音楽サブスク1再生の収益は?0.2円~1.3円とのこと

音楽サブスク1再生の収益は?0.2円~1.3円とのこと

音楽ストリーミングの収益性についてまとめています。

「稼げる!」という人もいれば「全然稼げない!」という人もいる音楽ストリーミング。
ここではリアルな収益性を公開してくれている人の情報をまとめています。

おそらく収益性は今後も上下すると思いますが、貴重な情報なので参考にしてみて下さい。

まず、ロサンゼルス出身のラッパー、二プシー・ハッスルが各ウェブサービスで100万回再生された場合の収益を公開しています。
元ツイートは削除されていますが、訳してくれた方がいましたので掲載します。

これを1再生で換算すると、

  • Spotify 0.4円
  • Apple Music 0.8円
  • Tidal 1.3円
  • Amazon Music 0.4円

と言った感じ。

すごいのはTIDALの収益性の高さ。

TIDALは世界的アーティストであるジェイZが立ち上げたサービスで高音質配信ができ、今回で収益性が高いことも明らかになり「アーティスト寄り」のサービスであることが伺えますね。

世界最大の有料会員を抱えるSpotifyが低かったのはちょっと残念…。
ただ、拡散力とか影響力は一番なんだと思います。

YouTubeはいわゆる音楽ストリーミングサービスとは違うので、ここでは問題としませんが、にしてもひっくいですね…。
規定も改変されて、アマチュア~インディーズアーティストがYouTubeでの収益をあてにするのはますます難しくなりそうです。

YouTube上で動画を投稿するクリエイターが、動画を収益化することで表示されるようになる広告や、YouTube Redの利用者による視聴から収益を受け取ることができるようになるプログラムが「YouTubeパートナープログラム」です。YouTuberなどはこのYouTubeパートナープログラムを使ってお金を稼いでいるわけですが、同プログラムへの参加基準が2018年2月20日から新しく変更されることとなり、「過去12か月の総再生時間が4000時間以上」と「チャンネル登録者数が1000人以上」であることが必要となります。

YouTubeで稼ぐには「過去12か月の総再生時間が4000時間以上」「チャンネル登録者数が1000人以上」を満たす必要あり、とパートナープログラム変更

続いて、個人で音楽活動をされているRei (東洋ケルト楽団)さんも収益性を公開してくれています。
1再生あたりの収益は以下の通り、

Apple Music 1.2円
LINE MUSIC 1円
Google Play Music 0.7円
AWA 0.7円
Spotify 0.4円
Amazon PrimeMusic 0.2円

ストリーミング収益の還元率ストアランキング

やはりAmazon Music Primeの収益性は低いようです。
ただ2019年上半期のご報告では、Amazon Music Unlimitedが始まり、そちらは収益性が高いです。

dヒッツ 4.25円
Apple Music 1.06円
Amazon Music Unlimited 1.04円
AWA 0.9円
LINE MUSIC 0.74円
YouTube Music 0.72円
Spotify 0.27円
【2019年上半期】ストリーミング収益の還元率ストアランキング

海外と日本の3つの事例を紹介しましたが、今ところ音楽ストリーミングの収益性は「1再生あたり0.2円~1.3円」といった感じのようですね。
音楽サブスクがはじまった当初はもっと低いと予想されていましたが、個人的には結構稼げるなと思いました。

依然として音楽消費のメインストリームは音楽サブスクです。
誰でも簡単に配信することができるので、ぜひ音楽活動の選択肢に加えてみて下さい。 

こちらの記事に配信サービスをまとめてあります。

 

SHARE:
あなたへのおすすめ
運営者情報
バン活!編集長 バン犬