【営利OK】ポスターを貼れる場所は?無料・有料の掲示方法とマナー

「ポスターを貼って宣伝したいけど、貼れる場所が見つからない…」
実際にポスターを貼れる場所は限られており、特に営利目的の宣伝やお店の告知になると掲示できる場所はさらに少なくなります。
この記事では、
- 無料でポスターを貼れる場所(掲示板・店舗など)
- 郵便局や駅など有料で掲示できるサービス
- コンビニプリントなどポスターを作る方法
- お店に依頼するときの掲示マナー
をまとめました。
地域イベントや音楽活動、お店の宣伝に役立ててください!
無料でポスターを貼れる場所|掲示板やお店にお願いする方法とマナー
地域の掲示板や公共施設は、基本的にサークル活動・地域イベント・ボランティアなど非営利のポスターが中心です。
営利目的の場合、貼れる場所はぐっと少なくなります。
知り合いのお店や施設
もっとも現実的なのは、知人が経営する店舗や施設にお願いする方法です。
音楽活動なら出演しているライブハウスやリハーサルスタジオ、美容室・雑貨店など小規模な店舗で交渉できることがあります。
一方、スーパーやチェーン店では基本的に断られるケースが多いです。
筆者もスーパーに勤務していた時に多数の依頼を受けましたが、掲示できたのは学園祭や地域祭りなど公共性のあるポスターのみでした。
街にあるフリースペース
街によってはアートや音楽活動を応援する掲示板スペースが存在します。
昔、下北沢にあった「東洋百貨店」では誰でも無料でポスターを貼れる掲示スペースがありました。
近隣を歩いて探してみると、思わぬ掲示板が見つかることもあります。
マナーを守ってお願いしよう
ポスター掲示は「無料で当然」ではありません。
掲示スペースを提供してもらうことは、その店舗にとって宣伝媒体を貸しているのと同じです。
無料で貼ってもらえたら感謝の気持ちを伝えることを心がけましょう。
有料でポスターを貼れる場所|郵便局・駅・サービス活用法
お金を払えば、意外と簡単にポスターを掲示できる場所があります。
郵便局の掲示サービス

全国の郵便局では、2週間3,000円~ポスターを掲示できます。
一部の郵便局には専用ボードやラックが設置されており、サイズや場所によって料金は変わりますが、空きスペースであれば最安3,000円から利用可能です。
郵便局を訪れるのは40代以降の女性や高齢層が中心とされており、シニア向けサービスや地域性の強いイベント告知に向いています。
ライブハウスでのロックイベントなどには向きませんが、クラシックや演歌、地域イベントなどで効果を発揮しやすいでしょう。
公式サイトから対象局を検索・申込でき、広告審査やポスター現物の提出も必要になります。
興味がある方は余裕を持って準備すると安心です。
駅などの交通広告(参考)
かつてはラクスルが提供していた「駅貼りポスター」サービスがあり、数千円から気軽に出せましたが、すでに終了しています。
現在はJRや東京メトロなどの公式「駅貼り広告」や交通広告代理店を通じた掲出が可能ですが、1駅あたり数万円〜、複数駅セットだと数十万〜数百万円規模になります。
そのため、個人のミュージシャンや小劇団には現実的ではなく、大規模イベントや企業向けの手法といえるでしょう。
ポスターを作る方法
1枚だけ作りたいならコンビニプリント
「そんなに多く貼らないけど、1枚だけ作りたい」というときは、コンビニプリントが便利です。
ネットプリントを使えば、1枚380円程度からポスターを作ることができます。

ただコンビニプリントは通常のプリント用紙による印刷です。
雨風が心配なら、などでラミネート加工をすると、耐久性がアップします。
100円ショップで売っているラミネート加工グッズを使うのがいちばん手軽そうです。
数枚が必要ならラクスル
もちろん、まとまった枚数を作るならネット印刷を利用した方が割安です。
業界大手のラクスルだと、
- 10部以下のオンデマンド印刷 1部 1,037円〜
- 大部数のオフセット印刷 100部 7,288円〜
といった料金です。
ポスターは効果的?その他の宣伝手段も検討しよう
ここまで「無料で貼れる場所」「有料サービス」「作り方」を紹介しました。
しかし実際には、ネット全盛の今、ポスターの集客効果は限定的です。
SNSやブログ、ネット広告の方が、手間が少なく効率よく宣伝できる場合もあります。
バン活!では他の宣伝方法も紹介していますので、あわせてご覧ください。
まとめ|ポスター掲示は「感謝の気持ち」を忘れずに
- 無料で貼れる場所は少ないが、知人店舗や街の掲示スペースなら可能
- 郵便局など、有料サービスを使えば確実に掲示できる
- 1枚から作るならコンビニプリントが便利
- 無料でお願いする場合は必ず感謝とお礼を忘れずに
ポスター掲示は、単なる宣伝行為ではなく人とのつながりで成り立っています。
マナーを守りながら、上手に活用してください。
以上、「個人が営利目的でポスターを貼れる場所・掲示方法とマナーまとめ」でした。