「歌手になりたい!」
このブログをお読みの方はそんな希望をもっている人も多いと思います。
そんな人にとって有力な手がかりになるのがオーディションです。
大手メジャーレーベルが主催しているものや、インディーズレーベルやテレビ、ライブハウスが主催しているものなど様々ですが、オーディションは最終的に受からなくても目に見える実績が残せるというメリットがありますよね。
挑戦を考えている人も多いと思います。
で…そのオーディションに受かるコツってあるんでしょうか?
今回、縁あってテレビ出演まで果たしたヴォーカリストの方に「オーディションを受かるコツ」を聞く機会があったのでご紹介します。
今すぐ実行できるメソッドもありますのでご参考に!
クリックできる目次
ヴォーカリストMannieさんに話を聞いてきた
今回お話をお伺いできたのはMannieさんというヴォーカリスト。
音楽の専門学校を卒業後、その道を志し、現在はアーティスト活動とヴォーカル講師を軸にモデル活動などもやられているそうです。
彼女のオーディション実績は以下の通り。
- 日テレ「歌唱王」/2015準々決勝出場
- DAM★とも祭り/2015出場
- アニメロサマー/2015出場
- KWC2016/東京大会出場
- 日テレ「歌唱王」/2016準々決勝出場
- TBS「Momm!!」/出演
実際の映像がこちら。
おぉ!うまい!
(月並みですみませんw)
グランプリまではとれなかったものの、こういった出演がきっかけでプロのレコーディング現場などで仕事をもらえるようになったそうです。
そんな数々のオーディションに挑戦し実績を挙げ、プロのボーカリストとして活躍するMannieさんが教える「オーディション合格のコツ」とは!?
それでは、Mannieさん、よろしくお願いします
こちらこそ、よろしくお願いします!
経験者は語る…オーディションに合格するとコツとは?
いきなりなんですが、ズバリ「合格のコツ」を聞いても良いですか?
はい!私の経験からすると「なりきる」ことが大切だと思います!
ほぉ…「なりきる」とはなんでしょう?
私、実はすごいあがり症なんですよ…。オーディションなんて1週間前から心臓がバクバクしてます(笑)
なので、その場に立ったら「歌手Mannie」という別人のスイッチを入れないと無理なんです。
それはつまり歌手としてのキャラクターづくりとか、役作りとかそうゆうことですか?
はい!そうですね。
なるほどなるほど。ではその役作りのために普段から心がけていることはありますか?
私は普段、外に出るときは必ずメイク、ファッションは完璧にして外出します。いつ誰が見ているかもわかりませんし。
いつでも「見られている」意識が大切だと思うからです。
へー!サッカーのキングカズみたいですね(笑)やはり、普段から意識していないとオーディションでも「なりきる」のは難しいですか?
そうですね…。やはり、なんの下準備・努力もなしに当日だけ良いカッコはできないものです。
いつでもスイッチが入れれるように、普段から習慣づけることが大切だと思います。
オーディションにおける曲選びのコツ
Mannieさんはヴォーカリストということで、オーディションは歌唱審査がほとんどだと思います。
その時、重要になってくるのが自分が歌う曲選びだと思うのですが、どういった歌を選ぶと合格につながりやすいのでしょうか?
私は「好きな歌」を選ぶのが良いと思っています。
例えば歌唱力をアピールしたいからMisiaを選ぶ、とかじゃなくて良いんですか?
ん~、もちろん完璧に歌えるならそれでも良いと思います。でも歌唱力をアピールしたいから別に好きでもない難しい歌を選ぶ必要はないと思います。
それはなぜでしょう?
やっぱり歌って「伝えるもの」だと思うんですね。譜面通り歌うだけならあなたでなくても良いわけです。その歌に対する思い入れや解釈が「表現」となって現れますから、オーディションではそれをアピールするように心がけています。
なるほど~!やっぱりプロたるもの人を感動させてナンボですもんねぇ。
その通りです!ですから、単に難しい曲より大好きな曲がおすすめです!
ちなみに歌唱審査以外だと、どんな審査がありましたか?
自己PRを1分でしゃべる、その他の特技を披露するなどがありました。簡潔にしゃべるのが良いですが、与えられた時間一杯に使うのがベストです。そういった課題では短すぎても長すぎても良くないので、日ごろから「1分用」「3分用」など練習しておくと良いですよ。
あぁ、やっぱり延々とダラダラ喋れるわけじゃないんですね。審査員にも時間がある。
その他、特技がある人はアピールのチャンスでもあるので、ダンスや演技などはもちろん、例えば手芸などが得意な方は作品を持参していくのも手だと思います!
審査員からはどんな質問があるんですか?
本当に人によりますが「目指したキッカケ」「経歴」「好きなアーティスト」など、音楽に関するものもあれば、受験の時にあるような「部活はやっていたか?」「長く続けていることはあるか?」「長所と短所」などの質問もあります。
何を聞かれても、焦らず自分のペースでちゃんと伝えれば大丈夫です!
うんうん、ウソが一番よくないんですね!
これからビジネスパートナーになる人たちなワケだし。
オーディション合格のためにやっている歌の練習
肝心の歌の部分もお伺いしたいのですが、ボーカル講師もやっているMannieさんは普段、どんな練習をしているのですか?
日常的に行っているのは、
・ストレッチ
・ロングブレス
・歌唱練習
の3つですね。
それぞれ具体的にどんな風に練習するんですか?
ストレッチはクラシックとか、ヒーリングミュージックをかけながらとにかくリラックスしながら行います。ストレッチ自体はごくごく一般的なものですね。
ロングブレスは腹式呼吸を意識するためと肺活量を鍛えるために、時間を図りながらやりますね。でもあくまで無理のないようにです。
最後に歌唱ですが、これは好きな歌を歌っています。好きな曲を好きなように。例えばJ-popの曲を演歌歌手になりきったりして(笑)
なるほど、なるほど。なんか楽しそうw
もう少し詳しく解説してもらうにはやはりMannieさんのレッスンを受けたほうが良いですか?(笑)
そうですね!お待ちしています(笑)
オーディション用の書類はどう書くの?
最後にオーディションに送付する書類についても伺いたいと思います。書類を書くにあたって気をつけていることはありますか?
自己PRの欄は特に熱が入りやすく、つい沢山書いてしまいがちですが、簡潔に"ドカン!"とくるようなワードを使って書くのが良いと思います。
ふむふむキャッチフレーズですね…やはり自己ブランディングが大事ですなぁ。
あとは読みやすい字は大事ですね!丁寧に見やすく大きな字で。
写真はどうでしょうか?プリクラやらスマホアプリやらある中でどのような写真がよいのでしょうか?
SNSが主流になってからはプリクラOKなところもあるみたいですが、やはり基本的には「写真」ですね!カメラマンに頼んでスタジオで撮影するのも良いですし、ケータイ写メでも大丈夫です。バストアップと全身の2枚は必ずいるので、自撮りはキツイですね。出来れば家族や友達など気心知れた方に頼むとしぜんな笑顔でとれるかなと思います。私はいつも母に撮ってもらっていますよ!キメ顔するときは少し照れますが(笑)
なるほど、なるほど~!自然な笑顔がひとつのポイントですね!
長々とありがとうございました!これからオーディションを目指す方には貴重な情報になったと思います!
いえいえ、こちらこそありがとうございました!
さてさて、簡単にまとめると今回聞けたオーディション合格のコツは
- 「なりきる」こと!
- 好きな歌を選ぶこと!
- 簡潔に時間内にインパクトのあるアピールをする
- 書類も簡潔にキャッチ-なフレーズ
- 宣材写真はプリクラより、なるべくちゃんとした写真
といったところでしょうか。
ぜひ参考にしてみて下さい!
ワタシの経験を伝えたい!Mannieが音楽レーベルを設立!
そんなMannieさんは自身の経験を後輩に伝えるべく、なんと音楽レーベルを設立したそうです!
女性ヴォーカル限定のレーベルで、アーティスト目線にたった運営を展開していくそうです。
何より代表がアーティスト本人ですからね。
これまでMannieさんが培ってきた歌唱力や業界を生き抜く知恵をシェアしたいという思いがカタチになったのがこのレーベルです。
随時、オーディションを実施してアーティストを募集していますよ。
でも、「オーディション」とか「音楽レーベル」とかっていうワードを聞くと思いますよね?
怪しい…(ー_ー;)って。
うん、ぼくもバンドマンですからその気持ち、わかります(笑)
なのでホントに怪しくないか、Mannieさんと共同代表の山崎さんに聞きました!
で、聞くとDiva-Mania-Recordsのウリはとにかくアーティストの負担が少ないことだそうです。
まずレーベルに所属する際に「所属料」や「契約料」「レッスン代」なるものは一切…!!!とりません。
業界の悪い風習なのですが、アーティストをお客さんにしたレーベル運営をしているとこは多いんですよね…。
Diva-Mania-Reordsは夢を追いかける人たちからお金をとらないとのことです。
そして、もう一つのメリットはMannieさんの歌唱レッスンを受けられるところ。
しかもこれも無料だそうです…。
ご紹介したとおり、ガチプロのMannieさんですからそれだけでも価値がありそうなもんです。
もちろん、レーベルですからホームページやグッズ作成など音楽活動の付帯業務を担ってくれます。
じゃあ、アーティストは金銭的負担は一切ないの?というとそうゆうことではありません。
アーティストには毎月のライブにノルマがあります。
でも、これがなかなか良心的な設定なんですよね。
ノルマは基本的に2,000円×10枚になるそうです。
つまり毎月20000円の金銭的負担がアーティストに発生する可能性がありますね。
もちろん、ノルマですから集客できればタダです。
そしてなんとノルマ達成後の11枚目以降はアーティストに100%バックだそうです!
これは大分ありがたい…!
ものは考えようですが、ヴォーカルレッスンを受けるだけでもそれなりにお金はかかります。
それが場合によってはタダかそれ以上で受けられるという仕組みですから、単純に良い話だと思いますね。
とは言え、うまい話にゃ裏がある…じゃないですが、ぼくなんかはココまで聞いても怪しんじゃう性格なんですよ!(笑)
(過去に痛い目にあったので…)
そこで、レーベル側が実際にどうやって儲けるのか?も聞きました。
お互いのメリットを把握してないと信頼できませんから。
レーベル側のビジネスモデルはグッズの販売とブログの広告収入だそうです。
アーティストのグッズを作成し、その利益をアーティストと折半します。
(レーベル側100%ではない)
そして、ユニークなのはアーティストにブログの更新を義務付けている(月4回以上)ところです。
これがなんで儲かるの?と思いますよね。
バンドマンブロガーのぼくから言わせると、これはなかなかセンスが良いなぁと思います。
ウェブサイトっていうのは資産なんですね。
例えば、あなたがDiva-Mania-Recrodsのオーディションに受かって、将来的にビッグアーティストになってメジャーデビューしたとする。
するとレーベルに残ったブログはあなたが駆け出しの頃に書いた貴重な文章となるわけです。
恒常的に読まれるでしょうから、これはとても価値がありますよ。
単純にミスチルの櫻井さんの20代の手記とかあったら読みたくないですか!?(笑)
このようにグッズ販売とブログをマネタイズポイントとしてレーベルを運営していくそうです。
いや~、ここまで聞いてやっとスッキリしました!(笑)
この仕組ならアーティストとレーベルがしっかりとタッグを組んで頑張れば、お互いにメリットがありそうです。
Diva-Mania-Recordsはオーディションを開催中!
そんなわけで、Mannieさんと一緒にがんばってみたい女性ボーカルの方はDiva-Mania-Recordsのオーディションを受けてみてはいかがでしょうか?
どんな人に応募してほしいか?と聞いてみたところ。
とにかく何よりやる気がある人!
とのことでした(笑)
現時点の歌唱力はもちろんあったほうが良いのですが、そこはさすがのMannieさんが徹底サポートしてくれるそうです。
オーディションに受かるコツは…。
もうお分かりですよね!
mannieさんのアドバイスを参考にして下さい。
最終的に人気や実力がついてきたら大きなチームに移籍するのも全然アリとのことでしたので、いわゆるインディーズレーベルだと思ってもらって大丈夫だと思います。
今の時代、セルフマネージメント・セルフプロデュースの時代と言います。
このブログでも、そういったことに必要な情報は積極的にシェアしてるんですが、なかなか全部をこなすのは難しいはずです。
任せられるところは任せる方が音楽制作に集中できるのは当たり前ですよね…。
一方で良心的な信頼できるサポート組織になかなか出会えないのも事実。
今回、Diva-Mania-Recordsのメリット・デメリットはきちんとご紹介できたと思います。
ぼくが色々と話を聞いた印象では、
- 漠然とライブを続けているけれど結果が出ない
- オーディションに挑戦しているけど受からない
- SNSとかウェブ関係が苦手
という方にメリットのあるレーベルだと思います。
もう一歩、音楽活動を進めたい!というやる気のある女性アーティストの方にはぜひ考えてほしい選択肢です。
興味ある方は公式ホームページをご覧ください!
熱意のある人待ってます!
ところで俺、まちがってねぇよな?