こちらはミュージシャン向け音楽ブログというこで、音楽教室について色々と調べています!
今回は個人経営の音楽教室(主にピアノ教室)で起きたトラブルについて。
実際にトラブルを経験した方々にアンケートをとった事例をご紹介します。
個人経営の音楽教室と言うと、ネットで評判も知りにくく、中身が見えにくいですよね?
ぜひ、参考にしてもらって楽しい音楽教室ライフを送って欲しいと思います!
①単純に先生がズボラ過ぎた
個人で運営している小さいピアノ教室だったので、先生がひとりしかいらっしゃいませんでした。
そのため、生徒ひとりひとりを記憶しておらず、誰にどこまで教えたのかを先生が覚えていませんでした。
わたしは聞いたことないことだったのに、怒られることがありました。
週に1回のレッスンだったのですが、毎回、どの曲をどこまで弾いて覚えるという宿題みたいなものがでていました。
そこでも先生が勘違いをしていて、わたしが宿題をしてきていないと怒られてしまうことが何度かありました。
他の子もきっとそういうことがあったと思います。ピアノは7年間習っていました。
いまでは習っていてよかったなと思えますが、当時はレッスンに行くのがとても嫌でした。
わたしもいけないのですが、ほかの生徒と間違っていることを言えなかったこと、先生もひとりひとりにしっかり確認することが必要だったと思います。
そうすればもっと楽しくピアノを学ぶことが出来たのではないかと思っています。
これはちょっとツライですねぇ…。
音楽以前の問題じゃないですか!
個人経営の音楽教室だと先生を変えるというのは不可能ですから、事前に退会の規約をよく確認しておくのが良いですね。
解約料とか違約金が発生しないか入会前に聞いておきましょう。
②機材の購入をしつこく勧められた
個人の音楽教室に通っていました。
良くある話ですが、音楽に関するあらゆるものの購入をしつこく勧められるというトラブルを体験しました。
その教室は個人の先生が開いているプライベートスタジオ兼音楽教室でした。
インターネットで検索し、「プロとして音楽活動をしている」という自己紹介を見たので、こちらから通室を希望し、先生曰く弟子入りという形で通い始めました(レッスン料は1回5,000円で、1時間レッスンでした)。
弟子扱いなので先生の言うことは絶対という雰囲気で、購入しないと先生の期限が悪くなり、断れる状況ではありませんでした。
必要だと言われれば、CDや楽譜、万単位の楽器さえも購入しました。
個人教室ですから、先生と自分の1対1で、逃げ場がないように感じていました。
それも、楽器店や書店で購入ではなく、先生所有のものを購入するという経験をしました。
4年ほどかけてウン百万単位の支払いでした。
その頃は、社会人だったので、働いたお金をほとんどつぎ込むという状態でした。
その経験で目が覚めたのは、親に相談し「変だよ」とアドバイスを受けたことがきっかけです。
通室している最中は一種のマインドコントロールにかかっているため、本当に必要で、この先生に逆らうと大変なことになるという思い込みでいました。
今考えると本当に変なのですが、「スタジオ移転するから、移転料を払うように」と言われ、高額だったため自分では都合できず親に相談しました。
結局親から先生に「都合できない」と話してもらったのですが、その際に「私に逆らうと音楽業界に居られないようになるよ」と脅しのようなことを言われたそうです。
この経験で分かったのは、「自分は大人だから」と下手に構えることなく、親などの絶対に自分の味方である年上の人に相談することが必要だということです。
その時は金銭トラブルだったのですが、迷ったときには自分の中で悶々としていては大きなトラブルに繋がることがよく分かりました。
こ、こぇ!!
これはちょっとカルトな匂いがしますな。
もちろん、珍しい事例ではあると思うんですが、個人経営の音楽教室では先生はおろか周りにスタッフなど他人がいないことが多いです。
相談できる人がいないので、このようなこともあり得るのでしょうね。
経験者さんにあるように、月謝以外に高額な費用が必要だと言われたら、信頼できる第三者に相談するようにしましょう。
③先生に好かれた…?
私は高校生の時にピアノ教室に通っていました。レッスンは個人レッスン形式で、先生の家で先生と一対一のレッスンでした。
先生は当時30過ぎの女性で、私は17歳の男でした。
私の友達も何人か同じピアノ教室に通っていましたが、他の友達とピアノ教室の事について話をする中で私はその先生から特別扱いされている事に気がつきました。
私だけ誕生日に服をプレゼントしてくれたり、私だけピアノレッスンよりも雑談の時間が長かったりしました。
私は楽しくピアノ教室に通っていて、そういう誰にでも優しい先生なのかなと思っていました。
しかし、時を重ねるごとに先生の服装も肌着のような目線に困る服装になってきて、他の生徒にはない何か目線のようなものを感じだして、気まずくなってやめました。
私の意思で先生にピアノレッスンをしにきている事を伝えご指導頂きますように、お伝えすれば一回のレッスンが全て雑談で終わるというようなこともなく、しっかりとピアノレッスンをつけてもらえていたのかなと、今になって思います。
なんかコレは青春の思い出として逆に羨ましい気もしますが(笑)
まぁ、でも仮に性別が逆だったら問題が大きくなりそうですよね。
人間同時ですし、仕方ない面もありますが、少なくとも音楽教室の外で恋愛はしたいものです。
っていうか本気だったら逆に潔くレッスンをやめた方が良さそう。
④先生から親同士のトラブルに派生
個人の教室のため、先生と直接やりとりすることが多いのですが、連絡不足の為、練習やテキストの忘れ、月謝の請求で遅れが生じ、何回かトラブルがありました。
また、友達同士で入会した生徒さんは、仲間内で何でも決めてしまうので、発表会当日の花束の受け渡しで、頂く数が圧倒的に差がでてしまい、見せびらかしのような態度をとられました。
先生に渡す花束も選んでもらうのですが、毎年私たちがやるのは負担だと言われました。
発表会のルールも分からなかったので、はじめの年は言われた通りにしましたが、毎年同じことを言われています。
先生が主催するクリスマス会も、親がそばで参加しないと、いない人の陰口大会です。
機嫌をとるのに疲れます。
月謝、レッスンに関しては子供にすぐ聞いたり、お金を渡すようにしました。
教えて下さっているので、基本的な事に関しては改めて先生に時間を取っていただき、方針や家庭の事情などを話して理解して頂きました。親とのトラブルに関しては、一切の関わりを辞めました。
教わっているのはあくまでも子供なので、クリスマス会には子供だけの参加に変更してもらい、花束も親と祖父母から渡して、それなりの形になるようにしました。
ホント良くも悪くも「先生しだい」というのがよくわかる話ですね。
先生が教室のマネージャーでもあるので、親とのコミュニケーションやコミュニティのケアも全てを担っている。
必ずしもそんな能力のある人物だけじゃないですもんね。
「いない人の陰口大会」はちょっと嫌でだなぁ…。
距離感が近いのは上手くすれば、生涯の友と出会えたりするものですが、やはりトラブルも生みやすい。
「演奏が上手くなりたい!」というのが第一の目標だとすれば、それも少し考え物です。
初心者には大手音楽教室がおすすめ
こういったトラブルを目にすると、個人的には大手の音楽教室をおすすめしたくなります。
大手音楽教室ではスタッフも多く、それなりに大きな法人になるので
- 先生を変えられる
- 月謝の管理などは専用のスタッフがいる
などのメリットがある場合が多いです。
こちらにおすすめの音楽教室をまとめてありますので、参考にしてみて下さい。
以上が「個人経営の音楽教室でのトラブル事例」でした!
参考になったらうれしいです。