AppleがiTUNES STOREでの音楽ダウンロード販売を終了すると海外メディアの「Digital Music News」が報じました。
音楽ストリーミングのApple Musicと統合されるそうです。
まだウワサレベルですが、今年のアメリカでの楽曲ダウンロード数は24.1%低下し、デジタル・アルバム販売数も19.9%下落してます。
2018年には30%かそれ以上の下落が予想されています。
データからすると、終了するのは妥当な感じがしますね。
ミュージシャンにとっては追い風と考えます
これは実はミュージシャンにとっては良いことだとぼくは思うんですね。
っというのも、
- ダウンロードの需要はなくならない
- アーティスト公式ストアでダウンロードされた方がメリットがある
からです。
みなさん、音楽ストリーミング使ってますか?
使い心地はどうでしょうか?
例えば、あなたのお気に入りのアーティスト。
全てのアルバムを配信しているわけじゃないですよね?
音楽ストリーミングは戦略的な都合で、フルカタログが配信されないことが多いんです。
あるアルバムはCD限定とか、あるアルバムは「Apple Music限定」などよくあります。
すると、あっちにはあるけど、こっちにはない、みたいな状態…。
これはイチユーザーとして不便だなぁと思うんですね。
また、ストリーミングサービスはアーティストが配信を取りやめてしまったら、2度と聞けません。
サービスに障害があっても聞けなくなりますね。
便利なようで、音楽ファンからするとストリーミングサービスにはデメリットもあります。
この点からダウンロードの需要ってなくならないと思うんですよね。
データとして自分のデバイスに保存しておけば、再生できないなんてことはまずありません。
買い切りなら、サービスを使ってないのに月額料金を払ってしまっていた…なんてこともないですし。
そして実は、ミュージシャン的にも大手配信ストアでダウンロードされるより、自前のウェブショップなどで売れた方がメリットがあります。
例えば、BASEなら買ってくれた人とメルマガでつながることができるんです。
noteにもフォロー機能があります。
2つとも、音楽データ以外にも、画像や音声、文章などもまとめてパッケージングできるので商品としてリッチなものを作れます。
さらにBASEは売り上げのおおよそ90%以上はもらえるので、利益率も大手ストアより良いです。
- BASE:利益率高い。メルマガでつながれる。特典もつけれる
- iTUNES:利益率低い。顧客接点がない。音楽しか売れない
つまり、iTUNESが終了すれば「ダウンロードで買いたい!」という需要が、アーティスト個々のウェブショップへと向かいます。
前述のとおり、自前のウェブショップの方がアーティスト的にはメリットが大きいので、こうなれば歓迎です。
まだ自前のウェブショップを持っていない人はぜひ作ってみてください。
ぼくのおすすめのコンテンツ販売プラットフォームはBASEとnoteですかね。
どちらもランニングコストは0なので、ホント創作活動にはありがたい存在です。
ぜひ、こちらの解説記事も読んでみて下さい。