「いつか自分の音楽のバンドスコアを出版してみたい!」
ミュージシャンとしてスコアを発売することは一種のステータスであり憧れですよね。
なんと!
バンドスコアを簡単に自費出版できるサービスをがありました!
カバー動画も頻繁にアップされる今の時代。
スコアを求めている人は多いはずです。
ファングッズとして、記念として、スコアを発売することができますよ。
楽譜をダウンロード販売できるpiaScore
ざっくり特徴をまとめ。
- 楽譜をダウンロード販売できるサービス。
- 120円~販売できる。
- 収益はウェブで売れた場合は70%~。アプリで売れた場合は30%~。
- ランニングコストは0
- 著作権管理団体のJASRAC、NexToneと契約を結んでいる
シンプルなサービスですが、大きな特徴はJASRACとNesToneとの管理楽曲利用許諾契約を結んでいること。
なので、例えばバンドでカバーした有名曲のアレンジ楽譜も販売することができるわけです!
これはおもしろいですよね。
例えば、人気曲のアカペラアレンジなんか需要がありそう。
編曲家の方がどんどんアレンジしていって販売していけば結構なストック収入になりそうです。
(ついでにYouTubeに「アカペラでアレンジして歌ってみた」をアップすれば完璧!w)
ロックバンドでもバンドでカバーした「○○のロックヴァージョン」みたいな曲があったら楽譜におこして販売するのもおもしろそう。
元々、楽譜のPDFデータを販売するだけならBASEなどのウェブショップでも可能でした。
しかし、その場合は著作権管理団体の登録曲の楽譜を販売するのはもちろんダメです。
その点、piaScoreでは著作者の編曲許可さえ下りれば、アレンジ楽譜を販売することができます。
【注意】他人の著作物を編曲するには「編曲許可申請」が必要
ここで注意なんですが、他社が著作権を保有している楽曲を編曲した楽譜を販売する場合には、編曲者自らが著作者に「編曲許可申請」をする必要があります。
もう一つ、販売許諾についてはpiaScoreのJASRACとNexToneとの契約に含まれるため、編曲者が手続きする必要はないそうです。
(piaScoreに問い合わせたところそのように回答していただきました)
編曲許可申請はJASRACではなく、著作者に直接する必要があります。
ややこしいですが、JASRACが管理しているのは「演奏して良いかどうか」という権利なので編曲となるとまた別なんですね。
JASRACの作品データベース検索サービスから楽曲の権利を保有している音楽出版社を調べ、編曲許可申請を行います。
例えば、音楽出版社の日音ではちゃんと問い合わせ窓口がありました。
このように理屈の上では出版社に編曲許可申請をしり、許可が下りたらpiaScoreを通じてアレンジ楽譜を販売することができます。
ただ、大手音楽出版社がアマチュア編曲家にいちいち許可を下ろしてくれるものでしょうか…。
引き続き調べてわかったことがあったらこの記事に追記したいと思います。
piaScoreで楽譜が売れたら最大で売り上げの90%がクリエイターに
収益配分は利用者にうれしい設定ではないでしょうか?
クリエイターは最大で販売価格の90%を受け取ることができます。
アプリだと料率がガクン!と下がるのが不思議ですね…。
アプリなら買った楽譜をタブレットなどでそのまま閲覧出来てユーザーは便利です。
そもそもpiaScoreアプリは世界一といってイイ楽譜ビューアプリで、
- 見開きで表示
- Apple Pencilで赤ペン書き込みができる
- フットスイッチでページめくりができる
- メトロノーム機能
- YouTubeにて関連動画検索機能
- 余白調整機能
- 録音機能(有料)
- バックミュージック再生機能(有料)
などができるミュージシャン御用達のアプリです。
説明動画もありました。
www.youtube.com2010年にリリースされたアプリで、実に200万人が使っていると言います。
その大きな市場にアプローチできるのは魅力ですね!
もちろん、買った後の楽譜はダウンロードすることもできますので、まだまだウェブでの収益も期待できそうです。
販売価格は120円~4200円まで段階的に設定できます。
ただし、JASRACやNexToneに登録されていないオリジナル曲でしたら0円での販売も可能なようです。
10曲のアルバムだったら推しの一曲だけを無料にするなどのプロモーションもできますね。
ぜひインディーズバンドも自分のオリジナル曲の楽譜を販売してみて下さい!
楽譜が書けないならクラウドワーカーに採譜してもらうという手もある
ところでみなさん、楽譜は書けますか?(笑)
インディーズバンドマンだとイチイチ楽譜におこさないでスタジオでセッションしながらつくる人も多いと思います。
奥田民生さんとか楽譜書けないらしいですしねぇ。
でもpiaScoreは自分の楽曲をランニングコスト0で資産化してくれるありがたいサービスです。
ぜひキャッシュポイントの一つとしてチャレンジして欲しいと思います。
楽譜を書けない人もクラウドワークスなどを使って採譜を外注することができます。
会員登録して、「採譜」とか「楽譜作製」などと検索をかけると請け負ってくれる人を見つけることができますよ!
ぜひ検討してみて下さい。
以上、楽譜を誰でも販売できるpiaScore楽曲販売のご紹介でした!
参考になったらうれしいです。
その他の物販、バンドグッズの作り方、販売の方法はこちらの記事をご覧ください。
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