音楽ストリーミングの収益性についてまとめています。
「稼げる!」という人もいれば「全然稼げない!」という人もいる音楽ストリーミング。
ここではリアルな収益性を公開してくれている人の情報をまとめています。
おそらく収益性は今後も上下すると思いますが、貴重な情報なので参考にしてみて下さい。
まず、ロサンゼルス出身のラッパー、二プシー・ハッスルが各ウェブサービスで100万回再生された場合の収益を公開しています。
元ツイートは削除されていますが、訳してくれた方がいましたので掲載します。
ニプシー・ハッスルのツイートが話題になってますが
各WEB/ストリーミング収益はこんな感じ100万回再生で得られる利益は...
YouTube → 約7万6千円
Spotify → 約48万4千円
Apple Music → 約81万4千円
Tidal → 約138万5千円
Amazon Music → 約44万5千円ちゃんとストリーミングで聴くの大事 https://t.co/Jip5w147hu
— yanatake (@yanatake) 2018年1月16日
これを1再生で換算すると、
- Spotify 0.4円
- Apple Music 0.8円
- Tidal 1.3円
- Amazon Music 0.4円
と言った感じ。
すごいのはTIDALの収益性の高さ。
TIDALは世界的アーティストであるジェイZが立ち上げたサービスで高音質配信ができ、今回で収益性が高いことも明らかになり「アーティスト寄り」のサービスであることが伺えますね。
世界最大の有料会員を抱えるSpotifyが低かったのはちょっと残念…。
ただ、日本人でもAmPmがSpotify発でスマッシュヒットを記録しており、拡散力とか影響力は一番なんだと思います。
YouTubeはいわゆる音楽ストリーミングサービスとは違うので、ここでは問題としませんが、にしてもひっくいですね…。
規定も改変されて、アマチュア~インディーズアーティストがYouTubeでの収益をあてにするのはますます難しくなりそうです。
YouTube上で動画を投稿するクリエイターが、動画を収益化することで表示されるようになる広告や、YouTube Redの利用者による視聴から収益を受け取ることができるようになるプログラムが「YouTubeパートナープログラム」です。YouTuberなどはこのYouTubeパートナープログラムを使ってお金を稼いでいるわけですが、同プログラムへの参加基準が2018年2月20日から新しく変更されることとなり、「過去12か月の総再生時間が4000時間以上」と「チャンネル登録者数が1000人以上」であることが必要となります。
続いて、個人で音楽活動をされているRei (東洋ケルト楽団)さんも収益性を公開してくれています。
1再生あたりの収益は以下の通り、
Apple Music 1.2円
LINE MUSIC 1円
Google Play Music 0.7円
AWA 0.7円
Spotify 0.4円
Amazon PrimeMusic 0.2円
やはりAmazonの収益性は低いようです。
ただPrime Musicの上位サービスあたるMusic Unlimitedも日本で始まったので、今後収益性は上がってくるのではないかな?と予想します。(希望的観測)
海外と日本の2つの事例を紹介しましたが、今ところ音楽ストリーミングの収益性は「1再生あたり0.2円~1.3円」といった感じのようですね。
音楽ストリーミングサービスがはじまった当初はもっと低いと予想されていましたが、個人的には結構稼げるなと思いました。
スマートスピーカーの普及も進んでおり、今後音楽ストリーミングの存在感が増していくのは間違いないです。
誰でも簡単に配信することができるので、ぜひ音楽活動の選択肢に加えてみて下さい。
こちらの記事に配信サービスをまとめてあります。
海外のサービスだとTIDALで配信することもできますよ。