ライブハウスの転換中。
スマホをいじってしまう問題がある。
これだとコミュニティはなかなか生まれないよなぁ...。そしてそれはバンドマンブロガーの自分の矛盾でもある。
どう克服するかは大きな課題....。— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) October 18, 2017
さらに、これをライブハウスからツイートしてしまう矛盾ね(笑) https://t.co/1V7R65UVkV
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) October 18, 2017
例えば「スマホ持ち込み禁止」とか、「写真撮影禁止」とか、ロックのライブのルールとして、主催側が規定しちゃうのは全然ありだと思うんだよね。
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) October 18, 2017
そうです!
自分ももっとお客さんに絡みたいし、対バンにも絡みたい。
でも、いきなりはガッと行くのもあれなんだなぁと思ってしまう。
だから対バン相手に挨拶だけはきちんとしようと思ってます! https://t.co/7sxPmYLFfb— 馬男@ブロガー (@umaoshinmai) October 18, 2017
いっそスマホ禁止するか、スマホを通じてコミュニケーションを促す仕組みが必要なんだろうな。
例えばフェスに行った時「フォロワーさんも同じステージ見てる!」っていう楽しさ。
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2017年10月18日
自分のバンド活動が休止して、イチお客さんとしてライブハウスに行くと色々気づくことがありますねぇ。
ライブハウスで通常行われるバンドが4、5組出演するブッキングライブでは、出演者の合間に転換の時間があります。
まぁ、その間スマホをイジッている人の多いこと!
せっかくリアルの場で趣味が近かろう人たちが集まっているのにコミュニケーションが生まれないんですよね…。
「別にコンサートなんてそれぞれで楽しんだら良いじゃん?」っていうのはその通りなんですが、小規模ライブハウスってもっと日常に根差したモノだと思うんですよ。
居酒屋、カラオケ、クラブ…。
その延長線上にあるものかと。
だから色んな「出会い」があった方が良い。(別に下心でもw)
そうは言っても、この意見には矛盾があってぼくはブロガーですから、スマホによって人の時間を奪う立場なんですよ(笑)
以前、「スタジオラグへおこしやす」の編集長である中尾さんとも話になったんですが、「PVを伸ばし続けることが本当にバンドマンのためになるかわからない」という葛藤があるんです。
中尾さんは実感としてバンドマンがスマホに時間をとられていると感じているそうです。
スマホの中には無限のコンテンツがあります。
ですがその質は様々。
快楽的で消費的なコンテンツもあれば、思考的なコンテンツもあります。
多くの人は消費的なコンテンツに没入してしまいがちです。
ホラ、みなさんも見る必要のないLINEニュースをついつい見ていることありませんか?
つまるところ中尾さんはメディア運営者として「安易にPVを増やそうとする行為はユーザーのスマホ依存を助長するだけではないか?」という危惧があるんです。
月間350万PVブログの編集長に聞いた「メディアはPVが全てじゃない」理由が意外だった
まさにライブハウスに行って、そんな危惧をぼくも抱きました。
ではどうするば良いのかと言うと、対策は2つあると思います。
1つはライブハウスでのスマホを禁止すること。
「今時、撮影禁止のライブなんて日本だけだ!」という批判があるのはわかるんですが、ことロックンロールのみんなでダイブしたりモッシュしたりするライブだとスマホを構えているヒマがないんですねw
「スマホ禁止」にという一つのルールによって「このライブはみんなで踊るライブだよ!」というメッセージを強化できると思います。
"あえて辞める"ということは結構大事だと思っていて、最近だとHi‐STANDARDのマーケティングが功を奏した例です。
ハイスタの新譜のマーケティングは、今の時代に"あえて"CDやポスターなどアナログにこだわった宣伝手法で逆にネットでバズってしまうという秀逸さ。
詳しくは「Hi‐STANDARD(ハイスタ)の「My Gift」のマーケティングまとめ。「ファンを喜ばせる」それが現代のロックなマーケティングだ!」をどうぞ。
ライブ会場の「スマホ禁止」によって、かえって場の連帯感が強まり、公式に発信した写真が余計に拡散されるなんてこともあるかもしれません。
逆に「スマホが使えない」なんて体験は今どきなかなかできないですしね。
もう一つはスマホを利用してコミュニケーションを促すこと。
ライブの公式ハッシュタグを用意するだけでも違ってくると思います。
特に最近ではどのイベントに行っても「インスタ映え」が意識されてますよね。
けっこう強引なフォトフレームが置いてあったりw
ロックのライブでも色んなアイディアがあってもイイ。(ダサくない範囲でw)
スマホはロックンロールにとって敵か味方か!?
今やどの分野でもスマホとの付き合い方は考えざるを得ません。
飲食業界のように必死にインスタを意識して、オシャレなパンケーキやらデカ盛りやらに振り切るか…。
はたまたスマホ禁止という体験を売るか…。
ライブ主催者やライブハウスが考えていかなければいけない問題です。