個人的なすごく良いな~と思っている「CLAP」というプロジェクトがあります。
クリエイターにやさしい経済行動をとるともらえる仮想通貨です。
そのCLAPと音楽制作ユニットMiliとのコラボ企画がスタートしていますよ!
CLAP×Miliのコラボ
「CLAP」×「Mili」がタイアップし、 3rdアルバム『Millennium Mother』の関連グッズ購入や ライブ来場によってCLAPをGETすることができます。 また、スペシャルイベントも開催も決定!
具体的にどうすると、いくらのCLAPが貰えて何が買えるか、というのは後日発表となっています。
おそらくライブ会場がCLAP SPOT(CLAPが貰える場所)になるなど色んなMiliを応援する色んな過程でCLAPが貰えるのだと思います!
Miliは世界で注目されている実力派音楽ユニットです!
Miliは、クラシカルなサウンドを土台に、幅広い作曲を手掛けるコンポーザーYamato Kasai(G)、天使の歌声を持ち、トリリンガル(3ヶ国語)で作詞も担当するカナダ人ボーカリストmomocashew(モモカシュー)(Vo)、高度なテクニックでMili の音楽を支える実力派プレイヤーYukihito Mitomo(B)、Shoto Yoshida(Dr)、Mili の世界観を視覚的に表現するクリエイターAme Yamaguchi(Stylist, Art Director,Designer)、Ao Fujimori(Illustrator, Animator)の6 名からなる世界基準の音楽制作集団。
「世界」と言っても、日本のアニメやマンガとも親和性が高そうな音楽で意外と聴きやすいと思いますよ。
MiliコンポーザーのYamato Kasaiさんも今回のコラボについてコメントを発表しています。
ブロックチェーンを用いた独自通貨CLAPでもたらすのは、濁さずに表現するならば、ファンへの還元に重きを置き、そしてアーティストへの消費をより促すものです。 この説明ではあまりにビジネスライクに聞こえるでしょうけれど、健全な形でのギブアンドテイクなモデルをより進化させたものだと思っています。 馴染み深い言い方に変えれば、このシステムはスマホを用いたポイントカードの様なものであり、いつも通りMiliのアルバムやライブ、グッズを購入したり、それにとどまらずCLAPと提携している場所・商品からCLAPは付与され、貯まったらMiliのCLAP限定グッズを貰ってしまおうという事です。 CLAPというものは、アーティストとそれを支えるファンの関係をより強い繋がりで保つツールであり、ファンと僕らがよりよい音楽ライフを行う為にも、この新しい試みをMiliとしても拡げて行きたいと思っています。
いやホントその通り!
CLAPが増えて、使われると何が良いのか?
ぼくがCLAPを応援しているのは、CLAPが世の中で定着すると全てのアーティスト/クリエイターにとって「得」だからです。
CLAPは今現在、円との交換や相場がありません。
仮想通貨に投機的に熱狂している人たちからすると物足りないかもしれませんが、CLAPは今現在「音楽好き・アート好きみんなの共通のポイント」です。
言うなれば、「(楽天やAmazonのような)モールをこの現実社会に音楽好きみんなで作っちゃおうぜ!」というイメージでぼくは捉えています。
当然、その経済圏に参加しているとメリットがあります。
共通ポイントですから、「お、今月CLAP余ってるからなんか買ってみよ」なんて行動も想定されますよね。
それはユーザーにもクリエイターにもお得です。
また、ぼくもイチ作りてとして思うのですが、自分の楽曲を円で買ってもらうのとCLAPで買ってもらうのは意味が違うと感じています。
なぜならCLAPは真のエンタメ好きしかもらえない仮想通貨であり、CLAPを使う人は、言うなれば音楽のヘビーユーザーであることが想定されるからです。
当然、ぼくらアーティストを熱心に応援してくれる可能性が高まりますよね?
音楽文化に貢献した人がCLAPを多くもらえる仕組みですから、CLAPを持っていることはユーザーとしての誇りとして捉えられうようになるでしょう。
余談ですが、最近こんな取り組みに注目しています。
本厚木で始まった「ベーシックインカムハウス」
これもある意味クリエイターグッドな世界で、夢や目標を持っている人を応援しよう!というプロジェクトです。
そしてベーシックインカムは遅かれ早かれ、世に浸透していくでしょう。
ぼくは未来のクリエイターはベーシックインカムで生活費をまかない、CLAPで活動費を賄うのではないか?と妄想しています。
円=生活と離れた価値観で音楽やアートが評価され、生活そのものは脅かせる心配がない。
ちょっとユートピアすぎる妄想かもしれませんが、あながち…とも思ってます。
なにはともあれ今後のCLAPの発展が楽しみです!
みなさんもぜひ注目しておいて下さい。
⇒CLAPとは?