「音楽のオンラインレッスンってどうなの!?」
時間もあるし楽器を習ってみたい、音楽教室が近場になかったり、狭い空間に行くのがちょっと怖い。
それでもレッスンを受けることができるのが「オンラインレッスン」です。
でもオンラインレッスンって実際どうなんだろ?
そんな疑問をもったあなたの参考になるように、この記事では経験者から聞いたオンラインレッスンのメリット・デメリットをご紹介します!
※以下で紹介するにはZoomやSkype(いわゆるテレビ電話)などをリアルタイムで指導するオンラインレッスンのことです。収録された動画やDVDの教材の感想ではないので注意してください
楽器・音楽のオンラインレッスンのメリット
メリットとしてあがったポイントは主に以下の三点でした。
- 時間の融通がきく
- 交通費・スタジオ代がかからない
- 緊張しない
詳しい感想は以下
移動しなくて良い
オンラインである事によって都心から遠い人でも簡単に受けることが出来るという利点があると思います。私は、都心から2時間近く離れている所に住んでいるのですが移動する事せずに習いたい先生の授業を受けることができました。また、オンラインである事によって通常よりも安い値段でプライベートレッスンをする事ができるのも利点の一つであると思います。ネット環境さえあれば、スタジオ代などがかからないこともあり利用者側の負担はかなり軽いと思います。
20代ー女性 ボイトレ
荷物を持ち歩く必要がない
部屋から出ずに行けるので、時間短縮になったと思う。あとは実際に楽器を持って教室まで行く必要がないので、荷物を持っての移動がない点もメリットになると思った。ウクレレくらいであれば小さくて軽いので問題ないけど、大きな楽器だと大変なものもあると思う。今だとコロナ対策というのがあるけれども、通常時だとあまりその面での効果はなささそう。実際教えてもらう面でいうと、本当に自分の分からない部分については、わかるまで教えてくれたので、普通に本とか何かで自習するよりは全然いいと思いました。
30代ー男性 ウクレ
緊張しない
未経験でのスタートだったので、いきなり先生と2人だと上手く出来なかった時にプレッシャーを感じてしまいますが、オンラインだと画面越しになることでいい意味で距離を感じることが出来るので緊張してしまいやすい方は伸び伸びとレッスンを受講することができます。またわからないことや復習をする場合でも、動画などは見返すことができるので、何度も繰り返し見たり、空いた時間を有効活用できるので、レッスンの質も高くなると思います。
20代‐女性 ピアノ
録画して見返せる
茨城県に住んでいるのですが、先生のいる場所まで行かなくても、家でレッスンが受けられることです。今、流行ってる新型コロナウイルスにも感染リスクがありません。サックスは楽器の準備に時間がかかりますが、前もって準備しておけば、準備の時間分レッスンが受けられます。服装なども、気を使わずにラフな服装でレッスンできます。録画とかもできるので、次のレッスンまで、録画を見て繰り返し練習ができます。
50代ー男性 サックス
海外でもOK
私は海外に住んでいる先生と主にオンラインレッスンをしています。メリットは現地に行かなくて良いという点です。交通費も場所代もかかりませんので、リーズナブルといえるのではないでしょうか?また、お互いのスケジュール日程をすり合わせながら、好きな日程や時間にレッスンを受けることができます。なので、不規則なお仕事をしていても大丈夫な点ありがたいです。そして、自宅というリラックスした空間でレッスンを受けることができるのもメリットだと思います。
30代ー女性 ボイトレ
仕事しながらでも続けやすい
なんといっても教室に通う時間と手間が省け、無駄な時間がなくなることです。思くてかさばる教本や楽譜を持ち歩く面倒もなくなります。またコースによっては自分の都合にかなり合わせることができるので、平日日中のフル勤務でも問題なく続けられました。自分のレッスン履歴を確認しやすかった為、苦手な部分が良く把握できます。意外なメリットとしては、オンラインレッスンの機器設定時にかなり詳しい方のサポートがあり、ネット接続設定に関して少々自身がつきました。
30代‐女性 ピアノ
続いてデメリットのほうも見ていきましょう!
楽器・音楽のオンラインレッスンのデメリット
デメリットとして挙げられたのは主に以下の2点でした。
- 同時に演奏できない
- 音作りを勉強するには不向き
詳しい感想は以下
タイムラグがある
生でしかわからない部分がわかりにくいという所があると思います。例えばオンラインレッスンの場合声や顔、口のカタチなどはわかっても、体を全身で使うため体の使い方までは指導されにくいということがあります。
また、生徒側に練習の音源などを予め渡しておかないと先生の音源の場合ラグが生じる事による不便さも有ると思います。さらに、オンラインレッスンが歌や楽器の場合家がマンションなどであると自分の部屋でオンラインレッスンを受けることが難しいということもあります。
20代ー女性 ボイトレ
音質が下がる
ネット回線を使用して通信する都合上、どうしてもラグが出たり通信が安定しづらい事が、個人の環境によって起こってしまう、マンション等の集合住宅では、エレキギターのアンプを使用して、音出しをするのが困難な為、防音ブースでアンプを使用しエレキギターらしい音で、レッスンを行うよりも音質のクオリティーが、下がってしまう事がある。また、通信が安定しづらいと、画像も粗くなってしまい、講師の手の動きが見辛い事もある。
20代ー男性 エレキギター
気分がのらない
結局はオンラインなので、動きや音がカクカクすることもあったし、なんだかんだで結局は現場ではないので、指の動かし方などがわかりにくいことはあった。カクカクは回線の問題かもしれませんが、ITオンチにはそのあたりも不安要素となりました。意外なところでのデメリットとして、気分が乗らないというのがありました。
教室に行ったこともあるのですが、周りの人を見て気分が盛り上がって、やる気が出てくる部分もあったのですが、自宅で、だと気分が乗ってこないことがありました。
30代ー男性 ウクレレ
グランドピアノが弾けない
自宅のピアノは弾き慣れていますが、電子ピアノで、お教室のピアノはグランドピアノなので、やはり音の響きが違います。対面レッスンでは、先生の見本演奏や指遣いなど、リアルに伝わってきますが、オンラインレッスンではやはり距離や分かり難さを感じます。先生からの言葉も少しタイムラグがあるので、対面のようなスムーズな感じがしません。またオンラインレッスンは自宅なので、どうしても緊張感が不足するというデメリットがあります。
40代ー女性 ピアノ
口のカタチが見づらい
対面でのレッスンとは異なり、講師の方の息づかいが分からないのが自分にとっては最大のデメリットでした。スカイプレッスンなので音や姿勢などは大体分かりますが、管楽器で最も重要な、アンブシュアという口の形の作り方や息の使い方が分かりづらいです。気軽に楽しめるというところだけに重点を置けば、レッスンを続けられますが、本格的に楽器を習うにはオンラインはまだまだ課題があると思います。あとは通信アプリ等の設定があるのでそのようなことが苦手な人には不向きかもしれません。
30代ー女性 フルート
まとめ:オンラインレッスンにはスピーカー(イヤホン)とネット回線を良くすると、クオリティが上がる
以上、オンラインレッスンのメリット・デメリットをご紹介してきました!
デメリットを極力少なくするには、
- 途切れにくいネット回線
- 先生の音をよく聞くためイヤホン(ヘッドフォン)
といった2点が必要です。
ネット回線についてはやはり「光回線」が良いでしょう。
光回線はスマホのように通信制限がなく、かつもっとも早いネット回線です。
光回線についてはこちらの記事にまとめました。
極力、お得に利用する方法をご紹介しています。
関連記事DTMにおすすめのネット環境を解説!【結論はスマホ「格安SIM」+光回線「NURO光」】
またイヤホンもできれば良いものを使いたいですよね。
こちらの関連記事など参考にして下さい。
関連記事【レビュー】スマホにおすすめのイヤホン「SHURE SE215」は2年間使ってます
具体的にオンラインレッスンを実施している音楽教室はこちらの記事で紹介しています。
コースや料金を確認してみて下さい。
各音楽教室のページではオンラインレッスンに必要な設備やレッスン風景がわかる動画が用意されていますので、そちらもぜひチェックしてみて下さいね!
関連記事オンラインレッスンをやっている音楽教室まとめ。3密を避けて音楽を学ぼう!