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俺、まちがってねぇよな?

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月間350万PVブログの編集長に聞いた「メディアはPVが全てじゃない」理由が意外だった

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どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。

 

先日、「スタジオラグへおこしやす」というブログの編集長、中尾さんとお会いする機会がありました。

「スタジオラグへおこしやす」は現在、月間で350万PVをほこるバンドマン/ミュージシャン向けの音楽ブログでは日本最大級のブログ(メディア)です。

 

色んな話になったのですが、特におもしろかったのが「ウェブメディアはPVが全てじゃない」という話。

いや、ラグはPVすごいじゃないか(笑)

 

でも中尾さんがおっしゃるその理由が、今までのブログ論、メディア運営論とは一線を画すものだったのでご紹介したいと思います。

PVが増えた今だからこそ、なんですよね。

 

なかなかこういった観点で運営しているメディア編集者もいないんじゃないかな?と思います。

個人ブロガーやウェブメディアをやっている人は参考になると思いますよ。

 

マネタイズ論として語られる「脱・PV至上主義」

そもそも世の中的に「脱・PV至上主義」の流れが生まれてきたのはウェブメディアの「マネタイズのトレンド」が変わったからです。

かつてブログマネタイズの主流と言えば、グーグルアドセンスに代表されるアドネットワーク。

画面に表示されるバナー広告(画像広告)ですね。

バナー広告がクリックされるとメディアにお金が入る仕組みなんです。

 

それがスマホが流行ると同時に広告単価が下がり、思ったように収益があげられなくなりました。

とって代わるように流行りだしたのが、オリジナルグッズ(やデジタルコンテンツ)を売る物販ビジネスやサロンなどのコミュニティビジネスです。

 

物販やサロンで確実に収益を上げるために必要なのはそのメディアにどのくらいファンがいるか?です。

つまり「広く浅く」のメディア運営から「狭く深く」コアなファンを増やすようあメディア運営が求められました。

そのため「もうPVなんて追い求めもしょうがない」という意見が生まれたんです。

 

つまり「PVを増やすか否か?」という議論は常にマネタイズの都合によって議論されてきました。

しかし中尾さんがいう「メディアはPVが全てじゃない」という理由はマネタイズとは関係のないものだったのです。

 

スマホに時間がとられるバンドマン

中尾さんは「スタジオラグへおこしやす」の運営の傍ら、音楽スタジオスタッフとして常にバンドマンやミュージシャンと接しています。

その中で気になったのが「「スタジオラグへおこしやす」を見ているせいで楽器を弾く時間が減っているのではないか?」ということ。

 

ちょっと冗談みたいな話ですが、コレ、考えると根深い問題ですよ。

 

中尾さんは実感としてバンドマンがスマホに時間をとられていると感じているそうです。

スマホの中には無限のコンテンツがあります。

ですがその質は様々。

快楽的で消費的なコンテンツもあれば、思考的なコンテンツもあります。

多くの人は消費的なコンテンツに没入してしまいがちです。

ホラ、みなさんも見る必要のないLINEニュースをついつい見ていることありませんか?

 

つまるところ中尾さんはメディア運営者として「安易にPVを増やそうとする行為はユーザーのスマホ依存を助長するだけではないか?」という危惧があるんです。

メディア運営者の方ならわかると思いますが、PVを稼ぐコンテンツってえてして消費的なコンテンツであることが多いですよね。

 

バンドマンを例に考えるとわかりにくいかな?

ちょっと例えを変えてみましょう。

 

みなさんの周りにも「ただ意識が高いだけで何も行動しないノウハウコレクター」っていませんか?

「起業する!」って言ってたのが10年前、みたいな(笑)

 

バンドマンがブログばっかり見て、楽器を練習しないっていうのもまさにそれです。

中尾さんは肌感覚でそれが起こっていると感じていると。

そしてそれにラグが加担しているのではないかと心配しているんです。

マジメですね!w(←ほめてる)

 

これを回避するためにラグでは今後、PVを追い求めるフェーズから「いかに満足度が高い、質の高いコンテンツを提供できるか?」を考えていく方向へいきたいそうです。

メディアのマネタイズでなく、メディアの社会的意義にまで考えを巡らせた結論です。

 

このように「PVを増やすか否か?」という議論において、中尾さんはかつてのそれとはまったく違う考えから「否!」という結論に至っています。

これは「ネットは悪なのか?」というところまで議論を飛躍させることができるとても面白いテーマです。

メディア運営者の方はぜひ考えてみて欲しいですね。

おそらく自身のスタンスによって答えは様々でしょうから、おもしろいですよ。

 

「スタジオラグへおいでやす」はあくまでスタジオラグのオウンドメディア(自社メディア)です。

バンドマンたちが楽器を一生懸命練習して、スタジオを使ってくれて、音楽シーンを盛り上げてくれて初めて意味があります。

ですから中尾さんのこの考えは至極真っ当な意見だと、ぼくは納得してしまいました。

 

「俺、まちがってねぇよな?」はどうする?

これを受けて、ぼくもこのブログの運営を色々考えさせられました。

正直まだ「PVを増やす段階」なのでPVは追い求めますが、少なくともワイドショー的な消費コンテンツでなく「読者に行動を促すブログ」でありたいなと思います。

 

具体的には「自分が行動する姿を見せる」ことだと思います。

ぼくはヘイシーズというバンドをやっているのですが、いくつかそのバンドでやっている施策を公開しています。

例えば、こんな記事。

ぼくのインディーズバンドのMVが再生回数1000回突破!けど、このキビしい現実をみてよ・・・ 

 

 

なかなかの体当たりでしょうw

このように晒していくことで「自分にもできそう!」「これはやめて他を考えよう・・・」とか読者がポジティブな行動をとってくれることを期待したいですね。

 

また1人のユーザーとしても考えさせられました。

ぼくも一時期は50コぐらいベンチマークしてブログを読んでたんですよ。

(参考記事:月に90記事ブログを書いた僕が常にチェックしているサイトやブログ60選

これはブロガーとして必要な段階だったと思いますが、今はだいぶ読む量が減りました。

っというかネット上で受けるコンテンツって「体をはって、コストをかけて作った記事」だったりするんですよね。

ですからネット上の情報をキュレーション(選んでまとめる)だけしていても、質の高いコンテンツはつくれません。

(それはそれで楽しんですけどね)

 

かつて寺山修司が「書を捨てよ、街へ出よう」と言いましたが、さながら「ネットを切ろう、街へ出よう」といった感じ。

今風に言うと「デジタル・デトックス」は自分の生活を守るため、またクリエーターは良い作品を作るための必須スキルなのかもしれませんね。

 

 

今回、中尾さんとお話しさせてもらって改めて「ぼくはブログを通して何がしたいんだろう?」と考えさせられました。

非常に価値がある思考だと思うので、ブロガーのみなさん、ブログ運営者のみなさんもぜひ考えてみてください。

 

それでは!

 

 

 

 

ところで俺、まちがってねぇよな?

 

 

 

 

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