「後悔しない音楽活動デザイン講座」第3弾!

 

今回はこんなアコースティックデュオです!

 

2人はギターの弾き語りデュエットで、音楽はもちろん、MCもおもしろくそのトーク力には定評があります。

趣味は2人そろって食べ歩き!(笑)

カフェでコーヒーやスウィーツを楽しみのが定番です。

 

目標はプライベーター(個人事業主)のアーティストとして、セルフプロデュース、セルフマネージメントを続けていくこと!

何よりも自分が好きな音楽を誰にも邪魔されずに続けていくことが重要だと考えています。

 

以上が2人のスペックです。

それでは活動を考えてみましょう!

用いるスキル、趣味趣向、目標を考えながらこの図を穴埋めしていきます。

 

チャンス

マネタイズはカフェライブでの投げ銭と物販

まず2人は主要なキャッシュポイントして、カフェでのライブを思いつきました。

カフェでのライブはライブハウスのようにノルマを求められることが少なく、赤字になりにくいというメリットがあります。

 

また、2人とも食べ歩きが趣味なので一石二鳥ですw

2人なのでフットワークが軽く、車で日本全国どこへでも行くことができるのもカフェライブ向きでした。

ライブに居合わせたお客さんに投げ銭を求め、合わせてCDやグッズなど物販も行います。

 

さらに、ライブの少ない期間に安定して収入を確保するためにnoteで月額課金マガジンを開設しました。

プライベーターとして長く活動するために、ライブなどのフロー収入(一次的な収入)だけでなく、安定して毎月計算できるストック収入が必要だと考えたためです。

月額課金マガジンは実質的なファンクラブとして、ファンなら知りたいちょっとプライベートな趣味や情報を公開していきます。

 

宣伝はYouTube、podcast、ブログ、インスタ!

まずはYouTubeにミュージックビデオをアップします。

せっかく日本全国のカフェをめぐるので、お客さんに覚えてもらうためのキャラクターづくりとして、コーヒーをテーマにした曲をアップしました。

 

さらにトークが達者な2人はpodcastでネットラジオ番組を始めました。

LINE LIVEやVoicyなどラジオコンテンツをアップできるサービスは色々ありますが、ユーザー数の多さと過去の番組の探しやすさから、podcastを選びました。

番組では、カフェ情報やおすすめの音楽紹介を中心に、視聴者から意見や質問に答えるコーナーを設け、ファンとの交流を図りました。

 

さらに、行く先々のカフェを取材し、ブログとインスタで発信します。

どちらもストック性の高いプラットフォームなので、継続的に更新すると読者はどんどん増えていきます。

ブログにはコーヒーの曲のYouTubeを張り付け、しっかり自分たちをアピールしました。

顧客接点はnote!無料と有料のコンテンツを配信

YouTube、podcast、ブログ、インスタで興味をもってくれた人にnoteをフォローするようにおすすめします。

noteには重要キャッシュポイントである有料マガジンがありますが、それだけでなく、無料のコンテンツや買い切りの有料コンテンツも発信します。

 

レコーディングした楽曲は随時、サウンドノートで販売。

自分たちの人柄を知ってもらえるテキストノート(文章)も公開します。

トークノートではブログやpodcastの更新情報を通知します。

 

音楽活動のデザイン完了!

これで音楽活動の全体像が完成です!

この活動デザインでキモになってくるのはnoteですね。

いかに宣伝ツールからnoteにアクセスしてもらって、有料マガジンの読者を増やせるかが、2人がプライベーターとして音楽を続けていくために重要になります。

KPIはnoteのフォロワー数になりますね。

 

宣伝は忙しく、レコーディング&ミュージックビデオという通常の音楽制作にプラスして、ラジオとブログとやれることはすべてやる勢いです。

(言及してませんが、ツイッターも自然な流れでやることになりそう)

大変そうですが、メジャーのアーティストなどはこれ以上にプロモーション頑張ってますよね…。

実際、これだけやっても音楽だけで食べれる可能性はそう高くないかもしれません。

プライベーターの道は甘くない…!

 

とは言え、noteをはじめ個人レベルの音楽活動でメシを食いたい人をサポートするサービスはどんどん増えています。

2人のような目標をもっているミュージシャンはぜひnoteも選択肢に入れてみてほしいと思います。

 

以上「プライベーターで活動したいアコースティックデュオ」のケースでした!

いよいよ次回でこのシリーズはラストになります。

星川
次回のバン活!は!?
最後はアーティストから離れて、作曲や編曲家としてフリーで仕事がしたいDTMerのケースです。