スタジオライブのやり方|都内でできるスタジオと予算シミュレーション

「ライブをやってみたいけど、ライブハウスはお金もかかるしハードルが高い…」
そんなときの選択肢が スタジオライブ です。
リハーサルスタジオを会場にすれば、費用を抑えつつ気軽に開催でき、仲間やファンを招いて演奏を楽しめます
この記事では、
- スタジオライブのメリット
- 必要なものや当日の流れ
- 東京都内でスタジオライブができるスタジオ紹介
- 予算シミュレーション
をわかりやすくまとめました。
スタジオライブに挑戦したいバンドは、ぜひ参考にしてください!
スタジオライブとは?
スタジオライブとは、リハーサルスタジオを会場にして観客を入れるライブのことです。
費用が安く、スケジュールの自由度が高いのが大きな特徴。
ライブハウスはホールレンタル料金が明示されていないこともあり、縁のない会場をいきなり借りるのはハードルが高いもの。
その点スタジオライブはより気軽に挑戦でき、雰囲気や音楽性を気にせず企画できます。
特に社会人バンドや、初めて自主企画をやってみたいバンドにおすすめ。
また費用の安さから、弾き語りのシンガーソングライターにも向いています。
スタジオライブのメリット
コストが安い
ライブハウスを丸1日借りると十数万円かかりますが、スタジオなら半額以下で開催可能。
2マン企画なら1バンドあたり2〜3万円の負担で済むこともあり、費用面のハードルがぐっと下がります。
本番環境でリハーサルできる
同じスタジオで本番前にゲネプロを行えば、モニター環境や反響の確認が可能。
当日の安心感が増し、特に仕事と並行して活動している社会人バンドにとっては大きなメリットです。
ドリンク代が不要
ライブハウスでは必須のワンドリンク制がありません。
観客にとってはリーズナブルに参加でき、気軽に誘いやすくなるのもポイントです。
スタジオライブに必要なもの
音響機材(マイク・ミキサーなど)
スタジオによって設備が異なります。
必要なマイク本数やモニター環境は事前に確認しておきましょう。
後述するライブ可能なスタジオではほとんどの機材をレンタルできます。
PA・照明オペレーター
スタジオには照明さんやPAさんは常駐していません。
後述するスタジオではPA・照明オペレーター付きプランもありますが、場合によっては自ら手配する必要がある場合も。
照明に関しては、割り切って簡素なもので済ませるのもひとつの考え方です。
受付・チケット管理
受付スタッフも常駐していないので、受付は自分たちで担当します。
Peatixなど電子チケットを活用すれば、前売・当日管理がスムーズ。

またチケットを無料にして、投げ銭ライブにするのもアリでしょう。
スタジオライブ当日の流れ【チェックリスト】
- リハーサル:本番前にサウンドチェックを行い、音量やバランスを確認。
- 客入れ:開場時間を決め、観客を誘導。受付でチケット確認や代金を受け取ります。
- 本番:出演バンドの順番ごとに進行。
- 撤収:演奏終了後は速やかに片付け。スタジオの利用規定時間内に退出しましょう。
バン活!では無料ダウンロードできるタイムテーブルのテンプレートを用意しました。
関連記事からダウンロードしてみて下さい。
東京都内|スタジオライブができるスタジオ
STUDIO BAYD(下北沢/自由が丘/高円寺)

広い部屋とステージがあり、本格的なライブが可能。
空いているスタジオを楽屋利用できるプランもあります。
何よりライブハウスのメッカ下北沢に店舗があるのが嬉しいですね。
ライブ配信可能な設備もあります。
GATEWAY STUDIO(渋谷道玄坂)

10Studio(28畳)でスタジオライブが可能。
アクセスが最高なのは大きなメリットです。
スタジオ音楽館(新宿西口/アキバ)

大手系列の安心感があり、広い部屋をリーズナブルに借りられます。
パック料金も用意されているので、時間管理がしやすいのが特徴です。
その他の探し方
30畳以上の部屋を持つスタジオなら交渉次第でライブ可能な場合があります。
気になる場所があれば直接問い合わせてみましょう。
スタジオライブの予算シミュレーション
例:2マンライブ/5時間レンタルの場合
STUDIO BAYD 下北沢店 6,900円/1h×5時間 = 34,500円(PA・照明オペレーターをつけると+15,000円)
GATEWAY STUDIO 渋谷道玄坂店 7,700円/1h×5時間 = 38,500円(PA・照明つき)
2バンドで折半すれば、1バンドあたり2〜3万円の負担です。
どちらかと言えばバンドスタイルだとGATEWAY STUDIOがオトクそうですが、弾き語りライブならBAYDのPA・照明なしプランで十分かもしれません。
企画内容によって選んでみて下さい。
まとめ|スタジオライブはシンプルなライブをやりたい人におすすめ
スタジオライブは演出面では簡素ですが、その分、低コストで開催できます。
またドリンク代がないため、お客さんにとっても低コスト。
シンプルなワンマン・ツーマンライブなら、十分に選択肢に入る方法です。
ぜひ、検討してみてく下さい!
関連|スタジオライブ以外でもライブができる場所
スタジオライブ以外の路上ライブや公民館ライブ、また王道のライブハウスのブッキングライブとの比較についてもまとめています。
多くの選択肢から、ぜひ自分に合った手段を選んでみて下さい。