ドラム演奏でよくあるミスでかつ、イヤ~なのが「スティックを落とすこと」ですよね。

今日はドラム歴が10年近くなるぼくの知識と経験から、スティックを滑らないようにする方法と、落とした時の対処法をご紹介します。

 

ぜひ、参考にしてみて下さいね。

 

チャンス

ドラムスティックを滑らないようにするには?

 

ドラムスティックから手からすべる原因は様々ありますよね。

ざっくり4つほど対策があります。

 

①手汗や皮脂でスティックが滑る時の対処法

手に汗をかきやすい人はとっても滑りやすい!

おそらく皮脂も多いタイプだと思うのでなお滑りやすい。

 

ライブの本番前だったらとりあえず手を洗うことをおすすめします。

手汗を流すだけでなく、リラックス効果も期待でき、汗をおさせることもできるそうです。

 

ぼくは本番前に石鹸で手を洗うようにしています。

石鹸は頻繁に使うとかえって手が荒れることがあるので注意して下さい。

また水分を丁寧にふき取りましょう。

自然乾燥は乾燥の原因になりますので。

 

②乾燥でスティックが滑る時の対処法

ぼくはどっちかって言うとコレ。

乾燥肌なんで手もサラサラして滑りやすい!

 

そんな人におすすめしたいのが化粧水です。

 

最近では男性が化粧水をつけるのも珍しくないですよね。

風呂あがりに化粧水をつけた手で、何となくスティックを振ってみたらビックリ!

スティックが手に吸い付くんですよ。

ちょっと感動。

 

乾燥肌でないドラマーも試しにやってみてほしいですね。

手にすりこむようによ~く馴染ませましょう。

 

ちなみに乾燥肌だからといって、ハンドクリームはダメです。

お察しのとおりハンドクリームは油分が多いので。




③滑りにくいスティックを選ぶ

手に対する対策だけでなく、そもそも滑りにくいスティックというのがあります。

それはニスが塗られていないスティックです。

 

例えばコレとか。

 

ニスが手汗や皮脂をはじいて滑りやすくするのは想像に難しくないですよね。

お気に入りのスティックのタイプでニスなしがなかったら紙ヤスリでニスを削るという方法もあります。

手でにぎる下半分くらいを丁寧に削るのがコツです。

 

④ドラムスティック滑り止めグッズ

滑り止めのグッズもいくつか販売されています。

まずは滑り止めテープです。

 

グリップ部分に巻き付けて使います。

ワックスもあります。

 

グローブも効果ありますよね。

 

ただこういったドラムグッズは逆に中級者むけかなと思います。

初心者はやっぱり地肌でスティックを握って、リバウンドの感覚をつかむのが大事だと思うので。

ぼくもほとんど使いません。

 

①~③を試して、やっぱりダメだったら検討してみて下さい。

 

どうしても滑る時の秘策

それでもどうしても滑る!という方には、奥の手として「制汗剤」という秘策をご紹介します。

手汗がコンプレックスで悩みが深い人のために開発された商品があります⇒テサラン

 

ドラマー用の商品ではありませんが、プライベートでも手汗に悩まされている人はチェックしてみて下さい。




スティックを落とした時の対処法

さて、それでもスティックを落としてしまうことってあります。

また演奏中に折れてしまうことも。

そんな時にカッコよく対処する方法もご紹介します。

 

①すぐ手に取れるところにスティックを置いておく

まずは落とした時のことを考えて、演奏中でもスティックをすぐ手に取れる場所にセッティングしておきましょう。

ベタなのはフロアタムにスティックバッグを括りつけておくこと。

 

ほとんどのスティックバッグにクリップ的なパーツがあると思います。

個人的におすすめがコチラ。

 

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フロアタム側だけだと、左手でとりずらいので念のためハイハット側にも置いておくと良いです。

スティックホルダーという、シンバルスタンド類にクリップで止めてスティックを収納しておけるグッズがあります。

 

よくあるバスドラムの上に置いておくのは、あまりおすすめしません。

手に取る時に前傾姿勢になって演奏が乱れる危険性が大きいかなと思います。

あとキックの振動で落ちそうだし、ノイズもありそうだし…。

 

②片手で演奏する練習をしておく

コレができるとカッコいいです。

片手でハイハットとスネアを交互に叩く練習をしておくと、落とした時も慌てずに済みます。

 

こんな感じですね。

 

コレ右手(利き腕)だと簡単なんですけどね。

左手でもぜひ練習してみて下さい。

普通に良いトレーニングになると思うので。

 

以上です!

ドラマーにとってもは切っても切れないハプニングなので、ぜひ参考にしてみて下さいね!

 

こうした細かいテクニックも先生がいると教えてもらえます。

音楽レッスンに通ってもっと上手になりたいと考えている方はこちらの記事もどうぞ!

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