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万能が求められる時代に個性的なアーティストは疲れている…『なぜアーティストは生きづらいのか?』を読んで

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どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。

 

なぜアーティストは生きづらいのか?』という本が良書だったのでご紹介します。

 

この本は自閉症など「発達障害とアーティスト」にスポットをあて、特に音楽業界の中でどのように個性を生かした環境づくりとをすべきかを明瞭に解説した本です。

ご存知の通り、アーティストは個性的な人が多く、自身の発達障害を告白するアーティストも多いです。

 

故に例としてわかりやすいので、音楽に興味がない方でも「自閉症スぺトラム」「ADHD」などが身近な悩みとしてある方はぜひ読んでほしい内容です。

 

さて、本書の中で特に興味深かったのは「万能タイプが求められる時代」という部分。

 

「個人の時代!」

「自立した音楽活動!」

 

そんなことが言われて久しいですが、それが必ずしもアーティストにとって追い風になていない現状があります。

 

個性に関する4つのタイプ

本書では人間の個性の4つのタイプに分けて解説しています。

  1. 万能タイプ
  2. 自己愛タイプ
  3. ADHDタイプ
  4. 自閉症スペトクラムタイプ

と分類されています。

 

万能タイプはなんでもそつなくこなすタイプ。

今の社会で最も求められ、理想としてあがめられているタイプです。

ただこうゆう人ほど鬱に陥りやすいという現状があるそうです。

 

自己愛タイプとは人から「賞賛されたい」という欲求を強く持つタイプ。

承認欲求が爆発的なエネルギーを生む一方で、他人に対する共感性が低いという特徴ももちます。

 

ADHDタイプはとにかくそそっかしいタイプ。

自閉症スペトクラムタイプは自分の興味関心に貪欲なタイプです。

 

ここで興味深いのが「今、世の中では万能タイプが求められている」という点。

それは音楽の世界でも例外ではありません。

音楽業界で考えてみると、最近はアーティストに求められることがすごく増えています。

特にSNS。

例えばFacebookやTwitterなどを駆使しなければならないけど、几帳面じゃないと更新はできない。

社交的であったほうが良いし、仲間は大切にしないといけない。

人柄や発言も共感を得ていかないと、売れないぞ、と言われたりする、など。

『なぜアーティストは生きづらいのか?』より引用

 

たしかにテクノロジーは前時代より「自由な音楽活動」を可能にしています。

事務所にもレーベルにも所属せずに完全に個人の自営業として音楽で生計を立てている人も多くなっていました。

 

一方で旧来の音楽ビジネスが難しくなったことで、メジャーレーベルがアーティストを包括する力は弱体化しています。

これではサポートを必要とするタイプのアーティストが活動休止を余儀なくされる現状があろうことも想像に難しくありません。

 

ぼくなんかはこうやってブログ活動をやりながら、バンド活動をやっているので多分「万能タイプ」だと思うんですね。

でもやっぱり実感レベルで、みんながみんなできるものではないな~って思います。

 

ことネット上のツールって「継続力」が大事なんです。

だから向いてないことをすると結果が出ないうえに楽しくなく時間だけが奪われるんですよね…。

 

必要なのは音楽活動の断捨離!

ロックバンドの人気ツイッターアカウントはやはりパブリックイメージを先行するヴォーカルが務めていることが多いですよね。

でも、みんながみんな必ずしもそうじゃないのでは前述したとおり。

 

ツイッターに限らず今ネット上のツールはホントに多いです。

でもちゃんと結果が出るかはやはり「個性」による。

 

だから必要なのはむしろ「やらない」ことをハッキリさせること。

バンドであれば、本来なら一番目立つフロントマンがガンガン発信してくれるのが良いのでしょうが、それが苦手だったり、ストレスになってしまったりするのであれば、目的はまず良い作品を作ってもらうことですから、そちらを優先してもらう

『なぜアーティストは生きづらいのか』より引用

ぼくなんかは写真のセンスがなさすぎるのでインスタはやってません(笑)

向いてないことは断捨離!

 

でもブログは向いているのでしょうね。

今やそれなりのパワーをもって、バンドのスポンサー獲得に一役買っていたりします。

関連記事:アマチュアバンドでもスポンサーから資金提供を受けられる!その方法と考え方

 

とは言え、向いている道を見つけるのは「とにかくやってみる」ということが必要になってくるというパラドックスもありますね…。

この辺はAI(人工知能)とかのテクノロジーに期待したい。

 

『なぜアーティストは生きづらいのか?』は心の時代に必要な良書

今回は本書について「個性的なアーティスト自身は現代においてどうふるまうべきか?」という切り口でご紹介しました。

 

しかし、本書の主題は「個性的なアーティストを支える環境とは何か?」ということです。

これは多くの人に持ってほしい視座ですね。

  • アーティストとの付き合いに悩んでいる音楽業界人
  • 身近に発達障害の人がいて悩んでいる
  • 自分が発達生涯で悩んでいる
  • 自閉症スペトクラムってなに?

どの立場にある人にとっても学びが多い内容になっています。

 

特にSNS時代の現代のおいて、人間関係は複雑化し、より心の問題が顕著な時代です。

ゆえに発達障害に対する理解は現代のマストリテラシーといっても過言ではないかもしれません。

基本的に対談形式で進んでいくとても読みやすい本なので、読書が苦手な人でも読めますよ。

ぜひ、みなさんも読んでみて下さい!

 

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Kindleはスマホアプリ(無料)で読めますよ。

この機会にどうぞ!

 

 

 

 

それでは!

 

 

 

 

ところで俺、まちがってねぇよな?