バンドマンにおすすめの飲み物!喉に良い飲み物やステージドリンクのマナーも紹介

「ライブの前、みんなどんな飲み物を選んでるんだろう?」
初めてのライブ、もしくは初めてのハコでの演奏。
そんなとき、楽屋に入る手前でコンビニに寄り、「何を買えばいいんだ?」と悩んだ経験、きっとバンドマンなら誰しも一度はあるはずです。
この記事では、10年以上バンド活動を続けた筆者が、
- ライブ前におすすめの喉に良い飲み物
- ライブ中、ステージに持ち込むステージドリンクの選び方とマナー
- 差し入れに嬉しい・困る飲み物
まで、実体験に基づいて具体的に紹介します。
これからライブに挑むあなたが、少しでも安心して本番に臨めるように。
一緒に“いい一本”を見つけていきましょう。
ライブ前におすすめ。喉に良い飲み物
基本的には常温の水がおすすめ

喉に良い飲み物として代表的なのが、
- 常温の水
- はちみつ入りの白湯
などです。
ただ、ライブ前というと白湯やはちみつ入り飲料は調達が難しいですよね。
対して、常温の水はほとんどのコンビニで取扱があるはずです。
もし喉に良いオリジナルドリンクを自宅から持ってきたいなら、夏場に痛むのも予防するためにも水筒・携帯マグを利用しましょう。
NGの飲み物とその理由
- 冷たすぎる水:喉が締まって、発声に影響する
- 炭酸飲料:ゲップが出やすく、お腹が張って苦しい
- カフェイン飲料:利尿作用で喉が乾きやすくなる
特にカフェインは飲みすぎるとめまいを起こすこともあるので要注意。
おおよそライブの3時間前になったら、できるだけ常温の水を摂取するようにしましょう。
ステージドリンクにおすすめの飲み物とマナー
OK:ペットボトルの水

ここでもやはり「水」になります。
以下のNG項目を考えると、やはり水がベターです。
NG:フタがない容器 & 糖分のある飲み物
ステージドリンクはそもそもこぼさないように、フタ付きの容器にするのがマナー。
フタ付きでも落として割れないようにガラス瓶ではなくペットボトルにします。
さらに糖分のある飲み物もできれば避けるべき。
誤って機材に付着した際にベトついてより掃除が大変になるからです。
そうなると、たとえペットボトルでもスポーツドリンクや清涼飲料水はNGになります。
無糖の紅茶なら良さそうですが、カフェインの利尿作用で集中力の妨げになることも。
よって、やはり「ペットボトルの水」が最も良い選択肢になります。
どこでも買えるものですが、節約するならオンラインでまとめ買いするのもアリ。(ラベルレスで便利)
ライブの差し入れにおすすめの飲み物
OK:エナジードリンク
バンドマンとして差し入れに嬉しいのは、第一にかさばらい(持って帰りやすい)ことかなと思います。
その意味では小さめのエナジードリンクが便利で、また「労い」の意味も込めやすいので差し入れにはベターかと思います。
ライブ後なら、カフェインや炭酸を気にする必要はありません。
「エナジードリンクを飲んでいざ、打ち上げへ!」
そんな勢いが出て良いかもしれません(笑)
NG:アルコール
たいていのライブハウスでは終演後にそこで打ち上げ(通称:ハコ打ち)があります。
ハコ打ちでは、当然そのライブハウスのドリンクを注文するのがマナー。
持ち込みドリンクはNGです。
そうなると、差し入れで頂いたアルコールもお預け状態に。
もちろん、バンドマン本人としてはめちゃくちゃ嬉しい人が多いです(笑)
もしアルコール類を差し入れしたいなら、
メンバー・スタッフみなさんでお持ち帰り下さい
と一言添えるとスマートかもしれません。
バンドマン自身も、ライブハウスのスタッフとシェアすると人間関係がスムーズになります(笑)
まとめ
飲み物って、つい軽く見られがちですが、実はライブのクオリティや快適さを支える「縁の下の力持ち」。
自分の声と体を大切にすることが、お客さんに音楽を届ける第一歩です。
そして差し入れも、ちょっと気を利かせた選び方ができれば、それだけでメンバーの印象に残ります。
ぜひあなたも、次のライブでは「飲み物」に少しだけこだわってみてください。
きっと、いつもよりいい演奏ができるはずです。