どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
あるあるシュチュエーションだと思うんですけど。
息子「おれミュージシャンになりたいんだ!」パパ「3年でダメなら諦めろ」
ミュージシャンとかバンドマンとして生きるって夢物語であって、どうも職業としては認められていない印象があります。
だから「3年で---」という結論になるんだと思う。
まぁ、たしかに家族がミュージシャン目指すとか心配ですよね~。
テレビで出て活躍する人たちなんて一握りだし、それが続く人なんてさらにごく少数です。
さらに言えば、テレビに出てる人でも音楽でメシが食えていないこともあるそうですからね。
夢ない(笑)
でも「ミュージシャン」って別にテレビに出ている人たちだけでないんですよ。
音楽教室の先生もミュージシャンだし、新宿の路上でエレキギター弾いているおっさんだってミュージシャンだ。
そして今では自分一人でインターネットとの力を借りながら、音楽活動を実現する人がたくさん表れてきている。
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確かに「音楽といえば食えない」というイメージが根強いと思います。
でも今はむしろ「スキルがあればちゃんと稼げる」というのが実情ではないかと。
ぼく自身はバンドを10年ぐらいやってきたのですが、心底「やってきてよかったな~」って思います。
いや、もちろん個人の感想ですが(笑)
とは言え、バンド活動とはすばらしいものでちょっと見方を変えれば、自分の人生にとって大きな力になってくれるものですよ。
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問うべきは「一生続ける覚悟」
ミュージシャンやバンドマンは確かに不安定な生き方です。
そうは言ってもじゃあ、逆に「安定した職業って何?」と問われるとハッキリ答えられる人はどのくらいいるでしょうか?
公務員?
士業?
子どもたち全員があなたの町の市役所や町役場に就職できるわけではありませんよね?
みんながみんな、少なからず「不安定」と付き合っていかなければいけない時代だとぼくは思います。
ぼくはむしろ、そんな時代にミュージシャンを目指す時に問うべきなのは「諦める覚悟」ではなくて「一生続ける覚悟」ではないかと感じています。
別に人生のいつ何時も音楽との距離が一定でなくて良い。
例えば、このツイートなんか素晴らしいと思います。
でも面白いものでバンドを辞めて2年、普通の仕事を頑張ってやったら防音室作れるくらいの貯金は溜まって。おかげでコーラス仕事順調にこなせたら作家仕事ももらえるようになったり、音楽教室の手伝いもやらせてもらえたり。一度離れてみるって良く聞くけど大事かも。今凄く充実してる!
— 吉田司 (@yoshida_tsukasa) 2017年1月21日
音楽ってすごいもので、自分の外側に世界を切り開いてくれます。
新卒で入社した会社に定年まで面倒みてもらうなんて今後はあり得ません。
1つの小さな世界に閉じこもることは危険だし、それができなくなった社会でもあるんです。
そんな時必要なのは「外へ飛び出すパワー」
音楽にはそれがふんだんにあると思うのです。
「楽曲」というのは時に自分の予想を超えて広まっていくものだし、楽器を演奏する時は多く場合、そこには仲間がいます。
音楽を軸としたコミュニティはきっと人生の手助けをしてくれるはずです。
「諦めろ!」
その言葉に従い、3年後音楽を辞めた子どもは1つ世界を失うことになります。
そんなの寂しすぎる。
貧しすぎる。
「音楽のことを忘れずにいつでもそばにおいて生きていける方法」
っというのはあるし、ぼくもこのブログなどを通じて今後も発信していきたいと思います。
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ところで俺、まちがってねぇよな?