これまでもいくつかの音楽販売プラットフォームをご紹介してきましたが、新たに「Fan’s Music」が登場したのでご紹介します。
音楽活動の新たな選択肢に!
Fan's Musicの特徴を解説
Fan’s MusicはかつてVibirthというサービスだったのですが、この度リニューアル。
新たなサービスを拡充してパワーアップしています。
ざっくり特徴。
- 無料で楽曲販売を開始できる
- 楽曲の販売価格は無料、または0円~
- Apple MusicやSpotifyへの配信は有料プランへのアップグレードで可能に
- Nextoneに著作権管理を信託できる
同業他社のサービスと比較して最もユニークなのが株式会社Nextoneへの著作権管理を信託できるサービス。
NextoneはJASRACと競合になる著作権管理団体ですね。
つまり、Fan’s Musicに登録したあなたの楽曲はNextoneによって著作権管理されるので、他者が利用したい場合はNextoneに申請し著作権料を払う必要があるのです。
JASRACに登録されているメジャー作品と一緒ですね。
例えばテレビCMなどに楽曲を使うときに、逆に「JASRACに登録されてないと無理!」といったような事例があるそうです。
そんな時もNextoneに登録されていれば話がスムーズかもしれませんよね。
楽曲販売の手数料まとめ
Fan’s Musicではフリープランですぐに楽曲販売を開始することができます。
ただしFan’s Music内での販売のみです。
あとはプレイヤーを自サイトに埋め込むことで疑似的にバンドのホームページで販売する感じにもできますね。
その際の販売手数料は15パーセントで、アーティストは85%を受け取れます。
SpotifyやApple Musicに配信するには月額900円のスタンダードプランに加入する必要があります。
各配信サービスで得た収益は70%をアーティストが受け取ることができるそうです。
ちなみに月額3000円のプレミアムプランに加入することで、
- 属性値の取得
- 全期間の再生数や再生者数
- 各種データの書き出し
が行えます。
個人的にはフリープランかなり魅力的に思えました。
ホームページにプレイヤーを埋め込めるのも使い勝手が良いですし、Spotifyなどへの音楽ストリーミングへの配信は他社を使うという手もありますね。
公式サイトへはこちらからどうぞ!
主要な音楽配信サービスは6社に!どれを選べばよい?
Fan’s Musicが登場したことで、以前からご紹介している「iTUNESやApple Musicで音楽を配信するには?5つの方法をまとめてみた」に続いて、主要な音楽配信サービスがこれで6社に。
いやぁ、ちょっと多いですよねぇ(笑)
配信サービスだけに特化したTUNECORE JAPANや、ホームページも作れるWIX MUSICなど、いろんな特徴があります。
「ここが絶対に一番おすすめ!」なんて無責任なことはなかなか言えません(笑)
それぞれみなさんが持っている「目標」や「スキル」なんかを考えて選ぶしかないですねぇ。
しかしながら、音楽ストリーミングサービスは「驚異!謎の音楽ユニットAmPm(アムパム)とは!?Spotifyで1000万回再生され、世界に衝撃を与える」にあるように、今後さらに盛り上がってくると思います。
ミュージシャンならばぜひチャレンジしたいですね!
ぜひ、「iTunesやApple Musicで音楽を配信するには?5つの方法をまとめてみた」を読んでもらって参考にしてほしいと思います!