バンドマンというと、どうしてもネガティブなイメージがつきまとっています。
- 貧乏!
- チャラい!
- 将来性なし!
まぁ、半分あたりなんですけど(笑)、それでも10年間バンド活動を続けてきて得たものも確実にあるな~と思うのです。
そんなポジティブな話を!
①仲間ができた!
まずやっぱり一番大きかったのが、バンドを通じてできた仲間のことです。
2017年の6月にバンドが活動休止して、今はバンドマンお休み中なんですが、いや~!やっぱり痛感しますね!
俺、バンド仲間しか友達いねぇな!?
なまじ在宅フリーランスっていうのもあるんですが、ホントに友達がいない…。
もし今こうやってブログやってなかったらもっと人のつながりがなかったでしょうね。
おそろしや。
バンドマン休止中の今でもバンド仲間に誘われてこの夏は地方遠征に付き添いしたりしました。
⇒友達のLANPAZIEのライブツアーに同行!|星川崇(ほしかわそう)|note
「かけがえのない」とはこのこと。
音楽は人間性を色濃く反映しますから、そこでつながれた友達とは良い付き合いができるのでしょうね。
②経済を学べた!
バンドを通じて世の中を知れたっていうのはあると思います。
前バンドRundabanSpoilerPartyでCDを自主レーベルからリリースすることになったんですよ。
その時痛感したのが、「商品というのは如何に店舗での展開が大事か」ということ。
CDを背表紙を見せて並べるか、それともジャケットを大きく見せるように並べるか。
視聴機に入るか、平台に並べるか。
ポップが出ているか、コメントが入っているか…。
それらでリアルに売れ行きが変わってくるんです。
タワレコのスタッフさんに営業かけたりして結構がんばりましたが、自主レーベルの初めてのリリースでは限界があり、売り上げはイマイチでした(笑)
当時、スーパーの青果店でバイトをしていたのですが、自分の仕事が如何に農家さんに影響を与えているかが、自分がモノづくりの側に回って初めて分かった気がします。
日々の陳列や加工、鮮度チェックのクオリティで売り上げが変わり、それが来年の農家さんの出荷量を決めるわけですからね。
意外と(←失礼)重要な仕事だったんだな!と。
そのリアルな体験は今でも役立っている気がしますね。
③ウェブマーケティングを学べた!
で、CDリリースとCDショップで突き抜けるのが難しかったぼくが次に頑張ったのがウェブだったのです。
中学の時、祖父にPCを買ってもらって以来、ウェブとかは好きで、バンドのモームページとか色々やってました。
それを本格的にがんばりだしたのです。
何を隠そう、バンドのウェブマーケティングの派生でやりだしたのがこのブログなんですよ。
それが今や重要な生計になっているんですから、人生わからんもんです。
(しかし、そのマーケティング能力が上がった矢先に、バンドマン休止とは皮肉ですよね(笑))
バンドをやって音楽を発表していると、SNSやブログ、ホームページ、そして音源など自然と「資産」が増えていきます。
それらはお金にすることもできるし、お金にならなくても「影響力」や「発信力」といった形でメンバーの人生に寄与してくれます。
「プロとかアマチュアだとか言ってないで、一生懸命に音楽活動をやるとメリットがある」でも書きましたが、今後、音楽活動をするメリットはどんどん上がっていくと個人的には考えていますね。
④演奏がうまくなった!
そりゃ、10年やれば昔よりはね(笑)
演奏がうまくなると、バンドが楽しくなるだけでなく、音楽を聴くのも楽しくなりますよ。
「お~、この曲ってこんなすごいテクニックだったんだ!」
「このバンド一見ヘタそうだけど、実はすごいじゃん!」
そんな感動を味わうことができます。
あとは同世代のバンドマンだと講師とかをやりだした人もいますねぇ。
楽器演奏は意外とつぶしのきくスキルで良いなぁと今になって思います。
ストリートアカデミーで週末ギター講師をしたり、BASEで教材を売っても良いでしょうねぇ。
今は「スキルの運用」が簡単にできる良い時代です。
バンドをはじめよう!
何事もそうですが、まじめにやっていると良いことがありますね!(笑)
音楽をはじめるのは今からでも、いつからでも遅くはありません。
ぜひ「音楽を始めるたい!おすすめの楽器や方法などまとめ」などの記事も参考にしてもらって音楽を始めてみて下さい!