音楽サブスクのAmazon Music Unlimited

 

2019/9/18から高音質プランの「Amazon Music HD」が開始。

 

そして現在では料金プランが統合され、通常料金で高音質が楽しめるようになっています。

 

ただい本当に高音質(HD 、Ultra HD)を」楽しむには、再生機器(スマホやイヤホン)のスペックをチェックする必要があります。

 

関連記事Amazon Music Unlimitedの始め方、使い方をわかりやすく解説!初心者でも簡単に聴き放題できます

Amazon Musicにおける「HD」「Ultra HD」とは?

Amazon Music Unlimitedには通常音質に加えて、2種類の高音質音源が提供されています。

 

ひとつはCD並みの音質である「HD」。

さらにもうひとつは、CD以上の高音質でいわゆるハイレゾ音源である「Ultra HD」があります。

 

どの曲がどっちの音質で配信されているかを確認するには、実際に再生してみるとわかりますよ。

 

再生中のプレーヤー画面に「HD」または「Ultra HD」が表示されています。

amazon music hdのHDの表記
HDの表記
amazon music hdのultra HDの表記
Ultra HDの表記

 

ただ、サービスとしては高音質を配信するシステムなわけですが、そもそもレーベル(レコード会社)側がAmazon Music内に高音質の音源を提供していない場合があります。

その場合はもちろん高音質で再生できません。

 

数は少ないですが、まれに「SD」(つまり通常のストリーミング音質)と表記されている楽曲が見受けられますね。

amazon music hdのSDの表記
SDの表記

 

とはいえ、早々に高音質が主流になってくると思われます。

Amazon Music HDで配信している楽曲数

サービス開始当初、「HD音源で提供されている楽曲は7,500万曲以上」と宣伝されていました。

 

普通にメジャーレーベルからリリースされているヒット曲のほとんどはHDであるように見受けられました。(逆にいうとインディー、個人レーベルは対応が遅いと思われます)

 

特に海外のヒットメーカーは「Ultra HD」で提供されている楽曲もかなり多いです。

 

サービス開始当初は、Amazon Music HDのトップでは「Ultra HDで聞ける曲」が特集されていました。

Ultra HD特集

 

続いて高音質を再生する方法をご紹介します。

 

実はただサービスの利用をスタートしただけでは、高音質の醍醐味を堪能できません。

お手持ちのスマホやイヤホン、または外部危機を確認する必要があります。

 

Amazon Music HDで高音質(ハイレゾ音源)を再生する方法。高音質に対応したアイテムが必要です

HD音質の再生に必要なモノ① 2014年以降に発売されたスマホ

音楽ストリーミングサービスはスマホで利用する方がほとんどだと思います。

HD音源を再生できるスマホは、2014以降に発売されたスマホです。(iPhoneもandroidも)

 

逆に言うとそれ以前に発売されたスマホをお使いの方は高音質で再生できない可能性があります。

対応の有無を調べるには、お使いのスマホが「最大24ビット/48kHzの再生」をサポートしているかどうかを調べてみて下さい。

 

おそらくほとんどの方は対応していると思います。(後述しますが「Ultra HD」を再生する場合は、ほとんどの場合で追加アイテムが必要です)

 

HD音質の必要なモノ② HDに対応したイヤホン・ヘッドフォン・スピーカー

続いてイヤホンやスピーカーの再生周波数帯域をチェックします。

 

再生周波数帯域とは音の広さを表す数値です。

小さい数字が低い音で、大きい数字が高い音を意味しています。

 

HDで再生する場合は、再生周波数帯域が「20Hz~20kHz以上」のモノが必要です。

コレもおおむねほとんどの方が対応していると思います。

 

再生周波数帯域は価格ドットコムのイヤホン・ヘッドホンカテゴリーでお持ちの商品を検索してスペックの欄を見ると確認できると思います。

→価格ドットコム|イヤホン・ヘッドホン

 

ちなみにAmazon Music HDの再生画面に表示される「HD」または「Ultra HD」をタップすると、

  1. 楽曲の最大音質
  2. 端末の性能
  3. 再生中の音質

が表示されます。

amazon music hdでスペックをチェックする
↑楽曲はUltra HDに対応しているが再生されているのはHDという意味

 

無料体験で利用できますので、スマホのスペックについてはアレコレ調べるよりAmazon Music Unlimited内でチェックするのが話が早いかもしれません。

 

Ultra HD(ハイレゾ)で再生するにはさらに外部アイテムが必要

さてHDにおいては、ほとんど普通のスマホとイヤホンで楽しめますが「Ultra HD」となるとハイレゾに対応した機器が必要になります。

 

まずスマホそのものがハイレゾに対応していない場合はヘッドフォンアンプというアイテムを接続します。

例えばこのような商品↓です。(最新のXperiaやGalaxyではハイレゾ対応している端末も多いです。その場合ヘッドフォンアンプは必要なし)

 

さらにハイレゾ対応のイヤホンが必要です。

対応のイヤホンにはハイレゾマークが表記されていますので簡単に見つかると思います。

例えばこのような商品↓です。

 

Amazon Music Unlimitedはパソコンやタブレットからも使えますので、それぞれハイレゾ環境にすることでUltra HDを再生できるようになります。

「パソコンでハイレゾを聞きたい!」という方は少ないと思いますので、ここでは説明を割愛します。(むしろそのぐらいのレベルの人に解説は必要ないと思うので)

 

ハイレゾについてもっと知りたい方はこちらの記事などを参考にしみてください。

参考記事ハイレゾとは?|ソニー

 

Amazon Music HDとSpotifyとLINE MUSICを聴き比べてみた(通常のスマホ環境下)

実際にHD音質を聞いてみました!

 

再生環境は、

  • スマホ⇒HUAWEI P10
  • イヤホン⇒Anker Soundbuds silm

というどちらも格安で(音楽的には)貧弱な装備(笑)

 

ぼくは仕事の都合上、Amazon MusicとSpotify、LINE MUSICの3つを併用しています。

3つを併用中…

 

そこで新たにAmazon Music HDにグレードアップして、それぞれを聴き比べてみました!

結果は正直、かなり微小な違いでした…。

 

特にイヤホンの実力が低い場合、その音質を聞き分けるのは相当難しいと思います。

まして普段スマホで音楽を聴くのは都会の喧騒の中だったりしますよね。

 

そうなると、コレまたわかりにくくなると思います。

もちろん、もっと良いイヤホンを使っている方やUltra HDの場合はかなり音質に差を感じられると思います。

 

「腰を据えて、じっくり高音質を楽しみたい!」という方に最高のサービスだと思います。

なんせ聞き放題ですから、世界中の楽曲を浴びるほど聴くことができるわけです。

 

むしろオーディオマニアにとっては、待ちに待ったサービスと言えるかもしれませんね。

 

無料体験もしっかり用意されているので、気軽に試してみてください。