「なるべくアーティストの公式オンラインストアから買おう!」と思うのは、それが一番利益になる=応援になると思っているから。
けれど販売元や流通の都合で販売場所が変わったりする…。アーティストとファンがもっと気持ちよくコミュニケーションできる仕組み。
それは今後の業界の課題だと思う、— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2018年1月29日
ぼくは浅井健一さんのファンなのですが、2月14日発売されるアルバムを買おうと思って公式サイトを見てみました。
ところが今回はsexystones(浅井健一の個人事務所)の公式ウェブショップでの通販は取り扱わないとのこと。
ベンジーのニューアルバム、セクシーストーンズ公式ストアから予約しようと思ったら、取り扱いしないらしい。
ぅぬぬ…メジャー流通だからか…。— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2018年1月29日
今回のアルバムはSony Musicの流通での販売になっているようで、タワレコ、HMV、TSUTAYAなどで特典をつけての販売になりました。
TUSTAYAの特典のステッカーが欲しかったのですが、予約が締め切られていて結局Amazonで買っちゃいましたよw
公式ウェブショップで売れる方が販売元は儲かる
おそらくそうだと思うのですが、アーティストの公式ウェブショップで売れる方が販売元(sexystones)の利益はでるはずなんですよ。
例えば、誰でもウェブショップを開設できるBASEの手数料はこんな感じです。
3000円のアルバムがBASEで売れた場合はざっくり2700円ぐらいの利益が出ます。
そこから送料を引いても2400円程度は販売元の手元に残る感じですよね。
SexyStonesウェブショップはBASEを使っていませんが、同程度の利益率だと予想します。
対して、Amazonで同じように3000円のCDが売れた場合はどうでしょうか?
様々サービスはありますが、Amazon e託の場合は手数料は40%です。
なので販売元の利益は1800円ですね。
で、まさかSexyStonesが直接「e託」を使っているはずはないので、sony musicが流通を一手に担っているはずです。
そうなると、SexyStonesに入る利益はさらに少なくなりますよね。
なかなか音楽販売の契約は複雑なので、細かいところは間違っているかもしれませんが、アーティストの公式ウェブショップから買う方が、アーティスト自身の利益が大きいというのは間違いではないかと。
こう言うと、何かメジャーレーベルをディスっているように聞こえるかもしれませんが、そうではないんですよ(笑)
実際に、ベンジーもメジャーで出した時の方がミュージックビデオも豪華だし、レコーディングスタジオが豪華なのか、音も良かったりするんですよねぇ。
ただぼくの場合はアーティストに対してなるべく直接的に応援したい気持ちが強いので、公式ウェブショップで販売して欲しいなぁと思ったのでした。
なまじ裏側に詳しくなるとメンドクサイファンになりますね(笑)
公式ウェブショップから買おう!
そんなわけで、ファンの皆さんは自分の好きなアーティストのCDやグッズを買うときにぜひ公式ウェブショップを利用してみはいかがでしょうか?
大手ショップは便利ですが、リリースの際は公式ウェブショップでも販売されていないか覗いてみて下さい。
もちろん、アーティスト側も「応援の窓口」としてウェブショップを立ち上げておきましょう。
ぼくはもっぱらBASEをおすすめしています。