どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
単なる趣味趣向の話なんですけど、ぼく本当に大好きなアーティストの新譜は「MVを見る前に新曲を聞きたい」人なんですよね~。
できればアルバムで。
ミュージックビデオの今昔
いや、ミュージックビデオは好きなんですけど。
ただ今の音楽文化を考えるとまず先にMVから入ること多くないですか?
言わずもがな、新曲はYouTubeで先行公開されますよね。
昔は雑誌とかファンクラブの会報でリリース情報をゲットして、ラジオやテレビでたまたま流れることがあったら聞くぐらいでした。
ミュージックビデオはMTVとかを契約していない人にとっては縁遠いモノでしたよね。
地上波テレビでミュージックビデオが流れる瞬間って、だいたいランキング番組だからリリースされた後だったし。
(しかも数十秒程度)
こういった状況だとアルバムを買うまでにミュージックビデオを見ることはなかった。
けどその方が「想像力を広げられる」気がするんです。
初めて聞く音楽が見せてくれる無限の想像
音楽好きならわかると思うんですけどね。
音楽を聞いた時、頭の中で想像の世界が広がるような感じがしませんか?
その音楽と向き合った時の第一印象。
その時に映像として、頭の中に浮かんでくる風景。
これって音楽を楽しむうえででスゴク大切な快感だと思うんですよ。
先にミュージックビデオを見ちゃうと、なんだかその自由な想像を阻害されちゃう気がするんです。
何と言うか「この音楽はこうやって楽しむんですよ!」って言われてるみたいな。
MV⇒新曲だと、どうしてもその映像が頭に浮かんできちゃう…。
個人的な意見なんですがミュージックビデオの監督も作曲者でない以上、いちユーザーと一緒だと思うんですよ。
つまりその映像は監督の「解釈」に過ぎない。
(「解説」と言っても良いですね)
他のユーザーが、その解釈と違った捉え方をしても全然良いんですよ。
むしろ解釈に違いがあるのが芸術の奥深さだと思います。
純粋なファーストインプレッションってとても大切です。
自分の心で感じて、自分の頭で考えて…。
そうやって楽しむことが、ぼくは好きなんです。
こうやって言ってると「MV否定派」みたいですが、ミュージックビデオが楽しいのはその後なんですよ。
自分の解釈、自分の感想。
それらを持ち得た後でミュージックビデオをみると、それは「答え合わせ」に近い。
自分の創造とミュージックビデオの風景が一緒だったら「やっぱりな~!」と。
また違っても面白いですよね。
みなさんも新譜がでたら必ず買っちゃう大好きなアーティストっていますよね?
是非、ミュージックビデオを我慢してアルバムを買ってみて欲しいです。
そしたらきっと、もっと色んな感情や感想が生まれてくるし、そのアルバムを思い出深いものにしてくれるはずです。
MV先行公開はビジネスの都合上
こういったミュージックビデオを先行公開する風潮は、ビジネスの都合上しょうがないことなんですよね。
ぼくもCDをリリースした経験があるからわかるのですが、CDリリースってイニシャル(初回出荷)が命!
店舗からの初回の注文が少なければ、それはほとんど失敗でしょう。
ですからしっかり予約を取るために、ミュージックビデオを発売の2、3カ月前に公開する必要があるんです。
これからもこの状況は変わらないし、悪いとも思いません。
けれど前述のとおり、あえてミュージックビデオを見ない楽しみ方もおすすめですよ。
【PR】そんなわけでヘイシーズはMVより先に音源を公開します
で、そんな状況下でバンドマンである自分自身は「どんな音楽体験を提供したいか?」と考えるとやっぱりMVより先に音源を聞いてほしいな、と。
ぼくがやっているバンド「The Hayseeds」では音源をLINE公式アカウントとメルマガで無料で配信しています。
ちょうど昨日、第2弾の音源が完パケしました~。
なので明日ミュージックビデオの公開に先んじて、第2弾音源を配信します!
12:00頃の配信を予定しています。
MVは1か月後ぐらいに出したいと思います。
ぼくらはビジネス的にも自由な立場だし、どんなやり方をしたっていい。
考えてみると面白くないですか?
音楽が直接、ファンのみなさんの「手元に」「いきなり」「無料で」届けられるんですよ?
こういった音楽体験って実は今までなかったんじゃないかな~?と思います。
初めてヘイシーズを知った方もまずはホームページを見てもらえると嬉しいです。
LINE公式アカウントとメルマガの登録もこちらからできます。
⇒ヘイシーズ
ところで俺、まちがってねぇよな?