「働かないで音楽に集中して良いよ!」

 

夢を持って頑張っているバンドマンのみなさんは、音楽だけに集中できる環境が無条件に与えられるとしたらどうですか?

バイトで忙殺された時間を作曲やライブなどの創作活動に思う存分使うことができる生活。

そここそ夢みたいな話ですよね?

 

なんと!

 

そんな夢みたいな話が実際に登場しちゃったのです!

SNSでにわかに話題になっていた「ベーシックインカム」ってご存知でしょうか?

 

え?ちょっとビックリでしょう?

 

そもそもベーシックインカムとは最低限生きるために必要なお金を無条件で配布しよういう政策のこと

これをなんと一個人でやっちゃおうという人が現れたんです。

 

世間の注目度も高いらしく、仲良くさせてもらっているブロガーのA1理論さんが取り上げたところ、なんとFacebookで7000以上もシェア

すごい…。

関連記事:ついに神奈川県厚木の『ベーシックインカムハウス』が入居者募集開始!日本社会はこのまま『キャズム超え』に向かうか!?

 

そしてこの度、A1理論さんがベーシックインカムの現場を取材に行くことになったので、ぼくもお共してきました!

いや~、かなり贅沢な暮らしができそうでしたよw

 

ぼく自身、すっとフリーターをしながらバンドマンをやってきた身です。

ベーシックインカムハウスみたいなことを何度妄想したことか…。

 

この話はバンドマンのみならず、多くのクリエイターやアーティストにとっての希望です。

ぜひ知っておいてください。

 

発起人「カイリュー木村」さんに聞く。ベーシックインカムハウスを作った理由

ベーシックインカムハウスを作ったのは、カイリュー木村さんという方。(カイリューw)

そもそもなんでこんな数奇なこと始めたのでしょうか?w

ズバリ聞いてみました!

星川
この度はお忙しいところありがとうございます! バンドマンとしてベーシックインカムハウスはめちゃくちゃ気になってたので楽しみにしてました!

カイリュー木村
こちらこそ遠いところありがとうございます!何でも聞いちゃってください!

星川
まずはやっぱり「理由」についてです。なぜベーシックインカムハウスをやろうと思ったのでしょうか?

カイリュー木村
ぼくの友人で役者をやっている人がいたんですね。その人が役者を辞めるという話を聞いて。なんで辞めるかを聞いてみると「役者としての自分を売り込む時間がない」というのがあるそうで

 

星川
あ~、わかりますね。ぼくもバイトやってた時はバンドとバイトの両立はつらかったです。

カイリュー木村
そうなんですよね…。労働があるとどうしても創作意欲とか体力って削られますよね?でも、友人の演技を見るとけっこう完成度が高いんですよ。ぼくは辞めるのはもったいないな~と思いました。その時に「忙しいせいで自分の才能を発揮できない人たちから労働を取っ払ったらどうなるんだろう?」と思ったんです。!

星川
ふむふむ。そしたら才能が開花するのではないか?と。

カイリュー木村
まさに!ぼく自身はクリエイターさんとかアーティストさんとはまったく逆で、仕事してお金を稼ぐ才能しかないんですね。絵を描いたり、歌を作ったりとか人生でまったくやってこなかった。だからこそ、そういった才能がある人が花開く瞬間を見てみたい!とも思いました。

 

星川
いや~、お金稼げる人尊敬しますけどねw

 

ベーシックインカムハウスを作るのにかかるお金

星川
しかし、実際に行動に移しちゃうのが凄いですねぇ。いくらカイリューさんがお金持ちと言っても、ベーシックインカムハウスはそれなりにお金がかかるんじゃないですか?

カイリュー木村
もちろん、少なくない費用がかかりますよ。でも、数百万ぐらいですね。例えば何千万だしてスポーツカー買う人もいるわけじゃないですか?比べるとそれほど大きな額ではないと思っています。

星川
かなりスケールが大きい話ですがわかりますw結局、ビジネスでやってるわけじゃないですもんね。ベーシックインカムハウスの物件自体もカイリューさんのもちもの?

カイリュー木村
そうです。娯楽としてはかなりコスパよいですよw 「物件持ってなきゃ無理じゃん!」と思うかもしれませんが、世間では空き家が増え続けています。実は結構再現性の高い遊びだとも思いますね。

 

星川
ぼくはベーシックインカムハウスが社会的にも意義深いなぁと思うんです。遊休資産の活用法という意味でもそうですが、例えば、これから入居した人がクリエイターとして成功して年収500万円になったとする。するとカイリューさんの懐からは数百万円が消費されてますが、社会全体でみると富が増えてますよね?

カイリュー木村
なるほど。そうゆう可能性もありますね。

星川
だからベーシックインカムハウスは娯楽でもあり、社会企業でもあると。いや~、意義深いwすばらしいです。

カイリュー木村
ありがとうございますw

 

 

モノよりコト消費。ミレニアム世代のミニマリズム

星川
カイリューさんは20代でお若いですよね?さっきの話とも通じるですが、お金があるならベーシックインカムハウスじゃなくて他に欲しいモノは無いんですか?

カイリュー木村
それが無いんですよ…!あんまりモノに興味ないんですよねぇ…。

星川
今の時代、若い人がモノを買わなくなったなんてよく言われますよね。カイリューさん自身、また近くの仲間もそうですか?

カイリュー木村

うん。やっぱりモノ買わない人多いと思いますよ。

 

星川
あ~、やっぱりそうなんですね。ふと思ったのですがベーシックインカムハウスって昔の「書生制度」に近いなと。

カイリュー木村
ふむふむ。

星川
成功した人が未来ある若者を自宅に住まわせるのが書生。書生があった時代ってやっぱり現代のようにモノ消費が少なったのではないかと思うんです。そもそもモノが少なかった。

カイリュー木村
なるほどなるほど。

 

星川
で、モノがあふれかえった現代ではモノの価値が相対的にさがり、やはりモノ消費が減った。つまりベーシックインカムハウスは古き良き書生制度の現代版ではないかと!

カイリュー木村
なるほど!それは面白い見方ですね!

星川
ベーシックインカムハウスが興味深いのは、社会保障や経済、芸術といった色んな切り口で語れるところだと思います。A1理論さんの記事がバズったことを考えても思ったより世間の注目度が高い。まさか日本で個人が先駆けてやるとは…!カイリューさん、超期待されてますよ!w

カイリュー木村

いや~、まさかですね!wぼくは楽しくやります!

 

星川
そもそもカイリューさんが「ベーシックインカム」という言葉を知ったのはいつ頃だったんですか?

カイリュー木村
それが最近なんですよ。

星川
え!?じゃあ、ベーシックインカムという言葉を知らずしてベーシックインカムのコンセプトにたどり着いたと!?

カイリュー木村
そうゆうことになりますねw

 

星川
へ~!ぼくはそのことに何か「時代の流れ」を感じざるを得ません。自然発生的にベーシックインカムハウスが生まれたというのはとても興味深いですね!

 

どうすればベーシックインカムハウスに入居できるのか?

星川
今現在、ベーシックインカムハウスの入居募集は打ち切っているそうですが、どんな人に入居してほしいですか?

カイリュー木村
ん~、やっぱり自分のクリエイティブな部分を発揮したい!才能を爆発させたい!って人ですね。そもそもそうゆう人たちの成長を見たいとおもって始めたのでw

星川
ですよね!w他には何かありますか?

カイリュー木村

あとはやっぱり「発信」をしてほしいです。

 

星川
それはバンドマンブロガーのぼくとしては激しく同意です。クリエイターである入居者にとっても必須項目ですし、シェアハウスというコミュニティとしても見ても必要なことだと思います。

カイリュー木村
やっぱり発信するのって大事ですか?

星川
大事!特にこういった少人数のコミュニティだと風通しの良い雰囲気が大事です。「働かなくてよい」という環境で一番懸念されるのが「怠惰」じゃないですか?発信することによって第三者の目が意識され、幾分そのリスクが軽減されると思います。外に向かって入居者がたくさん発信をして、ベーシックインカムに遊びに来る人が増えると良いと思いますよ!

カイリュー木村
なるほど!参考になります!

 

チャンスはそこら中にある!どんどん自分の作品を世に送り出そう!

そんなわけで、まだ開始前のベーシックインカムにお邪魔してカイリュー木村さんとお話してきました。

話す中で強く感じたのが、やはり「発信力」の重要性について。

 

あらゆるクリエイターにとって福音となるベーシックインカムですが、おそらく日本で政策になるのはまだ先でしょう。

前段階として、カイリュー木村さんのような個人や企業が近いことを実施するはずです。

ですから、その情報を知っているかどうかがクリエイターの死活問題として浮かび上がってきます。

いわゆる「情報格差」の問題です。

 

情報を得るために必要なのが、自ら情報を発信すること。

アーティストやクリエイターなら、自分の作品をどんどん世に発表することです。

手前みそですが、この「バン活!」を見て、ぼくのツイッターをフォローしているミュージシャンだったら、今回のベーシックインカムハウスの情報をゲットできたわけです。

誰でも応募できる大チャンスですが、知らなければもそれも無理ですよね。

 

ぼくはバンドマンの情報格差を解決したくてこの「バン活!」をやっています。

その意味でもベーシックインカムハウスの存在をみなさんにお伝えしたかったんですね。

 

カイリューさんのベーシックインカムハウスは応募を打ち切っていますが、この事例が波紋を呼び全国でベーシックインカムハウスが誕生する日も近いかもしれません。

だからバンドマンもどんどん情報発信してチャンスをつかんで欲しい。

 

さて、今後のベーシックインカムハウスですが一両日中に入居者が決まるそうです。

楽しみですね!

 

ぼくもせっかく関わることができたので、今後もちょくちょく遊びに行かせてもらおうと思います。

カイリューさんや入居者の方々のサポートになるようなことがあれば、できる限り力になりますよ~!

ご期待くださ~い。

 

以上「ベーシックインカムを取材!アーティストがモノづくりに集中できる家を目指す!」という話題でした。

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