楽曲制作とマーケティング

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国民的お菓子ポテトチップスのカルビーが音楽レーベル「じゃがレコード」を立ち上げました。
その第1弾楽曲『DAHA(ダハ)』のアイディアとマーケティングがおもしろいのでご紹介します。
『DAHA』は“パリッ”“ザクザクッ”といったポテトチップスの音がビートになるという、ユニークな楽曲。
しかも、制作は実力派クリエイターユニット。
カラオケ配信もスタートし、ジワジワ注目を集めています。
第1弾楽曲『DAHA』とは?
- アーティスト:niKu(Chinozo × がちゃ)
- ゲストボーカル:THE BINARYのmido
- リリース日:2025年4月29日
- 聴ける場所:YouTube、各種ストリーミングサービス、JOYSOUND(2025年6月12日~)
ポテチの「食べる音」をリズムに変換。パーカッションとして使用し、
「自分らしさを貫く強さ」をエネルギッシュに歌う1曲。
爽快感があり、リピートしたくなる中毒性あり。
MVはアニメーション付きで、疾走感と遊び心を両立。
ポテトチップスの“パリッ”が、しっかりビートになっています。
サンプリングで話題を生み出すアイディアはインディーズでも使える
『DAHA』のように、サンプリング音源を大胆に選ぶ発想は、インディーズの現場にも応用可能です。
たとえば:
- 生活音をサンプリング素材にする
→ ポテチの“パリッ”がアリなら、キッチンの水音や街の雑踏だってネタになる。
→ スマホ録音でも十分、クリエイティブな武器になる。 - 日常を切り取るテーマ性を活かす
→ 商品や食べ物、行動そのものを題材にすると、共感を生みやすくなる。
→ MVやSNS展開にもつなげやすい切り口。
もしかしたら似たような企画でバズっている動画を見たことがあるかもしれません。
Tiktok、YouTubeショートとも相性が良く、SNSで話題を呼びやすいアイディアだと言えます。
企業発の音楽というと、どこか「タイアップ感」が漂いがち。
でも『DAHA』には、食べる音で曲をつくる。
そんな無茶ぶりみたいな企画を、しっかり楽曲として仕上げてくるところに、楽しさを感じます。
サンプリングは決してプロの現場だけで使われる技術ではありません。
ぜひインディーズでもアイディアを想像してみて下さい。
ニュース詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001577.000030525.html