バンドで機材車を所有して全国をツアーするのって楽しそうですよね!

年がら年中、津々浦々旅をする生活って憧れます。

 

そこで、この記事では

 

  • ロックバンドの機材車として人気の車種
  • 車を安く購入する方法
  • ツアー中の事故対策
  • 機材車の防犯対策

 

をご紹介します!

 

ぜひ参考にしてもらって、お得に安全にツアーに行ってください!

チャンス

機材車として人気のおすすめ車種ランキング

①定番のトヨタ ハイエース

 

全国を旅するライブバンド、フラワーカンパニーズも歌にしているバンド機材車の代表格。

 

まず機材車を購入するならおすすめの車種は「ハイエース」になります。

基本的にはハイエース中心に考えて、あとは予算との兼ね合いでしょうね。

 

ハイエースは、

  • メーカーがトヨタなので信頼性が高い
  • 商用バンとして長らく業界では使われてきて一般的
  • 5.6人のりで機材も十分にのせられる
  • さらに中古車として売るときにも、その人気から高く売れやすい

などのメリットがあります。

 

デメリットとしては盗難被害が多いこと。

なぜかというと機材車としての有名過ぎるからですw

後述する盗難防止グッズでしっかり防犯対策しましょう!




②憧れのカッコよさ!フォルクスワーゲン ワーゲンバス「I.D.BUZZ」

 

andymoriの「夢見るバンドワゴン」に登場するこの車がフォルクスワーゲンのワーゲンバスです。

「I.D BUZZ」という車種だそうです。

 

何と言ってもこの見た目の可愛さ!w

左ハンドルなのでちょっとクセがあり、古い型だとエアコンなどのホスピタリティも心配です。

 

とは言え、補って余りあるカッコよさ。

元々、長距離用の車で車内も十分にスペースがあります。

 

車の運転に慣れている人なら見た目からチョイスしても良いかもしれませんね。

③収納力、輸送力なら日産「NV350キャラバン」

日産キャラバン
転載:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv350caravan.html

 

日産が販売されているディーゼル(軽油)エンジンのビジネスバンが「NV350キャラバン」です。

なんと10人乗り!

バンドメンバー、スタッフ、機材まで余裕をもって詰め込めそうです。

 

駆動方式は2WD。

最も安価でベーシックグレードの「DX」は、クラストップレベルの燃費性能を持っています。

 

日産が標準装備化を推進しているエマージェンシーブレーキ(いわゆる自動ブレーキ)を導入しているので、何かと事故が心配なバンドのツアーでも心強いですね。

 

ハイパフォーマンスな分、お値段はちょっと高いです。

ざっくり相場をみると中古でも300万円以上はしそうな感じですね。




④2~3人バンド用「トヨタ プロボックス」

ビジネス用に開発されたトヨタの「プロボックス」。

2~3人用のバンドなら機材車としても十分な機能性を持っています。

 

シート上下位置調整や運転のしやすさにもこだわった車です。

ベーシックグレードの「F」で最大5人乗り、16.2km/lという低燃費。

 

実はぼくもレンタカーでプロボックスを借りてツアーに行ったことがあります!

持ち込みのアンプなどがない、必要最低限の荷物でしたが、4人バンドだったのでスペース的にはかなりギリギリだった記憶があります。

 

それでも快適に安全にツアーを行うことができたので、ぼくらと同じように機材が少ないバンドだったら検討しても良いでしょう。

 

⑤圧倒的パワー!三菱デリカ バン

 

乗用車としてではなく、あくまでビジネスに特化させた三菱モーターズの「デリカ バン」。

 

動画でもわかるようにとにかくパワフル!

悪路でもグイグイ走っちゃうパワーがこの車最大の特徴です。

 

まぁ、日本でこの強さは必要ないかもしれませんが(笑)、ハードなツアーをこなす機材車には重要かもしれません。

ツアー途中でのトラブルが一番萎えますからね…。

 

長く相棒として乗りたい人にはおすすめの車です。




車を安く買う方法、借りる方法(維持費の節約)

中古車ショー

 

人気の車種がわかったところで、以下からは実際に車を安く購入する方法をご紹介します。

バンド活動は何かとお金がかかるもの。

もちろん車は高額ですし、ヘタすると人生最大の買い物になりますよね。

 

そこで以下の3つのサービスを提案します。

どれを普通に車を買うよりお買い得&手軽なのでぜひチェックしてみて下さい。

プロの目で選んだ中古車を買える「ズバット車販売」

中古車を買うならズバット車販売がおすすめ。

 

ズバット車販売には、

  • プロが中古車を探してくれる
  • 市場に出回らない良質な非公開車両を紹介してくれる
  • アフターサービスや保証が充実した中古車が選べる

といったメリットがあり、特に初めて車を買う人には便利です。

 

中古車を探している方は一度相談してみて下さい。

相談は無料で、もちろん相談だけでもOKです!

節約しながら、わずらわしい支払いを簡単にする「マイカーリース」

「買うのはちょっとなぁ・・・。」という人にはカーリースという手段もあります。

トヨタのKINTOでは面倒な維持費を一元化、しかも安くマイカーをゲットできます。

 

車検やメンテナンスにかかる費用を全部コミコミで月々支払うことで車に乗ることができるんです。

 

N BOXなどの軽自動車も対象になっていますので、ハイエースでなくても良い人はこちらを導入すると安価に機材車を手に入れることができますね。

もっとも安い車種で月々1万円代からリースできます。

 

契約期間も3年~7年で設定でき、短い契約期間にしておけば手放すときもラクです。

 

長いバンド人生の中で「この2、3年はガンガンツアーしたい!」なんて時もあれば「今年は活動休止期間」なんて時もあると思います。

そんな時、マイカーリースなら必要ない時に車を手放せば、コスパ良く車を利用できますね。

 

レンタカー、カーシェア、マイカーシェアが利用できる「dカーシェア」

 

中古車やリースなどでマイカーをもつ余裕がない人は、なんらかのカタチで「借りる」必要があります。

 

借りるのも、

  1. レンタカー
  2. カーシェア
  3. マイカーシェア(個人間の貸し借り)

など方法がりますが、これらを一元的に利用できるのが「dカーシェア」です。

 

dカーシェアは会員登録いちどでこれら3つのサービスが利用できます。

近距離で機材を運ぶのに利用したいなら「カーシェア」

県をまたいだ移動なら「レンタカー」

など、希望に合わせてひとつのアプリから、カンタンに予約できるのが便利なポイントです。

 

特に個人間で車を貸し借りできる「マイカーシェア」は、運が良けばすごく安く車を借りられます。

マイカーシェアは「車を持っているけど、普段使わないな…。どうせなら乗らない時間貸して、副業にしたい」という人がマイカーを登録するサービスです。

 

ですから、レンタカーやカーシェアよりお得に車を借りることができるパターンも多いんですね。

あんがい数週間貸し出す人もいるので、特にツアーなど行く場合は利用で来たらお得です。

 

「dカーシェア」に登録さえしておけば、車の手配で悩む必要はなくなるので、おすすめです。

もちろん登録料や月会費は必要ありません

 

お金がかかるのは利用時だけ。

さらにdポイントが使えるし、貯まります

レンタカーなんて決して安くはないんですから、どうせならポイントを貯めましょう

 

忘れないうちに今すぐdカーシェア登録だけしておいて、必要な時に使ってください。(「d」がついていますが、auスマホsoftbankスマホをお使いの方も利用できますよ!)

都内の移動なら「GOアプリ」が便利

レコーディングやライブのときだけ大きな機材を運ぶバンドは、そのつどタクシーを利用するかもしれません。

 

どうて定期的に使うなら、タクシー配車アプリの「GO」をインストールしておくとラクチン。

いちばん近いタクシーを自動で選んで配車してくれます。

 

クレジットカードを登録しておくと、支払いもスムーズで便利ですよ!

絶対に確認!ツアー中の交通事故を無くすためのチェックポイント

交通事故

 

悲しいことにロックバンドのツアー中の事故ってなかなかなくなりません。。。

桜塚やっくんが亡くなった事故は記憶に新しいところですし、先日もツイッターを見ていたら高速道路で事故に合い、なくなったバンドマンのニュースが流れてきました。

 

そこで、今一度ツアーをやる際の注意事項を確認しましょう。

①ツアー日程は余裕をもって組む

なるべく多くのライブハウスを回ってライブをしたいのは正直なところなんですが、ツアー日程は余裕をもって組みましょう。

7日間で6回ライブとか結構ザラにあるんですが、体力的にしんどいツアーは避けるべきです。

 

②ドライバーは2名以上で

メンバーで交代しながら運転するのが常識だと思うんですが、できればドライバーのスタッフを雇いましょう。

ツアー中、メンバーはなかなかヒマがありません。

 

リハーサル、本番、打ち上げでいっぱいいっぱい。

運転に専念できる人がいるだけで事故の確率はグッと減るはずです。




③快適な宿をとってしっかり休む

しばしば行き当たりばったりで宿を決めることがあります。

その日にカプセルホテル、スーパー銭湯、ネットカフェなどに滑り込む。

 

それではなかなか疲れはとれません。

交通事故が起きる要因の大半が「ドライバーの体調不良」ですから上記①~③はツアーの計画段階でしっかり確認しておきましょう。

 

最近は安くて清潔、そしてオシャレなホステルも増えています。

関連記事音楽がテーマ!下北沢のホテル「MUSTARD HOTEL」に行ってきました!

④経費節減しよう

とはいえ、①~③は「そんなことできたらとっくにやってるよ!」なんて声も聞こえてきそうです。

体力的、時間的に余裕をもてないのはやっぱり「予算」の問題が大きいですよね。

 

そこですすめたいのがネットの活用です。

ネット上では交通費や宿泊費を安くおさえるためのサービスがどんどん出てきています。

関連記事バンギャ必見!ライブ遠征をお得に遊び倒すサービスまとめ

⑤高速道路で故障した時の対処法

一番怖いのが高速道路で車が故障した時。

車の中でも、外でも追突の危険性がかなり高いです。

 

出発前に、こちらのサイトなどを必ず確認しておいてください。

関連サイトもしもの時は?緊急時の対処法|NEXCO西日本




 機材車の車上荒らし対策と盗難保険について

車上荒らし

 

ハイエースのところでも言ったお通り、バンドの機材車は泥棒の標的になりやすいんですよ…。

たびたび被害報告がツイッターにあがってきます。

 

ホントこの手の事件はあとを絶たないですねぇ。

泥棒側からするとバンドマンのスケジュールも把握しやすいし、機材は確実に金になるしオイシイってことですか?

 

コノヤロォ…!

 

とにかく手をこまねいていてもしょーがない。

盗まれる前にできる限りの対策をしておきましょう!

 

車上荒らしを撃退する防犯グッズ4選

①窓ガラスを強化!楽器を熱からも守る「ガラスフィルム」

 

窓ガラスを割って車内に侵入するのが車上荒らしの手口の1つです。

対応策としては防犯用の窓フィルムをはることでガラスを強化。

割れにくくすることができます。

 

ご紹介しているのは工業製品を専門に扱う「エスコ」が提供する本格的な防犯フィルムです。

こちらの商品は遮熱性もあり、紫外線を92%カットして車内の温度上昇を抑えます。

 

また、内側に貼るタイプなので風雨による消耗もありません。

楽器を熱と湿気から守る意味でもまずは導入しておきたい商品です。




②窓のスキマを見えにくくする「ドアバイザー」

 

楽器を湿気から守るために、窓ガラスにスキマを少し空けておく人がいます。

気持ちはわかるんですけどね。

 

防犯上、危険なことこの上ないです。

 

スキマを空けておくなら最低限、この「ドアバイザー(サイドバイザー)」をつけておきましょう。

外からスキマを見えにくくします。

 

またスキマからなにか機器を挿入して作業しようとしても、やりにくくする効果があります。

泥棒は時間がかかる作業を嫌いますから、手口によっては一定の効果があるでしょう。

 

③泥棒を威嚇する「ダミーステッカー」

 

泥棒が狙うのは「防犯意識の低い車」だと言います。

 

たとえダミーでも「警戒してるぞ!」とメッセージを発するステッカーは泥棒を威嚇し、盗難にあう確立を下げることができます。

手軽ですから、とりあえずやらないよりは良さそう。




④車内で異常があったらリモコンに通知!「ユピテル(YUPITERU)アギュラス」

 

「ユピテル(YUPITERU)アギュラス」という防犯グッズはリモコンつきの防犯グッズで、無人の車内で異常があったらリモコンに通知してくれます。

ユピテル(YUPITERU)アギュラス

 

平常時ではライトを点滅させ、泥棒を威嚇します。

また、異常時の車内では警戒音とLED照明で周囲に異常を知らせます。

 

この手のアイテムにしては大変にコスパが良いので、機材車を購入した際には是非導入してください。

 

車上荒らしにあわないように気をつけるべき4つのこと

グッズで対策する以外にも、自らが気をつけて行動することによって車上荒らしの被害にあう確立をグンと減らせます。

 

基本ですが確認しておきましょう。

①施錠はしっかり、習慣化しよう

当たり前ですが、カギはしっかりかけましょう。

楽器がのった機材車ならついうっかりも許されません。

例えばお住まいの地域が田舎でも、普段から習慣にしておくことが大切です。

 

②貴重品は車内に置かない

現金、カード、高級バッグなどの貴重品は車に置いておかない様にしましょう。

ましてや外から見える位置に置きっぱなしは絶対にダメです!

 

楽器や機材もなるべく早くライブハウスに搬入しておくのがいいかも知れませんね。




③車に乗り込む前に異常がないか確認

車上荒らしはなんどか下調べをした後に犯行におよぶそうです。

なので車に乗る前に、鍵穴や窓ガラスに傷がないかなど確認しましょう。

 

とくに紹介したカーセンサーをつけていて「通知はあったが、実際に盗難はなかった。けど何回か通知が続く」といったシュチュエーションは要注意です。

泥棒がなんらかの下調べをおこなっている可能性が高いからです。

 

④大阪、名古屋では車上荒らしが多い

全国車上荒らし件数
(政府統計の「自動車盗難の犯罪統計」より)

 

車上荒らしが多いのが大阪と名古屋だそうです。

 

どちらもロックバンドのライブツアーでは必ず寄るところ。

これは機材の盗難が多いのもうなずけますね。

 

やはりロックバンドの機材車は特に注意です。




楽器の盗難は自動車保険で保障されるの?

砂上荒らしによる楽器の盗難があった場合は自動車保険で保障してくれるのでしょうか?

自動車保険の内の一般的な車両保険では楽器は保障されません。

 

楽器の盗難は自動車保険の「特約」において保障される場合があります。

自動車保険は保険スクエアbang!で一括見積もりができます。

 

この機会に見直してみてください。

 

以上が機材車の防犯対策です!

ぜひ実施してくださいね。

バンドマンのツアーの実態を知りたいなら

実際にツアーってどんな様子なの?

機材って全部つめるかな?

 

そんな疑問があったら生粋のライブバンド「フラワーカンパニーズ」の本『消えぞこない』を見てください。

第3章の「フラカン流”消えない”バンドDIY術」ではフラカンの愛車ハイエース図解して大解剖しちゃってます。

 

バンドマンなら是非。

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